#364 走る悦び

文/本田賢一朗(モノ・マガジン編集部)

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#364 走る悦び
写真左は自動車雑誌の草分け『カーグラフィック』代表取締役の加藤さん。「(ベンツの)300SLを使った創刊号以来、世界のモーター情報を入れているのはCGの伝統です」。クルマ業界を長く取材してきたライターも「雲の上の人」と恐縮しきり。
写真右はドライビング・プレジャーがアンチ・エイジングになることを何よりも証明する山口京一さん。85歳。今、欲しいクルマをお聞きしたところ「海外の警察OBをドライバーに雇ってショーファーだね。でもドライバーにはこだわりたい。きちんとしたところでレーシングレッスンを受けてから、ベントレーのコンチネンタルGTなんかいいね」

 来週1月16日発売のスポーツカー特集では、モータージャーナリストの重鎮おふたりにお話を伺うことができた。あんな年の瀬に取材を引き受けて頂いたと感謝のような、怖くなるような。

カーグラフィック代表取締役社長の加藤哲也さんと自動車ライターの山口京一さんである。
取材のお題目はクルマ好きにとってバイブルともいえる『ハイスピード・ドライビング』の著者ポール・フレールについて。最後に自動運転技術など潮目を迎えるクルマの今後について話が及んだ時の加藤さんの言葉が印象に残った。
「AIでは、そこがセーフティゾーンだとか計算しておそらくクルマを(走路の)真ん中に置こうとするんだと思うんだけど、例えばこのコーナーを曲がる時、俺はもうちょっと左(の位置)にクルマを置いておきたいとか、ここでは右側にいたい、というのがある。」
これがスポーツカーに乗る悦び、ドライビングプレジャーであり、それはなくなることはないと言う。

人の考え方もしかり。右寄り左寄りはあるわけで、すべてを中道にすれば人の世は面白くなくなる。昨今叫ばれる多様性に通じるお話と聞いた。

もうひとつ。今後マニュアル車を作らなくなるという自動車メーカーの兆候にも「アクセルの踏み間違えによる事故も、マニュアル車にすれば減るはずだ」。
これは脳トレで有名になった川嶋隆太・東北大教授(ヤマハとバイクが脳に与える共同研究もしていた)がCarGraphicに「四輪MT車がもっとも脳を活性化させる」との寄稿をしていたことともつながる。

人間は楽をするために技術を進歩させ、技術が進化したばかりに人間は楽ばかりをしてしまう。そして脳は活性化しなくなる。クルマが移動手段だけになるのであれば、脳は活性化しなくなるばかりなのかも。
自分自身、MT免許を取ってMT車に乗っていた頃は操作感が楽しかったけども、いつしか「楽しい」を「楽」と取り違えてしまっていたのか。

同じ走るでも、こちらは人間そのものが走るほうでも思い出した。現代ランニングの思想書ともいえるクリストファー・マクドゥーガル著『Born to Run』(NHK出版)。ジプシーの言葉の引用部分“人は年をとったから走るのをやめるのではない、走るのをやめたから年をとるのだ”。

まさに今朝からCESでの自動運転技術の発表が賑わしいが、ドライビングの悦びは人を老いさせないのだ。

#363 手の平サイズのアーケードマシン!

文/O川(モノ・マガジン編集部)

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手の平サイズのアーケードマシン! パックマン

 ゲーセン世代を熱狂させたアノ筐体が我が家に!? って実はコチラ、手のひらサイズのコンパクト筐体「レトロアーケード」なのだ。愛らしいサイズ(高さ174~176×幅101×奥行き112mm、重量は440g)ながらもスティックレバーとボタン操作ができる本格派。しかも、音楽も1980年代に発売されたオリジナル版をしっかり再現するなど、かなりこだわった作りとなっている。

