[#039]時計の歴史と機械式ムーブメントの仕組みを優雅な環境で学ぶ レコール ヴァン クリーフ&アーペル7月開講

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文/香山知子/『世界の腕時計』編集長

レコール ヴァン クリーフ&アーペル
パリ・ヴァンドーム広場の「レコール ヴァン クリーフ&アーペル」。東京ステーションホテルを会場としてパリと同じ内容の講義が行われ、また白衣やルーペ、ノートなどもパリと同じものが提供される。 レコールにはジュエリーや時計に関する多くの書籍も備えられ、講義だけでなく幅広く学ぶことができる。


2012年2月にパリ・ヴァンドーム広場に開講した「レコール ヴァン クリーフ&アーペル」の特別カリキュラムが7月、東京で2週間にわたって行われる。レコール ヴァン クリーフ&アーペルがフランス国外で講義を行うのは初めての試みで、パリの講師陣が来日して講義はフランス語で行われ、日本語の通訳が付く。つまりパリに足を運ぶことなく、パリの雰囲気を味わいながら、日本語でその内容を理解できるという贅沢な機会で、すでに多くの講座が満席となっている。

会場は昨年10月にリニューアルした東京ステーションホテル。ヨーロッパ風のクラシカルなスタイルと現代的なスタイルを併せ持つインテリアは、レコールには最適な環境だ。

レコールはジュエリーと時計の歴史的、文化的側面を一般の人々に理解してもらうことを目的とした特殊な学校で、各分野のエキスパートたちだが講師として名を連ねている。

東京での講義は「芸術史」、「サヴォアフェール」、「原石の世界」の3つの大きなテーマで行われ、そのなかで「芸術史」には時計の歴史を学ぶ“時が刻む歴史と人が紡ぐ歴史”、「サヴォアフェール」には時計のムーブメントの分解、組み立てを行う“機械式時計の心臓部に迫る”というふたつの時計関連の講座が含まれている。

“時が刻む歴史と人が紡ぐ歴史”の講師はスイスで著名な時計史研究の第一人者、ドミニク・フレション氏。古代から現代にいたる時を計る道具の歩みと進化を、多くのビジュアルを使いながら、わかりやすく解説される。

また“機械式時計の心臓部に迫る”では実際に機械式時計のムーブメントを分解し、その機構を知るという体験型の講座だ。初心者にとっては、緻密なパーツの重なりで動く機械式時計の世界に触れることができる貴重な機会だ。

洗練された雰囲気、そして講師との交流を楽しむことができるように、受講者は1講座12名に限られている。

受講料は“時が刻む歴史と人が紡ぐ歴史”は6万円、“機械式時計の心臓部に迫る”は8万円。

時計関連の講義の日程は下記のとおりだが、定員になり次第に申し込み終了となるのでお早めに。

1)時が刻む歴史と人が紡ぐ歴史(講義時間4時間)
7月23日(火) 14:30~18:30
7月24日(水) 14:30~18:30
7月26日(金) 9:00~13:00
7月28日(日) 14:30~18:30
7月29日(月) 14:30~18:30

2)機械式時計の心臓部に迫る(講義時間3時間)
7月19日(金) 9:00~12:00
7月20日(土) 9:00~12:00
7月23日(火) 9:00~12:00
7月27日(土) 9:00~12:00
7月30日(火) 9:00~12:00

詳細および講座申し込みはwww.lecolevancleefarpels.com/jpをご覧ください。

ムーブメントを分解・組み立て

ムーブメントを分解・組み立て

ムーブメントを分解・組み立て
「機械式時計の心臓部に迫る」では3時間をかけて、ムーブメントを分解・組み立てを行い、機械式時計の基本的な機構を学ぶ。