[#036]「わがままのすすめ」を提案するジャンリシャールの新作コレクション

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文/香山知子/『世界の腕時計』編集長

[左]1681センターセコンド[中]1681スモールセコンド[右]テラスコープ
(左)「1681 センターセコンド」。自動巻き、CalJR1000(27石。毎時2万8800振動。パワーリザーブ約48時間)。直径46mm。18Kピンクゴールド。10気圧防水。価格188万4750円。(中)「1681スモールセコンド」。自動巻き、Cal.JR1090(32石。毎時2万8800振動。パワーリザーブ約48時間)。ケース径46mm。10気圧防水。価格192万6750円。(右)「テラスコープ」。自動巻き、Cal.JR60(21石。毎時2万8800振動。パワーリザーブ約42時間)。ケース径46mm。ステンレススチールと18Kピンクゴールド。10気圧防水。価格73万5000円


初夏の海辺を自転車で走り抜けたい。平原で枝を広げる大木にぶら下がりたい。自然の中で思い切り叫んでみたい。人それぞれに自分を開放して、日頃のうっぷんを晴らしたい、と思うことはあるはず。またそれが自分らしさの表現でもあり、その表現方法は十人十色、千差万別だ。

スイスの時計ブランド、ジャンリシャールがそうした「自分らしさ」の提案とともに、新作コレクションを発表した。言い換えれば、ストレスフルな毎日のなかでも、自分が大切だと思うことを第一に生きていこう、という「人生の哲学の探求」の勧めでもある。こう言うとなにやら難しそうだが、たとえば時計を腕にすることは、自分らしさの表現でもあるから、ジャンリシャールのアプローチもうなずける。

ジャンリシャールは17世紀にスイス、ジュラ地方で時計製造を確立したダニエル・ジャンリシャール(1665~1741)に因んで1994年に誕生したブランドだ。スイス時計産業での彼の貢献は大きく、現在も彼が生まれたル・ロックルには彼の像が残り、自分の哲学を貫き、社会に貢献した人物として高く評価されている。

ジャンリシャールは「現代の若い世代に、ダニエル・ジャンリシャールのように自分の哲学を貫く人生を送ってほしい。その証としてジャンリシャールの時計を腕につけて欲しい」という思いから新コレクションを開発したという。

新コレクションはジャンリシャールの自社ムーブメント、JR1000あるいはJR1090を搭載した「1681」コレクションと、汎用の自動巻きをベースとするJR60を搭載する「テラスコープ」コレクションから成る。1681はダニエル・ジャンリシャールが初めて時計を製造した年号から名づけたものだ。

いずれも自社で製造される多層構造の存在感のあるケースが特徴で、クラシカルな「1681」はステンレススチール、ステンレススチールと18Kピンクゴールドのコンビ、そして18Kピンクゴールドのケースがそろい、5月発売予定。また「テラスコープ」はステンレススチール、ステンレススチールと18Kピンクゴールドのコンビ・ケースがあり、レザーストラップとステンレススチール・ブレスレットが揃い、4月には店頭に並ぶ予定だ。「テラスコープ」は26万2500円(SSケースにレザーあるいはラバー・ストラップ)からの価格展開で、針やケースのデザインでしっかりとした個性が表現され、比較的買いやすい価格も魅力だ。

複数のパーツで構成されたケース
複数のパーツで構成されたケースは、ポリッシュとサテン仕上げの組み合わせ、あるいはスチールと18Kピンクゴールドを組み合わせ、立体感が表現されている。

〈エッセイの公募キャンペーン「わがままのすすめ」〉

一生暮らしていくのに困らないほどのお金があることを前提に、「あなたが本当にしたいこと」、「あなたのわがままな生き方」を200字以上で自由に綴ってください。男女、年齢問わず誰でも応募できます。応募開始は4月1日(月)、締め切りは8月31日(金)で、特にユニークと認められる3作品を9月に決定し、各作者に「テラスコープ」が授与されます。選定委員は1985年生まれの若手社会学者で『絶望の国の幸福な若者たち』などの著者がある、古市憲寿氏。応募要綱はhttp://www.sowind-japan.jp(4月1日開設)をご参照ください。

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