[#057] 樫尾俊雄発明記念館での多機能時計特別展示が常設化

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文/香山知子/『世界の腕時計』編集長

#055でご紹介した樫尾俊雄発明記念館で6月10日から7月24日の期間限定で行われていた、カシオが開発した多機能時計の歴史を紹介する特別展示が、9月1日から常設展示となった。

1980年にカシオはデジタル技術を生かしてさまざまな機能を開発し、腕時計に搭載した。それらは今日のスマートウォッチが装備する機能を先駆けるもので、スケジュール管理や辞書、GPS、脈拍数測定、通信機能など多岐にわたっている。

こうして開発された多機能腕時計が、「ビジネス」、「健康・フィットネス」、「エンターテイメント」、「アウトドア」の4つの分野に分けて展示される。

これらを見て、「懐かしい」と思う世代もあれば、過去の技術を新鮮な驚きをもって受け止める世代もあるだろう。

【樫尾俊雄発明記念館の概要】

所在地: 東京都世田谷区成城4-9-10

開館時間: 9時30分~16時30分
休館日:  土・日・祝日。年末年始。夏季休暇
入館料:  無料(予約が必要)

予約およびお問い合わせ、休館日の確認は下記、URLにアクセスしてください。
http://kashiotoshio.org/

樫尾俊雄発明記念館
ラップメモリー機能搭載の“SDB-300W”(1986年)

樫尾俊雄発明記念館
加速度センサーで歩数、距離、時速を計測できる“EXW-50”(1989年)

樫尾俊雄発明記念館
気圧・高度・水深計を内蔵した“BM-100W”(1989年)