テクニクス・オッターヴァフォルテ(SC-C70)の専用ボードを検証する
 美音への道/足もとは大事  
写真・文/モノ・マガジン編集部  
 
テクニクス・オッターヴァフォルテ(SC-C70)の専用ボードを検証する   蒲鉾のような均一な白い板。これが美音の要といったら驚かれるだろうか。

 自他共に認める音キチであるところのモノマガ男である。みなさん、美音生活にまい進してますか。天候も良く、気温も上がる春ですよ。外にでてキャンプでも! BBQでも! という絶好のシーズンです。さあインドアでオーディオしようぜ(笑)

 ……というわけで今回の音の小部屋のテーマは、足もとは大事だぞ、です。

 オーディオ機器にとっての足もとといえばこれは設置環境です。

 音楽を聴く、すなわち人はその空間の揺らぎ/響きを楽しむわけです。昨今隆盛のイヤフォンやヘッドフォンは直接鼓膜に響きを伝えるので試聴条件に関わらずサウンドは一定ですが、スピーカーリスニングとなるとそうは問屋が卸しません。なぜなら、オーディオ機器を設置した部屋それぞれが、固有の響きをもつからです。美音オーディオ趣味とはひっくるめると、オーディオ機器とルームアコースティック(部屋の響き)の調和をとる趣味と言い換えることができるわけです。


室内に張ったシェード内で寝ているモノマガ男である。
最近は室内に張ったシェード内で寝ているモノマガ男である。室内だけどアウトドア気分満喫というのは明らかに倒錯している。


 とまあ、こんな話題を続けると~居酒屋で説教をリピートする上司~みたくなるので“オーディオ設置”“音の響き”に要点を絞るために、好適な素材をこちらへ。

 テクニクスのワンボディコンポ「オッターヴァフォルテ(SC-C70)」です!

オッターヴァフォルテ(SC-C70)

 本誌読者の音好きには先刻承知のテクニクスが昨晩秋に発売したオッターヴァフォルテは、往年のホームステレオをほうふつとさせる前面ルーバーデザインと天面のリッド(蓋)付きCDトレイが特長の一台。CD、ラジオ、アナログや光デジタルの外部入力、BTやWi-Fiというぐあいに、対応ソースもイマドキなコンパクトステレオシステムです。

オッターヴァフォルテ(SC-C70)


 このオッターヴァフォルテのなにが素材として好適なのかと申しますと、いま購入キャンペーンを行っており(2018年4月6日~7月27日まで)そのプレゼントがオーディオボードなのです。じゃじゃーん!

オーディオボード
「白い板?」といってはイケマセン。その通りですが、イケマセン。CMのように「脱ぐ」ことはできないけど、中身は凄いのです。

 オーディオボードというのは単に硬い板、厚い板ではありません。複数の素材でサンドイッチすることでオーディオ機器固有の振動を抑制する。ですので原理主義的に言えば、オーディオコンポ(主としてスピーカー)それぞれに最適なオーディオボードがあるのです。その意味で、オッターヴァフォルテ用として専業メーカーに特注されたボードがキャンペーンで付属すると言うのは、これは理に叶った、そして嬉しいプレゼントに違いないわけです。

 だってオーディオ好きならご存知の通り、オーディオボードって高価なのですよ。

 今回付属するオッターヴァフォルテ専用ボードは、実測で長辺50センチ、短辺35センチ、厚み3.4センチ、質量およそ6.0キログラム。内部は下写真のようなサンドイッチ構造で、それぞれの層でそれぞれに異なる周波数帯の不要振動を吸収するわけです。不要振動を吸収すると言うことはつまり、オーディオ機器がもてる再生能力を十全に発揮しうることになります。

オーディオボードの断面

といってリビングオーディオというオッターヴァフォルテの特性からいうと、設置場所も、サイドボードや出窓、テーブル、書棚など、オーディオ設置にふさわしい場所で“ない”ことのほうが多いでしょう。だからこその専用オーディオボードなのです。

 オッターヴァフォルテは底面にウーファースピーカーを備えます。設置底面に低音をぶつけて全方位に放射する方式なワケですが、だからして底面がヤワじゃせっかくの低音がボヤっとしてしまう。ボヤっとするってことはバスドラムやベースをニジませるから、つまりはリズム感を損なわせてしまう。

オッターヴァフォルテは底面にウーファースピーカー

 設置面の下に手を当ててみましょう。オーディオボードを敷かない時はウーファーの動きに合わせてボンボンと振動が伝わります。専用オーディオボードを置くとそれがかなり抑制されていることがわかります。つまり、前者ではウーファーの音波にテーブル板固有の響きを発生しているのです。これが音の輪郭をにじませ、リズムを損なわせる原因なのです。

オーディオボードあり。設置面に対する振動の伝播が抑制される。
オーディオボードあり。設置面に対する振動の伝播が抑制される。つまりはオーディオユニットそのもののサウンドが伝えられていることになる。

普通のテーブル等ではウーファーのパワーを受け止めきれず盛大に振動する。
普通のテーブル等ではウーファーのパワーを受け止めきれず盛大に振動する。すなわち設置面(この場合テーブル板)固有の響きが音楽にまとわりつく。


 みなさん、音楽のキモはリズムです。低音域の躍動です。その低音域を存分に活かすオーディオボードは、絶対必須の美音の奥義なんです。

 というわけでゴタクが非常に長くなりましたが、括っていうと論点はふたつ。ひとつは美音のキモは低音域の再生にあること。そしてその低音域を活かすためにオーディオボードが必要であること。さらにいえば、専用オーディオボードがついてくるオッターヴァフォルテのキャンペーンは、またとないチャンスであることです。と、まるでセールスコメントみたいですが、そうだろうとなかろうと、知って欲しい情報なんだから、虚心坦懐にぜひ聞いてください。
 
 最後に繰り返します。音楽のキモはリズムです。音楽の土台たる低音域を明瞭に、リズミックに再生しきること、それこそがドラゴンへの……ならぬ、美音への道の第一歩なのです。

おしまい。

■製品情報

テクニクス OTTAVA f(SC-C70)
テクニクス OTTAVA f(オッターヴァ フォルテ)SC-C70
価格10万8000円(税込)
パナソニック http://jp.technics.com/products/c70/

■キャンペーン情報

オッターヴァフォルテ(SC-C70)を2018年4月6日~7月27日までに購入し、7月31日17:00までに応募した方全員に、本稿で激賞した専用オーディオボードがプレゼントされるキャンペーンを実施中!
詳しくはhttp://jp.technics.com/campaign/




カテゴリー: moweb番外編 | 投稿日: 2018年4月2日 | 投稿者: moweb