【モノ・マガジンTV】
Cockpit Historia
第9回:戦争と平和の円環構造 空中広告機


「コックピット・ヒストリア」は『モノ・マガジン』で好評連載中「モノ進化論」の著者、早稲田大学の原克教授が、当時の飛行機に関するテクノロジーとその時代背景を俯瞰して語る、なんともマニアックな企画です。第9回は「空中広告機(スカイ・ライター)」にスポットを当てます。空中文字を最初に考案したのはイギリスでした。第1次世界大戦時、陸上支援のため上空から煙幕をはる戦術が編み出され、これを平和時に技術的に洗練したものが、空中広告というテクニックです。しかし、この技術にもまた、悪魔の形相が潜んでいたのです・・・。続きは動画でご覧ください。

原克(Katsumi Hara)

早稲田大学教授。専門は表象文化論、ドイツ文学、都市論。1954年生まれ長野県出身。『流線形の考古学』(講談社学術文庫)、『騒音の文明史』(東洋書林)、『サラリーマン誕生物語』『OL誕生物語』(講談社)、『身体補完計画』(青土社)、『気分はサイボーグ』(角川学芸出版)、『ポピュラーサイエンスの時代』(柏書房)他著書多数。

関連記事一覧