焼き上がり業界最速「58秒」!!LITHON(ライソン)製、食パン1枚焼専用「秒速トースター」で焼いてみた!!


LITHON(ライソン)

2018年8月にスタートしたばかりの比較的新しい会社だ。社名のライソンは造語「LIFE MARATHON」。生活の中で、より快適に、より長く使える製品作りに思いを込めた社名だ。少数精鋭の機動部隊が作り出す製品は、大手家電メーカーとは方向性が違う、「誰もが喜ぶ商品を作りたい!」と思っていない。えっ、思っていない…のか。目の前に100人のユーザーがいたら、99人はきっと他の会社の商品で幸せに!しかし、「1人」をライソンは幸せにできればと「100人に1人突き刺さればいい」というコンセプトで数々の逸品を作っているのだ。

エジソンラジオトグルトースター 1910年発売

画像提供:おもちゃのまちバンダイミュージアム

LITHONの秒速トースターが発売(2020年)される110年前に、すでにパンを調理する電化製品の原型は世に出ていた。その歴史は意外と古く、1905年にアルベルト・マーシュが長時間熱に耐えられるニクロム線を発見しトースターの素地を作り上げる。その後、家庭への送電電気事業拡大の為、あの発明王「トーマス・アルバ・エジソン」が1910年改良し、電気トースターを発売する(上記画像が当時の製品)。ポップアップ型のトースターは1921年チャールズ・ストライトが発明。エジソンが最初に製品化したトースターは、両面焼くのに約5~6分、手動で表と裏をひっくり返していた。110年前両面焼く5~6分の時間は驚異的に早いことだったに違いない。

秒速トースター

110年後の現在、LITHONは独自開発のクロム線を使い、業界最速「58秒」で焼き上げるポップアップトースターを作ってしまった。カタログ値と実測が同じところに開発者の苦労が見え隠れする!58秒切っているではないか!やるじゃないLITHON!!

※普通焼ダイヤル④選択時

シンプルでモダンなデザインのトースターには余計な機能は付いていない!

使わないときは専用の蓋で覆う仕様 
パンくずは下の受け皿でキャッチ

梱包を開ければ本体と蓋、そして取説しか入ってない。余分なものは一切入っていないのだ。ポップアップトースターのサイズは幅26.3×奥行11.8×高さ18.8cm、重さ約1.2kg。片手で持ち運びが可能。だから部屋の中を自由自在に移動が可能である。使わないときは蓋をしてキッチンインテリアにも溶け込むことに一役買っている一品だ!

基本操作スイッチは「5つ」のみ

ポップアップレバー・焼き加減ダイヤル(焼き加減は①~⑥段階)。追い焼・冷凍パン・手動ポップアップスイッチ3つのそれだけである。焼き加減ダイヤルを④にセットして、ポップアップレバーを下にセットすれば58秒の壁に向かってスタートする。

今も昔も変わらぬ、ばね仕掛けのレバー 
シンプルで使いやすい配列になっている

※ポップアップレバー・焼き加減ダイヤル(画像真ん中)

※スイッチボタン(画像右側) 上から追い焼・冷凍パン・手動ポップアップ

※秒速58秒は焼き加減ダイヤル④

魔法の心臓部!!クロムヒーター!高熱力58秒で走り抜ける熱源!

業界がうらやむ独自のヒーター。挟み込んだ食パンを一気に両面から熱が攻める寸法だ!熱源までの計算された幅が絶妙な焦げ目をつける。スイッチが入ってからMAX温度に到達する時間は約13秒。58秒内でポップアップさせるためには絶対的速さが求められる。一般的なトースターが200~250度で焼き上げるのに対し、この「クロムヒーター」は倍近くの400度。魚焼きグリルに匹敵する圧倒的な熱源が、驚異的な記録を叩き出す。

ポップアップトースターの構造は、バイメタル式か電子タイマー式のどちらかである。バイメタル式の場合、一定の熱量を受けたバイメタル(鉄・ニッケルの合金に、マンガン、クロム、銅などを添加した2種類の熱膨張率の異なる金属板)が外れてバネの引っかけを解放する。パンの焼きあがりはバイメタルを用いている関係から、細かな焼き具合調整ができない。しかし、電子タイマー式はマイコン制御で焼き上がり熱量と、焼き上がり時間を完全に制御している。パンが飛び上がるのは、電磁石で制御しているフックが、通電を停止することによりポップアップする仕組みになっている。アナログ風に見えて実は近代的なデジタルな製品に仕上がっている。

秒速58秒の壁の向こうには…

熱源がトーストに近く、高熱力で調理するから、パンの水分を飛ばさずに焼くことができる。含有量水分のわずか4%しか蒸発させない(一財・日本食品分析センター調べ 常圧加熱乾燥法)。通常のトースターは約10%、スチームトースターでも約7%の水分が蒸発してしまう(LITHON調べ)。秒速トースターは短時間で焼き上げるので、ほとんどの水分を蒸発させない。だから食パン本来のもっちり感を残しつつ、外側はサクっと、耳までふっくら、歯ごたえのあるトーストを焼くことができるのだ。

冷凍パンは58秒(解凍→焼、約125秒)では焼きあがらないが、一旦水分を凍らせている分、焼き上がりは通常のパンより美味しく感じる。

早く焼ける秒速だけじゃない!パン本来の味にもこだわった、開発者の思いが詰まった逸品だ!

近い未来に、パンメーカー、食パン銘柄専用ポップアップトースターを開発してくるかもしれない!! 


LITHON商品部 広報 三上紅美子さん
秒速ポップアップトースターのファンでもある広報三上さん。自社製品を熟知しているのはもちろんのこと、自身でも新商品開発会議のテーブルにも出る三上さん!どんな新しい商品が出て来るのか!!

秒速トースター


製品コードKLTS-001B
定格電圧AC100V
定格周波数50/60Hz
消費電力926W
温度ヒューズ230℃
定格時間20分
サイズ約W26.3×D11.8×H18.8cm
重量約1.2kg
電源コード約1m
セット内容本体、フタ
材質SUS430、粉体塗装鋼板、ABS

https://www.lithon.co.jp/

  • 昭和‐平成‐令和とグルメからファッション、ペット(猫専門)まで幅広いジャンルの情報誌を手掛ける。現在は、執筆の傍ら全国地域活性化事業の一環で、観光・地方に眠るお宝(ギアもの)ご当地グルメを全国旅取材する日々。趣味は街ネタ散歩とご当地食べ歩き。自宅は猫様の快適部屋を目指し、日々こつこつ猫部屋を造作中!!