【モノ・マガジンTV】
オトナの工場見学
第9回:靴づくりに欠かせない木型を製造する中田靴木型製作所を訪ねる


「モノマガジンTV」連動 レザーソムリエ西牧の工場見学ツアー!!

こんにちは。今日は「YouTube・モノマガジンTV 靴の工場見学 #09 中田靴木型製作所」です。WEB版では文字起こしの解説や裏話など、読んでも楽しい「レザーソムリエ西牧のじっくり動画解説と裏話」を今回もお送りいたします。

今回は靴を製造する上で、欠かせないアイテム、木型(ラスト)の製造工程を紹介します。動画は、靴好きはもとより、今まで靴に興味がなかった方もきっと面白いと思ってくれる内容になっています。靴は木型に合わせて釣り込みをしていきます。とても重要なモノです。釣り込みは「靴の工場見学#02 シブヤ製靴」をみてくださいね!!

今回のアテンドは中田靴木型製作所の中田さんです。中田靴木型製作所は創業104年と、こちらも谷口科学工業所と同じく100年企業です。

では早速工場に入ります。画像は削る前のラストです。これはプラ型と言われるもので靴の量産をする時のラストです。なんだか、ぼてっとしたプラスチックの塊ですが、これを何度かに分けて削っていきます。

特殊な機械で削ります。ラストをグルグル回しながらコンピューター制御で削るのですが、この作業もずーっとみていられる作業です。荒削りから仕上げ前までの比較です。滑らかになってラストの形になりました。

仕上げ工程です。最後は人の手で仕上げます。やすりでミリ単位の修正を繰り返して、ラストは出来上がります。これぞ職人の技ですね。ここで設計が違うと靴の履き心地はもちろん、デザインにも提供を与えてしまいます。100年続いているのは伊達じゃないです。

仕上げ工程です。最後は人の手で仕上げます。やすりでミリ単位の修正を繰り返して、ラストは出来上がります。これぞ職人の技ですね。ここで設計が違うと靴の履き心地はもちろん、デザインにも提供を与えてしまいます。100年続いているのは伊達じゃないです。

そして木型ラストから出る廃材を利用して作られたのが谷口化学工業所さんとのコラボ商品「バランスペイント」です。これ、ハマるとずっと積み上げています。僕は崩れてしまいましたが、みてない時に誰かが、撮影中に積み上げていました・・・。

端材を中田さん自らカットしていきます。決まった型紙などもなく、さくさくカットしていきます。見ているとめちゃくちゃ怖いんですが、躊躇がありません。

ショールームです。このラストの数は圧巻です。ここでは個人で靴を作るお客様や、新しいラストを探しているお客様が木型を選んでいくそうです。ここは中田靴木型さんの財産でもあるんですね。

事務所には中田靴木型さんの歴史がよくわかる資料などがたくさんあります。画像は、小錦さんのラストです。で、でかい!! モノ鈴木さんの顔より大きいラスト・・・。恐るべし、スモウレスラー!!

画像は先ほどの木型の廃材を使用したペンスタンド。個人的に僕は靴のミニチュアを集めたりするのが趣味なので(僕のYouTubeもみてください。https://www.youtube.com/watch?v=2bN32e4AxVw)このアイテムはめちゃくちゃ欲しい・・・。その他にも洋服がかけられるフックなどもありました。

日本では靴業界が縮小しつつあります。靴木型屋も今は数えるほどになってしまいました。しかし、職人の世界を受け継いでいく方々もいることも事実です。中田さんのような若い世代に活躍していって欲しいです。

今回は中々見るとこができない靴木型の製造工程を見学することができました。この木型が靴になる動画や、革を製造する動画もUPしていますので、ぜひ合わせてみてくださいね!!

WEBマガジンでは、工場見学ツアーなど動画配信したものをレザーソムリエ西牧が記事にしてお送りしています。裏話など動画では配信できない情報も提供していきたいと思います。ではまた読んでくださいね!!

関連記事一覧