三種展開で、パックマン(1980年に登場したパックマンも国民的人気を博した名作ゲームだ。当初は女性ユーザーを意識したゲームでもあった)、ギャラガ(1981年に発売されたシューティングゲーム。ファミコン版から体験した世代も多いが、実はアーケード筐体から)、ディグダグ(1982年に登場したアーケードゲームの名作。穴を掘り進んでモンスターを倒すというシンプルな目的ながらも、進め方や倒し方は多彩で奥深い。“戦略的穴掘りゲーム”がキャッチフレーズ)。

更にデザインも本家のアーケード筐体にインスパイアされたデザインで◎。インテリアとして飾っておいてもバッチリだ! 三種揃えてゲーセン感覚を味わうのは如何? 電源は単3×4本の他、USBマイクロ端子での電源供給も可能。価格は4298円だ。ゲオホールディングスで現在、先行発売中。

■GEO HOLDINGS CORPORATION
https://www.geonet.co.jp/

手の平サイズのアーケードマシン!
手の平サイズのアーケードマシン!

#362 レタス代わりにきくらげを挟んだハンバーガーだと!?

文/関谷和久(モノ・マガジン編集部)

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この真っ黒なハンバーガー、見た目はすごいが、中身はもっと衝撃的!

なんとレタスの代わりに“きくらげ”が入っているハンバーガーなのだ。その名も“漆黒のクレンズバーガー”『KIKURAGEバーガー』。

き、きくらげ!? そう、あの中華料理によく入っている、茶色くてコリコリした食感のキノコである。

そのきくらげを大胆かつ贅沢にバンズで挟んでしまったというから驚き。

このきくらげ、実は国内流通量わずか1.5%の「日本きくらげ」なのだ。

きくらげは食物繊維、鉄分、カルシウム、コラーゲン、ビタミンDといった5大成分を豊富に持つスーパーフードで、食べる漢方の異名を持つ食品。

日本では古来より、ミミキノコ、キノミミとも呼ばれ、よく食べられてきたという。

そんなきくらげを品質改良し、富士山の天然水と無農薬有機栽培で丁寧に育てたのが「日本きくらげ」なのだ。

それにしてもでかい。普通のサイズが3~4cmぐらいに比べて日本きくらげは約15cm以上とまさに手のひらサイズ。

ハンバーガーはクレンズ(浄化)効果が高いチャコール(炭)が練り込まれたバンズ・パティ・マヨネーズにトロットロのチェダーチーズ、そしてボイルすることでふんわりとした口当たりとなった大きなキクラゲをまるごと挟み、自家製の生姜焼きソースで包み込んだ一品。

自家製のパティにも細切りのきくらげが練り込まれており、きくらげのコリコリとした食感が否が応でも口の中を刺激する。美味いよ、これ。

かつてこれほど食の五感に訴えかけるハンバーガーがあっただろうか?

また、キクラゲをフライにし、軽い仕上がりにした『KIKURAGEチップス』もセットで販売。カリっとフワっとが同時にやってくる不思議な食感で病みつきになること間違いなし。

実際どんな味なの? という人はぜひ表参道のキャンピングトレーラーカフェ「エアストリームガーデンで確かめてほしい。12月30日までの期間限定なのでお早めに。

日本最大級15cmほどの「日本きくらげ」を挟んじゃいました! KIKURAGEバーガー単品 価格950円。例えることができない新食感を体験せよ! 日本最大級15cmほどの「日本きくらげ」を挟んじゃいました! KIKURAGEバーガー単品 価格950円。

左が「日本きくらげ」。左が「日本きくらげ」。一般的なきくらげと比べるとその大きさがわかる。

KIKURAGEバーガー&チップス・炭のポテトチップス付き 価格1100円。一口食べたらもう最後。中毒性の高いKIKURAGEチップス KIKURAGEバーガー&チップス・炭のポテトチップス付き 価格1100円。

