[#040]グッドプラネット基金とのパートナーシップで誕生した オメガ「シーマスター プラネットオーシャン “ グッドプラネット”」

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文/香山知子/『世界の腕時計』編集長

シーマスター プラネットオーシャン “ グッドプラネット
海をイメージし、ブルーで統一された会場は、猛暑を忘れる癒しの空間となった。写真や映画で海の美しさを訴えるとともに、石川直樹さん(右)と小久保英一郎さんのトークショーが会場を盛り上げた(下の左の写真)。今日、注目される学者のひとりである小久保さんは、地球=海のある惑星をはじめ、太陽系の惑星がどうやって宇宙で誕生したかを研究する一方、ダイビング・インストラクターの資格をもち、余暇は海の中で過ごすことが多いという。


1932年、オメガは二重ケースで防水性を確保した、潜水用時計「マリーン」を発表した。1943年にスキューバが発明され、第2次世界大戦後にはレジャー・ダイビングが広まり、多くの人が海の世界に触れるようになったが、それより早くオメガは海に注目していたことになる。1948年にはダイバーズ・ウオッチ「シーマスター」を発表し、今日までバリエーションを広げ、オメガの柱のひとつとして発展している。

そして2005年、「シーマスター プラネットオーシャン」が誕生した。600m防水を保証し、逆回転防止ベゼルと10時位置にヘリウムガス・エスケープバルブを備えた本格的なダイバーズ・ウオッチだ。

プラネットオーシャン、すなわち“海の惑星”は青く輝く地球を意味している。月面から地球を眺めた唯一の時計、「スピードマスター」を生み出したオメガにとって、海は地球の美しさそのものということができる。しかし今日、地球の美しさは脅威にさらされていることは否めない。そこで地球環境保全を目的に設立された“グッドプラネット基金”とオメガとのパートナーシップが2011年にスタートした。

さて7月12日、オメガは東京湾に面したTABLOIDで新作「シーマスター プラネットオーシャン “ グッドプラネット”」の発表会を開催した。会場にはグッドプラネット基金の創立者、ヤン・アルテュス=ベルトラン監督がオメガの協力により制作した映画『プラネットオーシャン』が上映され、また空撮写真家でもある彼が撮影した海の写真も展示された。ベルトラン監督はこの映画を通して「海の美しさや多様性、海の大切さ、現在、海が直面している脅威、我々が提唱できる解決策を示したかった」と語っている。

発表会では『プラネットオーシャン』の日本語ナレーターを務めた写真家の石川直樹さんと、理論天文学者の小久保英一郎さんのトークショーも行われ、自然の美しさや人間の営みと自然のつながりなど、トークが展開された。

ブルーに包まれた会場には約180人が集い、地球や海の美しさに対する意識を新たにした人も多いことだろう。このモデルの売り上げの一部は東南アジアのマングローブや海草の保護を目的とするプロジェクトに寄付され、また現地の人々への環境教育に充てられることになっている。

ステンレススチール・ブレスレットのモデル

ラバー・ストラップのモデル

天然竹製特製ボックス入り
ブルー・ラッカーの文字盤が印象的な「シーマスター プラネットオーシャン “ グッドプラネット”」。シリシウム、Si14製フリースプラングテンプと二重香箱を装備する、 自動巻きコーアクシャル・クロノメーター、Cal.8605 (38石。毎時2万5200振動。パワーリザーブ約60時間)を搭載。時、分、秒針およびGMT針(ベゼルに刻まれた24時間スケールを矢印針が示し、第2時間帯の時刻を表示する)。ベゼルはセラミックス製。ステンレススチール・ケース。直径43.5mm、厚さ17.25mm。600m防水。シースルー・バック。価格ステンレススチール・ブレスレットのモデル(上)、78万7500円。ラバー・ストラップのモデル(下)、72万4500円。天然竹製特製ボックス入り。4年間保証。

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