[#086]ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団が日本での支援活動をスタート

文/香山知子/『世界の腕時計』編集長

プレス発表会
12月12日にメルセデス・ミー・東京(東京・六本木)で行われたプレス発表会では、ローレウス・スポーツ・アカデミーのチェアマンでラグビーのオールブラックスで活躍した元ニュージーランド代表キャプテンのショーン・フィッツパトリック氏(左から2番目)が概要の説明を行った。また1998年から2002年までサッカーの日本代表の監督を務めたフィリップ・トルシエ氏(右)が飛び入りで登場。このほかローレウスのグローバルパートナーからメルセデス・ベンツ日本(株)代表取締役兼CEOの上野金太郎氏(左)、(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ執行役員コーポレート・コミュニケーション部長の南里彩子氏(中央)、IWCブランド・ディレクターのマニュエル・ブランデラ氏(右から2人目)も姿を見せた。
認定NOP法人 スペシャルオリンピックス日本・東京
(左)認定NOP法人 スペシャルオリンピックス日本・東京は知的障害がある人たちにさまざまなスポーツ・トレイニングとその競技会の場を提供する国際的組織の日本における地区組織で、1994年10月に設立された。フロアホッケーなど15のプログラムを行っている。
(右)NPO法人 スポーツカントリーアンビスタは東京・荒川区の子供たちにスポーツをする機会を提供し、スポーツによって人々がつながることを目指して2016年に組織された。女子サッカークラブのほか、少年サッカークラブ、文武両道支援塾などを運営する。


12月12日、ローレウスが日本での支援を発表した。同団体は2000年にリシュモン グループとダイムラー社が共同で設立したもので、「ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団」、「ローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミー」、「ローレウス・ワールド・スポーツ・アンバサダー」、「ローレウス世界スポーツ賞」で構成される。活動の根底にはネルソン・マンデラ氏の「スポーツには世界を変える力がある」という言葉があり、これを理念としてスポーツを通してより良い社会をつくることを目的にさまざまな活動を行っている。
現在、メルセデス・ベンツとIWCがグローバルパートナーとしてローレウスを継続的かつ全面的に支援しているが、2018年には日本企業では初めて三菱UFJ銀行が加わり、日本における支援活動がスタートした。
ローレウスのなかでもローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団は「スポーツの力で暴力、差別、不利をなくす。スポーツが世界を変えられることを証明する」という具体的なヴィジョンの下、世界40カ国以上で150を越えるプログラムを支援してきた。
日本での支援活動の第一歩として、東京に住む知的障害がある少女や若い女性を対象に活動を展開する「スペシャルオリンピックス日本・東京」と、少女たちにサッカーを通じて社会的なスキルを学ぶ場を提供している「NPO法人 スポーツカントリーアンビスタ」のふたつの団体への支援が行われることとなった。

IWCは2005年からグローバルパートナーを務め、ローレウスの特別限定モデルを発表してきた。2018年にはその第12作目として「パイロット・ウォッチ マークXVIII “ローレウス・スポーツ・フォー・グッド”」を発表。このシリーズのケースバックには毎年、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団が開催する子供や青少年を対象とした絵画コンテストの最優秀作品をモチーフにした絵柄が刻まれる。最新作にはブラジルの少女の絵が選ばれた。

ブラック・セラミックス・ケース

ブラック・セラミックス・ケース裏
「パイロット・ウォッチ マークXVIII “ローレウス・スポーツ・フォー・グッド”」。
ブラック・セラミックス・ケースに自動巻きのCal.35111(25石、毎時2万8800振動、パワーリザーブ約42時間)を搭載する。チタニウム製のケース・バックには絵画コンテストの最優秀作品に選ばれたブラジルの11歳の少女、アナ・クラウディアさんが描いた「Time to be Healthy」が刻まれる。