きくらげが練り込まれた自家製パティにはチェダーチーズがトロリ。きくらげが練り込まれた自家製パティにはチェダーチーズがトロリ。チェダーチーズの黄色がアクセントになって食欲をそそる。

the AIRSTREAM GARDEN(エアストリームガーデン)the AIRSTREAM GARDEN(エアストリームガーデン)
■営業時間:11:00-18:00
■住所 :東京都渋谷区神宮前4丁目13-8
■URL:https://airstream-garden.com/

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#361 ベストセラーたばこ、「セブンスター」に50周年限定パッケージが登場

文/小野正章(モノ・マガジン編集部)

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1969年2月1日に発売され、来年には50周年を迎えるロングセラーたばこ、それが「セブンスター」です。日本では非喫煙者が多数を占めるため、セブンスターの名は知っていても、それがどんなたばこなのかを知る人は、喫煙者は別としてそうはいないでしょう。

じつは日本で初めてチャコールフィルター(たばこ成分をろ過する活性炭入りのフィルター)の採用に踏み切ったたばこがセブンスターなのです。とは言ってもピンと来ないかも知れません。

ではもう少し詳しく説明しましょうか。それまでの日本のたばこはニコチンやタールが多く含まれた“重い”たばこが好まれていました。海外たばこの輸入によって、日本でもチャコールフィルターの存在は知られていましたが、たばこ本来の味わいを薄めるとして、当然敬遠されていたわけです。

しかし、セブンスターは“軽喫味”を実現するため、これまでの流れに抗って、あえてチャコールフィルターを付けたのです。

また、それまでのたばこと違って、流行を追求せず、名称やパッケージのコンセプトももたずに開発が進められました。

こうして、東京23区と大阪市内のみで限定発売されたセブンスターは予想外の大ヒットを記録しました。吸い応えのある軽喫味が、薄味好みの日本人の志向のど真ん中に突き刺さったわけです。

そして、発売から6年で「ハイライト」を抜き、国内ナンバーワンの売り上げを3年連続で記録。さらに、2008年からも10年連続で国内ナンバーワンの売り上げを達成しました。

まさにセブンスターは国産たばこを代表する銘柄と言って間違いありません。「セッタ」、「ブンタ」、「七つ星」といったニックネームがあるのも、いかに喫煙者に長年愛され続けてきたかの証といえます。

さて、そんなセブンスターの50周年を記念した限定パッケージが発売されます。パッケージデザインは表面に“50th”の金文字をあしらい、裏面は1980年代から2000年代の各年代に流行した4つの出来事をデザインしました。

対象銘柄は「セブンスター」を筆頭に、「セブンスター・ボックス」、「セブンスター・10・ボックス」、「セブンスター・7・ボックス」、「セブンスター・4」、「セブンスター・メンソール・12・ボックス」、「セブンスター・メンソール・8・ボックス」、「セブンスター・メンソール・5・ボックス」。それぞれ数量限定で、2019年1月下旬より全国の販売店でお求めになれます。

1969年発売時のパッケージ。20本入りで100円だった。1969年発売時のパッケージ。20本入りで100円だった。
1993年にはパッケージのデザインを変更。当時は20本入りで220円。1993年にはパッケージのデザインを変更。当時は20本入りで220円。
初登場時のポスターには「華麗なる登場」のキャッチコピーが。初登場時のポスターには「華麗なる登場」のキャッチコピーが。
こちらはセブンスターファミリー「マイルドセブン」登場時(1978年)の有名なポスター。こちらはセブンスターファミリー「マイルドセブン」登場時(1978年)の有名なポスター。

1969年と80年代~2000年代の象徴的な出来事がモチーフになったイラスト裏面のイラストは4種類。誕生年の1969年と80年代~2000年代の象徴的な出来事がモチーフになっています。左より、”50th”を金文字でデザインしたパッケージ表面、月面に着陸したアポロ11号の宇宙飛行士(1969年)、空前のディスコブームに沸き、お立ち台で踊る女性(1980年代)、90年代半ばに最盛期を迎えたポケットベルの「ありがとう」を意味する数字(1990年代)、2005年に三冠を達成したディープインパクトの雄姿(2000年代)

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#360 相棒バッグはコレに決まり!

