【コヤマタカヒロの家電スタジアム】
  新型ロボット掃除機「ルンバi3/3+」を徹底チェック(後編)

新型ロボット掃除機「ルンバi3/3+」を徹底チェック(後編)
掃除したい部屋の壁際にルンバをセットした。

前回に続いてロボット掃除機「ルンバi3/3+」を実際に使って、徹底チェックしていきたいと思います。基本機能は他のモデルとの違いを紹介した前回の記事(リンク)はこちらです


スマートフォンアプリからで手軽に使える


使用するには、まず、部屋の隅にクリーンベースを設置します。そこにルンバを置いて充電を始めましょう。その間にスマートフォンにiRobotアプリをインストールし、ルンバを登録しておきます。充電が完了したらアプリの「清掃する」ボタンを押して掃除をスタートします。


新型ロボット掃除機「ルンバi3/3+」を徹底チェック(後編)
スマホアプリをインストール。掃除がスタートできる。


前回解説した通り、「ルンバi3/3+」は上位モデルとは異なりカメラは搭載していないため、室内をマッピングすることはありません。センサーが室内の状況を判断し、壁を見つけてそこからバスが走り壁にぶつかると折り返しながら掃除をしていきます。

以前のルンバでは壁や障害物にガンガンとぶつかりながら掃除していく、という印象がありましたが、走り方が変わったこともあり「ルンバi3/3+」はそれほど家具にぶつかるイメージはありませんでした。とはいえ家具を避けすぎて周辺が掃除できないということもなく、テーブルの脚や壁際などもしっかりと掃除していきます。

新型ロボット掃除機「ルンバi3/3+」を徹底チェック(後編)
ゴム製のデュアルアクションブラシがしっかりとゴミを吸い込んでくれる。


毛足がそれほど長くないラグなら問題なく乗り越えられますし、レーダータイプのロボット掃除機とは異なり、本体上部に突起がほとんどないため、ソファーの下や棚の下などもするすると入って掃除することができました。

ゴミの吸引性能も非常に高い印象です。走行した部分のゴミは比較的しっかり回収しており、目立った取り漏らしは、ほとんどありませんでした。汚れが強いところを通過するときは立ち止まってしっかり吸引したり、テーブルの脚の周りなどはぐるっと一周して、足の周りのゴミも搔き出してきれいにしてくれます。


大きな不満はないが動作音が大きい点は気になった


一通り部屋を掃除すると、ルンバはクリーンベースに戻ります。そして吸い込んだゴミをクリーンベースが吸引して一連の掃除は終了です。

新型ロボット掃除機「ルンバi3/3+」を徹底チェック(後編)
クリーンベースに搭載されている紙パック。2ヶ月分入る計算。


実際に使って気になったには動作音がそれなりに大きいことです。吸引音と、サイドブラシの回転音が大きめなので、掃除しながらテレビを見たり、食事中やリモートワーク中に使うのは厳しそうな印象です。また、掃除が終わってクリーンベースに戻るとゴミを吸引するのですが、この音がさらに大きいのが気になりました。アプリ側の制御などで、夜間は吸い込まない、ルンバのダストボックスが満タンになるまで吸い込まないなどの設定があるといいと感じました。

ただし、このルンバを使う時間はスケジュール機能を利用することにより自由に設定可能。さらに、アプリを利用することで不在時に外出先から掃除を実行することもできます。

ロボット掃除機にとって最も大切なゴミの吸引性能は十分に満足できるレベル。そして室内を隅々まで回って、部屋の端や家具のそばにあるゴミもしっかりと吸引することができました。


新型ロボット掃除機「ルンバi3/3+」を徹底チェック(後編)
アプリから掃除した結果が見られる仕組み。


満足感の高いロボット掃除機


では様々な製品が登場しているロボット掃除機の中で「ルンバi3/3+」はどうなのだろうか。クリーンベースがついた「ルンバi3+」の価格は9万9800円、ルンバのみの「ルンバi3」は6万9800円(どちらもオンラインストア価格)です。

せっかくライブ7クリーンベースがついた「ルンバi3+」がおすすめです。約10万円の価格は高いと感じるかもしれませんが、クリーンベース付きでゴミ捨ての手間が省けるのは非常に大きなポイント。

ワンフロアが広いマンションなどに住んでいる場合は、各部屋をまたいで掃除できる上位モデルが魅力的ですが、基本的にLDKだけを掃除する、といった使い方なら「ルンバi3/3+」が向いています。もちろんルンバだけを持ち運んで他の部屋を掃除させることも可能です。

クリーンベース付きで10万円を割る価格は魅力的だと言えそうです。

コヤマタカヒロ
  • デジタルガジェット&家電ライター。大学在学中に男性ファッション誌でライターデビューした後、PCやデジタルガジェット、白物家電を専門分野として執筆活動を展開。家電のテストと撮影のための空間、家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。米・食味鑑定士の資格を所有。モノ系以外にビジネス記事やインタビューなども手掛ける。執筆以外に企業のコンサルティングやアドバイザーなども。
  • https://community.camp-fire.jp/projects/view/208602