人命救助にも貢献する自衛隊トラックが1/35プラモデルで登場!

自衛隊によって運用される汎用トラックがプラモデルになって登場する。アオシマ(青島文化教材社)が7月に発売予定の「3 1/2tトラック」は、ミリタリーモデルではおなじみの1/35スケールでモデル化され、日本各地で活躍する姿をリアルに再現できる。

1/35ミリタリーモデルキットシリーズの第一弾は、自衛隊のワークホース

 かつては「73式」と呼ばれていた陸上自衛隊の大型トラック。現在は「3 1/2t」と名称が改められている。この名称は標準積載量を表し、「3トン半」と呼ばれることが多い。汎用性が高く、走行性能にも優れている3 1/2tは、陸上自衛隊のすべての職種に配備され、海上&航空自衛隊でも運用されるなど、極めて高い信頼性を獲得している。災害現場に派遣されるケースも多く、このトラックをテレビの報道番組などで目にしたことがある人も多いはず。もちろん、国内の公道でも見かける車両だ。

 旧名称からわかるとおり、1973年に導入された車両であるが、その後は度重なる改良が施され、現在はSKW-477型が最新の型式になる。今回アオシマからリリースされる3 1/2tトラックもそのSKW-477型をモデルしたもので、全長約20cmにスケールダウンした車体はリアルに仕上げられている。

 アオシマの3 1/2tトラックは、車体が実車のイメージそのままにモデル化されることに加え、完成後も数々のギミックを楽しめるのも特長の一つ。キャビンと荷台は幌を装着した状態、あるいは外した状態のどちらにも再現可能で、前輪のステアリングは動かせる。さらにリヤのアクスル(サスペンション)も疑似的に可動するため、実車の持つ不整地走行性能の高さが模型を通じて理解できる。タイヤは実車同様のゴム製を採用。トレッド面のパターンもリアルに再現されている。

 ミリタリーモデルのリアルさをアップするのに欠かせないフィギュアも2体付属する。また、既存の1/35スケールフィギュアを組み合わせてより実感を高めることも可能だ。車体の組み立てだけでなく、フィギュアや小物類の塗装にも腕の振るいがいがありそうだ。

 完全新規金型で製造される1/35ミリタリーモデルキット「3 1/2tトラック(SKW-477)」は組み立てキットでの発売となり、組み立ての際には塗料などが別途必要になる。以前に比べれば自宅で過ごすことが多くなっている現在、精密なミリタリープラモデルの製作にじっくり取り込み、完成後は鑑賞を楽しむというのも、充実した休日の過ごし方といえるだろう。

キャビンと荷台の幌を外した状態。これだけでも模型のイメージが大きく変化する。車体各部の灯火類や反射材にはクリアパーツが使用されている。

車体底部の作り込みにも注目。前輪は左右に動かすことができ、後4輪を支えるアクスルは実車同様に可動する。これを利用して、不整地を走るジオラマでの再現も可能だ。

キットに付属する車長と操縦士2名のフィギュア。その後ろに装備される消火器も精密に再現されるなど、1/35スケールながら、細かい部分の表現にも抜かりはない。

3 1/2tトラック(SKW-477)
スケール:1/35
価格:7480円
全長:約180mm
全幅:約70mm
全高:約88mm
パーツ点数:約300
2021年7月発売予定

写真提供:青島文化教材社

AOSHIMA:http://www.aoshima-bk.co.jp/
製品紹介ページ:https://www.aoshima-bk.co.jp/special/article/4905083058909/

長谷川 敦(Atsushi Hasegawa)
  • RC(ラジコン)カーの記事を中心に、模型や実車などのメディアで編集・執筆を行うフリー編集者兼ライター。余暇のほとんどを競技用RCカーの走行や整備に費やす立派な(?)ラジコン廃人。9割以上がラジコンの話題で埋め尽くされるブログ「すべては12分の1のために」は、ごく一部の読者に好評継続中。
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