文/片岡静香(モノ・マガジン編集部)

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ファーロ/ファビオ(フォレストグリーン)価格7 万3440 円ファーロ/ファビオ(フォレストグリーン)価格7万3440 円

さり気なく自分のセンスを主張できるアイテム“鞄”。ライフスタイルを演出してくれるものだからこそ、デザインはもちろん使い勝手や素材にまでこだわりたい。そんな鞄好きに送る鞄案内が、1日(土)に発売したモノ・マガジン12月16日号「男の一生鞄」特集だ。

特集でも紹介した、上質な革鞄が魅力の「FARO(ファーロ)」。2005年に「クラフトマンシップ&モダニティ」をコンセプトに誕生したブランドだ。イタリア製のレザーにこだわり、長く愛用できる名品を多く生み出している。FAROやBRIEFINGブランドを展開する、ユニオンゲートグループWS営業部 部長の大倉正人さんに展示会にて話を聞いた。

革の独特な柔らかさが、特別な温かみをもたらすファーロの革鞄。「縫製は全てイタリアのマルケ州にある工場で一貫して行なっている。イタリアのシュリンクレザーは、柔らかくも弾力があるのが特長。そんな柔らかな素材を用いるため、持ち手には、低反発で強度のある素材を使用するなど、芯材に工夫を凝らしている。歪みにくく使いやすいのが魅力」。

また、ファーロの鞄は縫製や細かな部分まで、丁寧に作られているのもポイントだ。「革を重ね合わせた後、念入りに3回コバを処理し、革の端を丁寧に細かく縫い合わせるので、壊れにくく長く使うことができるようになる」。柔らかな革が、職人の巧みな技術によって、美しい佇まいの鞄に仕上がるのだ。

ファーロの定番モデルである、シンプルなデザインのトートバッグ「FABIO(ファビオ)」と、かぶせ型のデザインが特長的な「FRATELLI(フラテッリ)」。今シーズンは、バーガンディとフォレストグリーン2色が新たにラインナップ。展示では、実際に5 年間使い続けているという、大倉さん愛用のトートバッグも飾られていた。「革は経年で変化するが、縫製がしっかりしていれば、壊れにくく長く愛用することができる」と話す大倉さん。上品な風合いはそのままに、長く丈夫に使える“質の高い鞄”を知ることができた。

丁寧に使うことで、さらに価値が増す「一生モノの鞄」。日々の生活を支えてくれる大切な存在だ。毎日使うのが楽しみになるような特別なアイテムを是非見つけてほしい。

ファーロ/フラテッリ(フォレストグリーン・左)価格7万1280円ファーロ/フラテッリ(フォレストグリーン・左)価格7万1280円
ファーロ/ファビオ M(バーガンディー・右)価格5 万9400円 フラテッリ M(バーガンディー・左)価格6万8040円ファーロ/ファビオ M(バーガンディー・右)価格5 万9400円 フラテッリ M(バーガンディー・左)価格6万8040円
大倉さんと愛用のファビオ。大倉さんと愛用のファビオ。
展示会の様子

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#359 その後のSF映画に多大な影響を与えた幻の傑作!「イカリエ-XB1」

文/大谷暁(モノ・マガジン編集部)

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その後のSF映画に多大な影響を与えた幻の傑作!「イカリエ-XB1」


 子どもの頃からSF映画が大好きだった筆者は、TVの洋画劇場でSFや怪奇映画(昔はホラーではなくこう呼んでいた)を観るのが3度の飯より好きだった。当時は現在と違って、ビデオ(DVDやBlu-rayではなくビデオという表現がしっくり来る)もない時代だったので、モノ凄い集中力で鑑賞していたのを思い出す。もしも見逃したら今度いつ観れるか分からないゾ……と考えただけで気合の入り方が違っていた(笑)。「禁断の惑星」「宇宙戦争」「地球最後の日」などの古典的SFどストライク作品も嫌いではなかったが、「地球爆破作戦」「最後の脱出」「決死圏SOS宇宙船」といった変化ワザC難度作品が結構好きだった。またTVでは「宇宙大作戦」(スター・トレックではなく)も欠かさず観ていた。※同じTVドラマなら「巨人の惑星」(知ってます?)も楽しかった。

