参鶏湯にフライドチキン、“マンドゥ”も!
恵比寿にネオ大衆韓国料理専門店

2021.04.11
参鶏湯にフライドチキン、“マンドゥ”も!
「CLASSIC参鶏湯」の看板メニュー「クラシック参鶏湯」。

K-POPや韓流ドラマなど、韓国の魅力を感じるものは身近にたくさんありますが、コロナ禍では韓国への旅行はまだまだ現実的ではありません。せめて気分だけでも……と思っている人に朗報。リーズナブルに韓国グルメが楽しめる韓国料理専門店「CLASSIC参鶏湯」が恵比寿にオープンしました。

参鶏湯にフライドチキン、“マンドゥ”も!
ガラス張りのキッチンに大きな寸胴鍋があり、丸鶏を煮込んでいます。

店名の通り、看板メニューは参鶏湯。看板もおじさんが頭に丸鶏をのせたイラストが目印。なかなかのインパクト。シュールです。お店のコンセプトは「大人が楽しむ“モダン韓国空間”」。ガラス張りのキッチンで、大きな鍋で丸鶏を煮込んでいます。

看板料理の「参鶏湯」は10時間以上煮込んでいて、箸で簡単に骨が外れるほど、ホロホロの状態。鶏の旨味がしっかり出た「クラシック参鶏湯」は、丸鶏の中にお米とニンニクが丸々1個、そして乾燥ナツメが入っています。さっぱりした味わいで、塩、胡椒で自分の好みに味付けして楽しめます。

参鶏湯にフライドチキン、“マンドゥ”も!
濃厚な味わいのオリジナル「ヒョンデ参鶏湯」もあります。

もう一つ、お店オリジナルの「ヒョンデ参鶏湯」もあります。こちらは「クラシック参鶏湯」で使用している鶏ガラスープをさらに煮詰めて、“超濃厚鶏ガラスープ”を作り、長時間煮込むことでさらに凝縮された鶏の旨みがスープに入り込み、“超濃厚参鶏湯”に。特製の酸味が利いた唐辛子ダレをつけて食べることで味がまとまり、今までにない参鶏湯に変化します。青唐辛子、豆腐、大和いものとろろ、小梅といった4種のトッピングを合わせれば、さらなる味の変化が堪能できます。

参鶏湯にフライドチキン、“マンドゥ”も!
入口近くのカウンターで「マンドゥ」を蒸しています。

数人で鍋をつつくというのは、コロナ禍ではなかなか難しいですよね。ということで、現在、お店では、人数に合わせて取り分けてくれるサービスも行っています。じっくり煮込んだホロッと柔らかい参鶏湯を安心して味わえます。ちなみに、丸鶏というと量が多いように思いますが、さっぱりしていて、意外とサラッと食べられるので、ここにきたらぜひオーダーしておきたいですね。

参鶏湯にフライドチキン、“マンドゥ”も!
蒸籠で蒸した韓国餃子「マンドゥ」は熱々をぜひ!

そして、もう一つ、ぜひ食べておきたいのが、「マンドゥ」。あまり聞いたことがないという人もいるかもしれませんが、簡単にいうと韓国餃子のこと。韓国では、蒸して食べるのが一般的で、マンドゥ専門店もあるほど一般的。日本の餃子とほぼ同じで、豚肉やニラの入った具を薄い皮で包み、蒸し上げたものを特製のタレに付けたり、キムチと一緒に食べたりします。お店の入口近くで蒸籠を積み上げて蒸していて、この香りの誘惑に負けることをおすすめします。

参鶏湯にフライドチキン、“マンドゥ”も!
韓流ドラマなどにも登場する韓国のフライドチキンも4種そろっています。

もう一つ、アルコールのお供に注文しておきたいのが、オリジナルフライドチキン。実は、韓国ではチキンをよく食べていて、フライドチキンの専門店もかなりたくさんあります。日本でも韓国から上陸したフライドチキン専門店が増えていますが、「CLASSIC参鶏湯」で食べられるのは、韓国チキンの代表的な味の甘辛い「ヤンニョムチキン」や、ここ数年人気が高い、甘いチーズのパウダーを使った「スノーチーズ」、唐辛子やスパイスが強い、辛口の「ブルダック」、ザクザク、カリッとした食感の「プレーン」の4種。ビールはもちろん、マッコリなど韓国のお酒とも相性抜群です。

参鶏湯にフライドチキン、“マンドゥ”も!
ごま油と塩で味付けしたご飯で作る、韓国の巻物「キンパ」
参鶏湯にフライドチキン、“マンドゥ”も!
「チャプチェ」は、春雨と具材が別々に並べられていて、目の前で混ぜるスタイル。

ほかにも、茹でた豚肉を熟成させた「ポッサム」や、目の前で混ぜて仕上げる「チャプチェ」、鰻を使った「鰻キンパ」など、そこここに「CLASSIC参鶏湯」らしいエッセンスの入った料理が味わえます。本場韓国とはちょっと違いますが、韓国気分が感じられる「CLASSIC参鶏湯」で、気軽に韓国グルメを楽しみませんか。

店名:CLASSIC参鶏湯
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-13-2 サンキビル2F
電話:03-6455-0376
営業時間:17:00~24:30(LO24:00)※現在は短縮営業中で~21:00(LO20:00)
定休日:なし

  • 好奇心旺で、食べることが大好き。新商品や限定品にめっぽう弱く、ジャンルを問わず常に情報を集めてはトライ。地方の食材や調味料も発掘も楽しんでいます。また、北欧、特にフィンランドが大好きで、現地の蚤の市などではヴィンテージハントにハマっています。サウナも好きで週1~2回のサ活中で、フィンランドでは念願のサウナから湖へのダイブを体験。日々、美味しいものを求めながら、北欧雑貨とムーミンに囲まれて暮らしています。

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