台湾茶と日本のビールがコラボ⁈
春水堂の新感覚ドリンク「ティービール」

2021.03.25

タピオカブームの火付け役ともいわれる春水堂。1983年に台湾・台中で創業したカフェで2013年に日本に初出店した人気店です。今でもタピオカミルクティーの人気は健在ですが、この春、新たなドリンクが登場しました。その正体をご紹介します。

新しく登場したのは、ビールが大好きという、春水堂の伊藤マネージャーが開発した渾身の「ティービール」(\600)。そう、お茶とビールを合わせた新感覚のアルコールです。そもそもは春水堂のフードメニューと一緒にビールが飲みたいというお客様の声が開発のきっかけだったそう。

「春水堂はカフェで、お茶が看板商品。ただ、普通にアルコールをメニューに加えるのではなく、“お茶店ならでは”のアルコールドリンクを提供したいと思い、試行錯誤の末、誕生しました」と伊藤さん。春水堂の自慢のお茶と国産ビールを掛け合わせていますが、ビールの風味や味わい、喉ごしなどを何種類も試しに試して、ようやくたどり着いたそうです。

ビールはサーバーから注ぎたてを提供。お茶は別添えで、飲みながら自分のタイミングで加えていくというスタイル。お茶の種類はジャスミンティーと鉄観音茶。どちらも店舗でまいにち長時間煮詰めて作るオリジナルのキビ砂糖シロップが入っていて、ビールとお茶の苦みや渋みとのバランスを考えています。

お茶を加えるタイミングと量は自分で決めていいので、ビールを少し飲んでお茶を全部加えるもよし、ビールをある程度飲んでから加えてお茶の味を強めに感じるもよし。自分の好きなバランスを見つけるのも楽しいです。

「ティービール」は食事との相性もいいんですよね。組み合わせは自由ですが、揚げ物などにはさっぱり飲める「ジャスミンティービール」、点心などには「鉄観音ティービール」がおすすめ。春水堂で人気の担担麺などの麺と一緒にいただくのもいいですね。

アルコールはちょっと苦手という人には、春メニューをぜひ。旬のフレッシュなイチゴを贅沢に使い、爽やかな香りのジャスミンティーにミルクをブレンドした「タピオカ苺ミルクティー」(\750)は、見た目も春らしいドリンク。

ジャスミンミルクティーに甘酸っぱいイチゴがアクセントになっていて、たっぷりのクリームで満足感があります。

「中華風ボロネーゼ」(\950)は、芽キャベツ、トマト、カイワレなどの野菜がたっぷりの汁なし混ぜ麺。台湾を感じる五香(ウーシャン)風味の肉味噌と春水堂オリジナルスパイス入り醤油に絡めた麺にたっぷりの粉チーズをトッピングしていて、まさに中華風のボロネーゼ。担々麺とはまた違った美味しさが楽しめます。

「タピオカ苺ミルクティー」は全店、「中華風ボロネーゼ」は新宿エスト店以外で食べることができますが、「ティービール」は渋谷マークシティ店限定のメニュー。サーバーからの注ぎたてを提供するため、テイクアウト・スマタピNG。ほかの店舗で味わえないのは残念ですが、営業時間中は終日オーダーOKなので渋谷に行ったときにトライしてみて。各店とも短縮営業中なのでHPで営業時間をチェックしてください。


春水堂(チュンスイタン)
https://www.chunshuitang.jp/


  • 好奇心旺で、食べることが大好き。新商品や限定品にめっぽう弱く、ジャンルを問わず常に情報を集めてはトライ。地方の食材や調味料も発掘も楽しんでいます。また、北欧、特にフィンランドが大好きで、現地の蚤の市などではヴィンテージハントにハマっています。サウナも好きで週1~2回のサ活中で、フィンランドでは念願のサウナから湖へのダイブを体験。日々、美味しいものを求めながら、北欧雑貨とムーミンに囲まれて暮らしています。

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