 またSF映画の金字塔と呼ばれる「2001年宇宙の旅」は、今でこそ、結構TVでも放映されているが当時はなかなか放映されなかった。映画館でリバイバル公開されるまで、一切観たこともなかった映画で、自分にとってはある意味幻の作品だった。※同じキューブリック作品なら「博士の異常な愛情」も見応えアリ。

 で、今回紹介する「イカリエ-XB1」は、なんと共産主義下のチェコスロヴァキアで生まれた奇蹟のSF映画。冷戦時代の1963年につくられた作品だ。そのオリジナリティ溢れる世界観は、前述の「2001年宇宙の旅」にインスピレーションを与え、乗組員たちが調和しながら協働する様子は「スター・トレック」にも影響を与えたと言われている。特にキューブリックは「2001年宇宙の旅」の製作準備の段階で参考になりそうな作品を片っ端から鑑賞しており、その中でも「イカリエ-XB1」は、テーマと表現を高く評価していたそうで、実際に宇宙服や宇宙船内部の照明デザイン、地球にいる家族とのテレビ電話による交信、宇宙船内での乗組員たちの日常生活の描写、さらに「探索旅行」というテーマなど両作品の類似点も多く見受けられる。

 チェコスロヴァキアでは、1963年から1964年にかけて公開され51万人以上を動員し大ヒットを記録。長年観る機会のなかった映画であるが、2016年に4K修復され、同年カンヌ国際映画祭カンヌ・クラシック部門で脚光を浴びたデジタル・リマスター版で2018年5月、日本では劇場初公開された。そしてついに日本初ソフト化。筆者的には思わず「不思議惑星キン・ザ・ザ」のDVDの隣りに並べたくなる、そんな存在感のあるタイトルですね! 超オススメです。

「イカリエ-XB1」
「イカリエ-XB1」
「イカリエ-XB1」

「イカリエ-XB1」
 

■ 製品情報
 1963年/チェコスロヴァキア
 88分/モノクロ
 12月26日(水)発売。
 Blu-ray価格5184円
 DVD価格4104円。
 発売・販売:キングレコード
 © National Film Archive

#358 「鉛筆愛好家のサークルにようこそ……」

文/サクライダー(モノ・マガジン編集部)

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「鉛筆愛好家のサークルにようこそ……」


文房具好きにはもはや説明不要の「Graf Von FABER-CASTELL」。1761年、ドイツ・ニュルンベルク近郊で創業された世界最古の筆記具メーカー。今では当たり前となった六角形の鉛筆の原型を生み出したのも実はこのブランド。子供用の色鉛筆から、ゴッホやカール・ラガーフェルドなどそうそうたるアーティストが愛用したことでも知られている、とここまではモノ・マガジン文房具特集でみなさんもご存知のお話し。

写真は先日デッドストックとして手に入れたファーバーカステルの傑作品、パーフェクトペンシルの先代モデル。ファーバーカステルファンならお気づきだと思いますが、現行のパーフェクトペンシルとはかなり仕様が異なる点に注目。まず、太さ。現行のそれよりひとまわりほどスマート。そしてパーフェクトペンシルの名をあらわす鉛筆、消しゴム、鉛筆削りのうち、鉛筆削りがキャップに装備されておらず、別体であることが最大の特徴。

パーフェクトペンシルの先代モデル

20年くらい前に手に入れた、という前オーナーからの情報以外、何もわからないというこの製品。職業柄、あるいはしつこいオタク的性格もあり、いろいろ調べてみたのだけれど本当に情報が出てこない。未使用のボックス脇には「11 85 15」の品番らしき数字。それと同封されていたカードに手書きで書かれたAFに続く3桁のナンバリング。ケースは銀張りでファーバーカステルの創業地であるニュルンベルクの木彫り職人が愛用した、はんの木が使用されていることはわかっている。8つ折りになった取り扱い説明書には「鉛筆愛好家のサークルにようこそおいでくださいました」から始まる、作り手の想いがこもった解説。

