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第２次世界大戦において、撃墜王はドイツのノボトニーをはじめ、ヨーロッパ戦線で活躍した欧州各軍のエースパイロットが多い。そんな戦う男たちに想いを馳せながら米軍のフライトジャケットとはひと味違うレアものを紹介しよう。
映画「トップガン マーヴェリック」の大ヒットで、米軍のフライトジャケットが俄然注目されているが、実は世界中の空軍でもそれぞれにフライトジャケットは採用されている。歴史的には米軍より、初期のフライトジャケット（飛行服）を牽引していたのは、ヨーロッパ。当時は上下分離式の２ピースのフランス式と、ワンピースのカバーオールタイプのイギリス式が主流で、そのデザインは各国が採用する飛行服に影響を与えた。また米軍の飛行服とは違いＢ-3やＭＡ-1といった型式がなかったのでイマイチ世間での知名度はあがらなかった。そんなヨーロッパ各国のフライトジャケットも、今では機能性に優れた米軍の影響を受けるようになり、根強い人気を誇る革製のジャケットに、ＭＡ-１デザインをインスパイアしたフライトジャケットも数多くつくられているが、そこはスタイリッシュなヨーロッパ各国のプライドなのか、フライトジャケットのカラーリングや、ポケットの位置や形状など独自のディテールやデザインを施し差別化を図っている。フライトジャケットの素材も革から布、化学繊維へと変化している今、独自の進化を続ける欧州のフライトジャケットにも注目しよう！
MORGAN MEMPHIS BELLE
モーガン・メンフィスベル
R.A.F. IRVIN イギリス空軍TYPE(BROWN)
SHEEP SKIN/羊毛皮（ムートン）
価格9万8000円
第２次大戦時に英空軍が採用したアービン・ジャケットを忠実に再現。ウエストベルトや袖口の内側に手首の動きがスムーズな長めのカフスジッパーが付いたデザインが特長。上質のシープスキンとムートンで保温力も抜群。
MORGAN MEMPHIS BELLE
モーガン・メンフィスベル
フランス空軍タイプ
フレンチボマー(NAVY)
LAMB SKIN/羊皮革
価格4万5000円
軽量で柔らかいラムスキンを採用したスタイリッシュなボマージャケット。内側のポケットには緊急用のベストを収納（1970～1980年代に仏空軍が使用）。機能的かつ現代風にすっきりしたシルエットにアレンジしている。
MORGAN MEMPHIS BELLE
モーガン・メンフィスベル
ドイツ空軍TYPE(GRAY)
COWHIDE/牛皮革
価格3万9500円
MA-1タイプのシルエットにハイネックのリブスタイルが特長。厚めのカウハイドレザー製なのでモードなスタイルにも◎。左袖にシガレット、胸部には縦型のジップポケットを装備。インナ―のオレンジにも思わずニヤリ！
製品についての問い合わせはすべて、中田商店アメ横店 ☎03-3831-5154 まで。
文／モノ・マガジン編集部
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