田村装備開発にボスゲリラが突撃取材!
定番アイテムから今クラファンで話題の「守護臣」まで、注目のアイテムを体験&田村代表へ直撃インタビュー!(前編)


事件、事故が発生した場合、個人や企業ではその対処は敏速に対応するこは難しい。日頃の危機管理に関する訓練や知識が重要になってきた時代である。こうした対策を専門に仕事として対応している「田村装備開発」は危機発生時の対策やオリジナル装備開発、発売などを行っており、田村代表取締役に仕事の内容や商品開発などをインタビューしてきた

田村装備開発では独自でオリジナル商品を製作、販売をしており、自衛官や警察官などからの評価も高い。訓練なども実地している

 埼玉県の郊外にある田村装備開発はショップというより、訓練施設という印象が強い。田村氏の経験を元に製作された装備品を製造、販売している。田村氏が起業した切っ掛けや現在の仕事の流れを聞いてみた。
田村氏「以前は埼玉県警察機動戦術部隊(RATS)に所属して活動しておりました。2008年の12月に警察官を退職し、その頃から自分で好きな装備品を製作したいと思っていました。とりあえず、出来るだろうと思い、自宅の6畳間をベースに会社を始めました。起業した頃はグローブだけを製作、販売していましたが、その後はスリングなどを製作しました。最初にグローブを製作した理由は、HATCHというメーカーのグローブが好きで、拳銃が撃ちやすくて良かったのですが、1か月で破けてしまうという欠点があったんです。そこで、自分で使いやすくて耐久性が高いグローブを製作したいと思っていたわけです。それが装備品を開発した切っ掛けでもあります。

グローブやベルトなどスタッフの経験を元に製作されているため余計な機能が無く実戦向きなのが特徴。

 その後、1人で活動していたのですが、スパイキーという護身術の講習会に参加した時に講師で長田さんがいて、イスラエルの武術などを教えていました。そこで長田さんと意気投合して、一緒に活動するようになりました。現在は8人で活動しております。
ボス「田村装備開発ではどのような方が訓練を行っているのでしょうか?」
田村氏「自衛官が6割で他は民間人や警察官です。民間人は海外出張に行くので護身として訓練を受けたいという方が多いです。後は趣味として訓練を受ける方がですね。
ボス「今年は新製品は開発しているのですか?」田村氏「今年はCQBタクティカルベルトにパットを装備したものを開発しています。大きくはなるのですが装備品を保持したりできるのでお勧めです。腰回りが充実していれば安心です」
ボス「田村装備開発では各部門があるそうですがどのような活動しているのでしょうか?」
田村氏「まずは装備品を開発する部署があります。これは、最初にサンプルだけを製作します。テストを繰り返した後に製品化という流れなります。製作する場合は担当者を決めます。他のメンバーの意見を取り入れてしまうと、訳が分からないものが作られてしまうので…(笑)。装備品に関しては1人が責任を持って製作するという感じです。意見は聞いて良いと思うものは取り入れますが、イヤだと思ったら上司でもハッキリ断りますから、本当に自分が好きなものを作りましょうというのがコンセプトになります。

 訓練部門は夜戦やCQBなどフラッシュライトを使用した訓練などをしております。これも各講師が好きなことを教えます。実際に何が正解というものが無いので、生徒は講師に教えてもらったものをマネします。各講師が違う教え方をしますが、生徒が自分に合ったものを探してくださいという流れでトレーニングを行っています。
 警備部門では主にボディーガードを行っております。詳しい内容はお話できませんが、このような仕事も受けています。さらに探偵業があります。探偵というと浮気調査が多いですが、私たちの探偵業はこの手の仕事は受けていません。チョット危ない方の調査です。普通の隠れ方とは違い、数日間山の中にギリースーツを着て隠れるという仕事があります(笑)

クランドファンディングで大好評だった「守護臣」は素人でも戦える護身用具。年内に発売予定

ボス「守護臣という護身具を発表されていましたが、これはどのようなものなのでしょうか?」
田村氏「さすまたという器具がありまして、暴漢などを取り押さえるためのアイテムです。これよりも良いものを製作しようという話になり、この時にYouTubeでさすまたが使えない動画を投稿したんですが、これが100万回見られたのには驚きました。その時にコメントで田村さんが良いと思うものを製作したらどうでしょう?という意見が複数ありました。今まではさすまたを改良したものを考えていたのですが、さすまたではなく、全く違うものを製作すれば良いのでは?と思ったのです。すぐに段ボールで型を作り、カイデックスで試作品を作り、。開発期間は2日でした(笑)大体、どのような形すれば良いと分かっていたので、スムーズでした。コンセプトは素人でも強くなれる!ということで。単純に棒、楯という分かりやすい構造になっています。
ボス「早速、実戦してみたいのですがよろしいでしょうか?
田村氏「やりまししょう!」

オプションでフラッシュライトを装備可能で、実用性が高い。向かってくる相手に対してライトを投射することで、戦意を喪失させることが可能

後半につづく…

  •  ガン業界の革命戦士として活動するミリタリー、エアガンのライター。現在、月刊『コンバットマガジン』でエアガン、サバイバルゲーム記事を担当。エアガンメーカーの商品プロデュースや自社でカスタムパーツを開発、販売を行うトイガンショップBURST-HEDADオーナー。サバイバルゲームチームであるゲリラリラ軍団、ウピウピ隊のプロデュースを行いYouTubeにて「ウピウピチャンネル」を開設し、エアガン、ミリタリー情報を発信をしている。https://twitter.com/BossGerira