別体となる鉛筆削り

いまの世の中、どんなモノを買っても値段がわかってしまい、ギフトの多くがシラケ気味になりつつある昨今。こんなミステリアスな買いモノができたことが楽しくて。しばらくこの買いモノの続きを楽しもうと夜な夜なネットの海をさまよう日々。

#357 今年もアイツが帰ってきた!

文/小川太市(モノ・マガジン編集部)

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吉野家の風物詩的なメニューが「牛すき鍋膳」


毎年、この季節になると期間限定で登場する吉野家の風物詩的なメニューが「牛すき鍋膳」。
肉&野菜たっぷりの鍋を火にかけて提供、最後までアツアツ美味しく食べられるというスタイルが大好評で、これまでに5000万食を売り上げている。

毎年グレードアップがなされている名シリーズだが、2018年度はダシからこだわり、牛肉もより厚みのあるサイズとなっている。

鍋にぎっしり盛られているのは野菜(白菜、玉葱、長葱、人参、水菜)、豆腐、平打ち麵、そして牛肉。
野菜は半日分の必須野菜量があり、牛肉は更に肉厚とボリューミー。

具材を煮込む割り下は、今年は三大旨味(イノシン酸、グルタミン酸、グアニル酸)をしっかり効かせたダシになっており、それぞれの相乗効果でより旨味を感じられる仕掛けだ。

正直、このダシだけでも”うまい”のだが、具材からでる旨味も調和してより奥深い味わいが展開する。
更に鍋にはセットとして生卵、白米、御新香も付く。
正直、このセットで700円を切るのは”やすい”というか、驚異的な価格とさえ言えるだろう。

火にかけられた牛すき鍋膳はからは、グツグツと煮える音、甘い香りが漂ってくる。
これだけでも食欲をかなりそそられる。
固形燃料は約15分着火しているそうで、まさに”ごゆっくり”食べられる。

どこから食べても良いが、味わうのはやはりメインの肉から。
濃厚なダシで煮込まれ、脂がのった牛バラ肉は柔らかくジューシー。
これを溶き卵に絡めて食べれば、まさに至福のひととき! 

牛すき鍋膳(牛チゲ鍋膳)は並690円(大盛790円)でテイクアウトも可能。
並盛4食分の牛肉が入っている牛鍋ファミリーパックも発売される。
何にせよ冬到来を告げる、
吉野家が誇る傑作メニューが満を持して投入されたので是非とも店頭でチェックして欲しい! 

#356 最新の掲示板のヒミツは静電気!?

文/関谷和久(モノ・マガジン編集部)

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最新の掲示板のヒミツは静電気!?電子吸着ボード「ラッケージ RK30」(パーティションタイプ)。
本体サイズ:幅約550×高さ約350×奥行約21mm。質量:約780g(電池含まず) 電源:単3形アルカリ乾電池×4本(別売り) 動作時間:約9カ月※電池の種類及び使用環境によって異なります。
価格9720円。2018年12月14日発売。


家庭や会社、町内会などの掲示板に紙を留めるモノといえば、磁石や押画鋲、テープが一般的だが、この掲示板はなんと静電気を使って紙を吸着してしまうというから驚き。

キングジムの『ラッケージ』は、吸着面に微弱な静電気を発生させることで紙を吸着し、掲示することができる電子吸着ボード。

昔、プラスチックの下敷きをこすって、髪の毛を逆毛立ちして遊びましたよね、その原理です。

2014年5月の発売以降、ユーザーから高い評価を得ていたが、12月14日にシリーズ初となる両面吸着可能なパーティションタイプの「ラッケージ RK30」と、軽量な壁掛けタイプの「ラッケージ RK6040FL」が発売される。

