[#075] 新しいコンセプトを導入したタグ・ホイヤー銀座ブティック

文/香山知子/『世界の腕時計』編集長


左は数分毎に外観の絵柄が変わる「タグ・ホイヤー銀座ブティック」。104-0061 東京都中央区銀座3-5-5 TEL03-4510-2939 (営業時間)月〜金 12:00〜20:00 土日祝 11:00〜19:00 不定休。

(上段)左は銀座の中央通りに面したブティックの1階。接客スペースはないが、iTAGを使って時計を選ぶことができる。右は接客スペースが設けられた2階。
(下段)左はゆったりとしたスペースにソファを置いた3階。右はブレスレットのコマの調整などのサービスを行う地下1階。


 4月はじめ、タグ・ホイヤーは地下1階から地上3階までの4フロアから成る、銀座ブティックをオープンした。ディスプレイや数分毎にデザインが変わる外観など、可動性を備え、“モジュラー”コンセプトと名づけられた新形態のブティックだ。
iTAG(アイタグ)と呼ばれるデジタル・ディスプレイを導入した点がこのブティックの最も大きな特徴。タッチパネルを操作して、自分が好きな時計を探すと、ディスプレイに展示されたその時計にスポットライトが当たり、手にとってみることができる。さらにその時計の詳細とQRコードが画面に現れ、QRコードをスマートフォンで読み取って保存すれば、後日、Eコマース等で購入する際の参考になる。リアルに時計を楽しむことができる体験型ディスプレイは、時計業界でも新しい試みとして注目される。
 モジュラー・コンセプトのブティックは世界でも銀座が初めてで、4月末にはニューヨークに2店舗目がオープンした。また6月にはロンドンにもオープンする予定だ。
 4月9日に行われたグランドオープニングにはタグ・ホイヤーのグローバルオフィシャルアンバサダーを務める人気モデルのベラ・ハディットさんも登場。彼女もさっそくiTAG体験を楽しんだ。


グランド・オープニングに姿を見せたタグ・ホイヤーのアンバサダーのレディ・ベラ・ハディットさん。iTAGで時計探しを体験。


「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー01 クロノグラフ TOKYO エディション」。直径43�のブラックPVD加工のSSケースにブラック・セラミックス製ベゼルを組み合わせ、自動巻きのCal.HEUER01(毎時2万8800振動、パワーリザーブ約50時間)を搭載。ケース・バックのサファイアクリスタルには赤でTOKYOと記される。価格69万6600円。旗艦店の記念モデル。限定100個。