【モノ・マガジンTV】
コックピットと腕時計 vol.3

Cockpit Historia

第3回:「コックピット」におけるパイロットの視野環境


「Cockpit Historia」は『モノ・マガジン』で好評連載中「モノ進化論」の著者、早稲田大学の原克教授が、飛行機のコックピットについてだけを12回に分けて語る、なんともマニアックな企画です。第3回はコックピットの視野環境にスポットを当てます。内容は「パイロットが飛行中に現在位置を知ることは安全に空を飛ぶために絶対に欠かせない条件」「それを知ることは飛行することの本質」「かつては計器盤を見ること、機外の景色を見ること、パイロットがこれらを目視して確認することが必要だった」「視線移動装置、眼球移動計測器によってパイロットの正面視界で、両目感覚2.5インチより幅の広い障害物を配置してはならないことがわかる」「サン=テグジュペリ『夜間飛行』に見るコックピットの視野環境」です。

原克(Katsumi Hara)

早稲田大学教授。専門は表象文化論、ドイツ文学、都市論。1954年生まれ長野県出身。『流線形の考古学』(講談社学術文庫)、『騒音の文明史』(東洋書林)、『サラリーマン誕生物語』『OL誕生物語』(講談社)、『身体補完計画』(青土社)、『気分はサイボーグ』(角川学芸出版)、『ポピュラーサイエンスの時代』(柏書房)他著書多数。

Spirit of Sinn

第3回:人気の「556」シリーズのバリエーション


ドイツの特殊 時計会社Sinn(ジン)の現行モデルについてをSinnのフラッグシップ店であるジン・デポ渋谷の店長、小出清孝さんが毎回紹介していきます。今回紹介するのは、過去2回に紹介した「model.556.A」と「model.556」以外の556シリーズのバリエーションです。内容は「今非常に人気の高いmodel.556.Aの赤針バージョン、model.556.A.RS」「同じくmodel.556の赤針バージョン、model.556.RS」「どちらもケースがサテン仕上げで、程よいツヤ感を楽しめる」「シースルーバックでありながら、防水性能は20気圧、200m防水」「ドイツ工業規DIN8309をクリアしていて4,800A/mという耐磁性を持っている」「カラーバリエーションでブルーのカラー文字盤のmodel.556.I.Bは、サンレイ(サンバースト)仕上げで非常にきれいな光り方をする」です。

小出清孝 (Kiyotaka Koide)

ジン・デポ渋谷店長。
1986年ジンが日本に初上陸と共に携わり始め、今日にいたる。

今回の時計


model.556

【ムーブメント】
SW200-1(自動巻/26石/28,800振動)
【機能】
時・分・秒(センターセコンド)
デイト表示
【ケース・ベルト】
ケース:ステンレススチール
風防:両面無反射サファイアクリスタル
リューズ:ねじ込み式
裏蓋:サファイアクリスタル、ねじ込み式
防水性能:20気圧防水
負圧耐性
【サイズ・重量】
ケースサイズ:直径38.5mm×厚さ11mm
重量:65g(ベルトを除く)
ベルト幅:20mm
税込価格26万4000円(税別価格24万円)

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