吸着面に紙類を近づけると、すぐに貼り付く。複数枚の紙を重ねて貼りつけることはできないが、ノリやピン、テープなどで留める手間がいらない。もちろん、微弱な静電気のため、人体に影響はない。

画鋲やノリ、テープ等を使用しないため、当然、紙や吸着面にノリやピンの跡が残らないのがうれしい。掲示物へのダメージが少ないのはホント便利だ。( 厚紙、プラスチックや湿った素材は吸着できない)。

パーテーションタイプは、シリーズで初めての両面吸着モデル。掲示板とパーティションの2役で活躍。パーティションとして設置した際にには両面から資料を掲示することができる。

壁掛けタイプは、フレームがないスリムで軽量な掲示板。カラーはシルバーで、シンプルなデザインのため様々な壁面やインテリアにもマッチ。背面にネジやフック、吊りヒモを通せる吊り下げ金具付きで、簡単に設置できる。

冷蔵庫にマグネット、コルクボードに画鋲……これからは静電気でスマートにいきましょう!

電子吸着ボード「ラッケージ RK6040FL」電子吸着ボード「ラッケージ RK6040FL」(壁掛けタイプ)。本体サイズ:幅約600×高さ約400×奥行約21mm。質量:約820g(電池含まず) 電源:単3形アルカリ乾電池×4本(別売り) 動作時間:約9カ月※電池の種類及び使用環境によって異なります。価格5940円。2018年12月14日発売。

 
 
■お問い合わせ
キングジム お客様相談室
フリーダイヤル 0120-79-8107
URL: https://www.kingjim.co.jp/

#355 ストラップを替えてみた、そしたらステキになった

文/モノ・マガジン編集部 松崎薫子

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ストラップを替えてみた そしたらステキになった

秋は子どもの運動会やハロウィンなどイベントが多く、カメラを持ち歩く頻度が増える。お気に入りのカメラなのに、ここ最近カメラのストラップが汗や水でダメになりポロポロ剥がれおち悲惨な状態になっていた。

そこで新規ゲットしたのが、こちらのYOSEMITE CAMERA STRAP。カリフォルニア州にある国立公園を名に冠したレーベルで、世界で30人ほどしか存在しないLEICA公認の写真家、伊﨑真一氏が中心となり立ち上げたフォトライフブランドだ。それだけに機能もデザインも抜群の商品。プロのカメラマンやアウトドアで使用するヒトから絶賛を受けている理由は下記の通りだ。

まずなんといっても素材がいい。汗や水に強いドライ加工されたクライミングロープを使用しており、調整時に縛っても折り目が残らない仕様が特徴だ。

そしてデザイン性の高さ。レザーをアクセントとし、カラーも柄も豊富だ。色の組み合わせも洒落ている。

また、長さのバリエーションがあるところもナイス。50、105、110、126cmと4種類。少し長めを選べば、斜めがけはもちろん、縛って短く使用しることもできる。

最後に肩への食い込みだが気になる要素なし。とても快適に掛けられる。

またさらに今月末に発売になる新ストラップもあるという。今まではストラップの付け根部分がレザータイプだったが、新しいストラップは、付け根がYKKと共同開発した強化プラスチックのシームレスタイプに。しかもコストもダウン。120cm / 110cm 価格6800円、ハンドストラップ(40cm) 価格5800円。

見た目よし、機能よし、コスパもよし。ストラップ替えるだけで雰囲気もかわるカメラの佇まい。ぜひ、1本いかが。絶対損はしないと思うよ。

■お問い合わせ
 Extended Photographic Material
 https://shop.extended.jp

YOSEMITE CAMERA STRAP mad black
YOSEMITE CAMERA STRAP
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価格 1万800円
Yosemite Camera Strap  LIMITED EDITION EDDIE REDYosemite Camera Strap
LIMITED EDITION
EDDIE RED
価格 1万800円

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