[#070]ウブロブティック京都グランドオープニング

文/香山知子/『世界の腕時計』編集長


ウサイン・ボルトと、彼の100m記録に挑んだ子供たち。祇園らしく舞妓さんたちもイベントに姿を見せ、華やぎが添えられた。


「ウブロブティック京都」。江戸時代中期から続く建築様式で建てられた町家を改修したブティックの1階正面の壁面にはウブロの時計をモチーフにしたカラフルなポップアートが飾られ、“和”のインテリアとのフュージョンが表現された。2階は西陣織の特注ソファが置かれたVIPルームで、奥にはウブロのモノグラム柄を織り込んだ縁の黒い畳が敷かれた茶室が設けられる。
住所:京都市東山区祇園町南側570番地8 TEL 075-533-2711 営業時間:11:00~19:00(不定休)


ウブロは京都・祇園に日本で3店舗目となる直営ブティックをオープンした。そのグランドオープニングイベントが9月5日に開催され、同ブランドのアンバサダー、ウサイン・ボルトが来日し、子供たちと共にチャリティランを行った。

ウサイン・ボルトといえばオリンピックで3連覇を果たし、8個のオリンピックメダルと11個の世界陸上のタイトルを獲得した「世界最速の男」として知られる。100m、200m、4×100mリレーで世界記録を保有するが、今年8月にロンドンで開催された世界陸上選手権を最後に30歳で引退した。

引退直後の来日となった当日、彼は5人の子供たちとウブロブティック前に設けられた特設会場に入場し、グランドオープニングイベントの幕が上がった。まずウブロはオープニングを記念して祇園町南側地区協議会に150万円を寄付することを発表。これは祇園の歴史的な景観を維持し、日本の伝統文化を次世代に受け継ぐための資金となる。

次いで5人の子供たちはウサイン・ボルト直々に速く走るコツの指導を受けた後、花見小路の一角を全速力で走った。彼らのタイムの合計が彼が持つ100m記録の9秒58を抜くとさらに50万円が寄付されることになっていたが、14秒8という結果に終わった。しかしウブロ本社から来日したリカルド・グアダルーペCEOは頑張った子供たちを讃えて50万円を足して総額200万円を協議会に寄付することを決定した。

ウブロブティック京都では、ウブロの代表的なコレクションの“ビッグ・バン”と“クラシック・フュージョン”をはじめ、ブティック限定モデルなど常時100点以上を揃える。また世界各国の限定モデルを集めた“ウブロ ワールド リミテッド コレクション”が日本で唯一、展開される。

京都らしい情緒ある店構えや内装と革新性を謳うウブロ、ふたつの異なる要素がひとつとなって、まさに“フュージョン”の世界が繰り広げられるブティックが誕生した。