アメリカンSUVの代名詞、ジープの グランドチェロキーに試乗!!


ジープブランドの旗艦、グランドチェロキーがジツに10年ぶりにフルモデルチェンジ。グランドチェロキーはジープファミリーにあってどんな道でもバッチコイ(死語?)系のラングラーとは対称のラグジュアリー系SUVモデル。画像クリックで拡大

クルマを見て、お!! 旧き良き時代のアメ車っぽいと思った方ご名答。かつての大人気車種、SJ型ワゴニア(1974-1983年)がデザインモチーフになっており、ビンビンに反応してしまう方はかなりのアメ車好きとお見受けいたす。

さて、現在のグランドチェロキーである。日本に導入されるグレードはリミテッド、Lリミテッド、Lサミットリザーブ、PHEVのリミテッド4xe、サミットリザーブ4xeの5つで、グレード名にLが付くと3列シート、7人乗りになる。

お値段4ケタ万円を超える最上級グレード、Lサミットリザーブ(1132万円)は2列目に独立したシートを持つ6人乗りモデル。

そして今回は2列シートのリミテッドを試乗。

ちなみに2列シートモデル、ジツは3列シートモデルよりも全長が短いのだ。Lのつくグレードは3列目を設けた分、その分だけキチンと全長は長くなっており、その数値は5200mm。対して2列シートの標準ボディは4900mmとなっている。日本に先に導入されたのは3列シート車の方だ。

ヤッコラショと運転席に陣取る。筆者の個人的な感覚で恐縮だが、このテのクルマはAピラーやBピラーに掴まるところ(ハンドグリップ)があったほうが乗り降りは確実にしやすいと思う。

残念ながら試乗車にはそれがなかったこともご報告。インパネは傾きを把握しやすいよう、水平基調のモノ。なおこのオーソドックスな水平基調のデザインは今アメリカで流行っているとかいないとか。

中央には10.1インチのタッチスクリーンで、ナビはアップルカープレイ、アンドロイドオートに対応している。またすべてのモデルには新世代の車載通信モジュールが採用され、VICSはもちろん天気予報まで取得できる。

シートはさすがにゆったり。全モデルにフロントのパワーシート、前席と2列目までのシートヒーターは標準装備と快適仕様。スピーカーはサミットリザーブ以外にはアルパイン製、サミットリザーブはマッキントッシュのソレが装備される。

試乗車に搭載されたパワーユニットは縦置された2リッター4気筒ターボ。

ちなみに3列シートモデルは3.6リッターのV6だ。いずれもレギュラーガソリン対応というのが魅力。

スペックは試乗車の直4が272PS/400Nm、V6が286PS/344Nmと数値だけならば大差なく、排気量で走らせるフィーリングはV6の方が「らしい」かもしれないが、動力性能という面では直4で十分以上。ミッションは8AT。シフトはダイヤル式。

写真は本国仕様のサミットリザーブ。

閑話休題。走りの方は2tを超える車重なれど、3列シートモデルよりも約100kg軽いし8ATとの相性もいいから高速でもラクショーなクルージングが可能。

アメ車だから燃費はどうよ、と言われそうだが、120km/h巡行だと燃費の上がりが悪く、110km/h付近が一番いい印象だった。100km/h付近だと7速と8速を行ったり来たりしてしまう。

110km/h付近だと8速にキチンと入り、エンジン回転は2000rpmくらい。今回は街中5割、渋滞2割、高速3割の割合で200km以上走った結果、メーター表示の燃費が11.8km/Lを記録。

未試乗だが、ラインナップにあるPHEVモデルだと、低速域でのトルクはあるはずなので、パンチのある加速感を好むならばそちらの方がベターな選択肢なのかもしれないが価格が1037万円からとなっている。悩める貴方が羨ましい!!

ジープ グランドチェロキー リミテッド


価格 892万円から
全長×全幅×全高 4900×1980×1810(mm)
エンジン 1995cc直列4気筒
最高出力 272PS/5250rpm
最大トルク 400Nm/3000rpm
WLTCモード燃費 未公表

ジープ https://www.jeep-japan.com/
問 ジープフリーコール 0120-712-812

  • 自動車ライター。専門誌を経て明日をも知れぬフリーランスに転身。華麗な転身のはずが気がつけば加齢な転身で絶えず背水の陣な日々を送る。国内A級ライセンスや1級小型船舶操縦士と遊び以外にほぼ使わない資格保持者。