#319 中年リターンスキーヤー、ゲレンデに舞う!?

文/小野正章(モノ・マガジン編集部)

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XDR 88 Ti
「XDR 88 Ti」
パウダーから圧雪バーンまであらゆる雪面やコンディションに対応するオールマウンテンスキー。振動を吸収し安定性も抜群。しかも軽量のため疲れにくい。サイズは165cm、172cm、179cm、186cm。ビンディング(WARDEN MNC)付き価格10万8000円

野沢温泉でサロモンの新しいスキーを試乗しませんか? 代理店からそんなお誘いをいただいた。温泉好きの私としては久方ぶりの野沢温泉。ぜひ行きたいけどスキーなんて一体いつ以来だろう?

やや躊躇したものの、これも仕事のうち。行けば外湯廻りも堪能できそう、とポジティブに考えて参加することに。ひさびさの野沢温泉は近かった。以前は長野駅から飯山線に乗り継いで、戸狩野沢温泉駅からタクシーというのが常道だったが、いまでは新幹線も金沢まで延びているため、最寄りの水尾駅からバスに乗り換え30分ほどでスキー場に到着する。

さて、着いて驚いたのは外国人観光客の多さ。ゲレンデも温泉街も海外からの家族連れやグループで大いに賑わっているのだ。ニセコや白馬のスキー場が海外でも有名なのは知っていたが、まさか野沢温泉までがこんなことになっているとは! 最近行った方ならおわかりと思うが、外湯が点在する狭い路地のいたるところに外人客がぞろぞろ歩き、夜ともなれば居酒屋はおろかラーメン屋や定食屋までが外人客で一杯。ともかく違和感があるというか、ミスマッチというか、その加減が曰く言いがたいのだ。そんな状態なのでどの店にも入るに入れない。いや、入っても溶け込めそうにない…。なぜ日本の温泉街でこんなに肩身の狭いをしなくてはならないのだろう?

おっと、話を本筋に戻そう。

試乗したのは2017—2018シーズンの新製品「XDR」というモデル。ガチガチのアルペンタイプでもなく、モーグルや荒れた雪面に特化したタイプでもなく、オールラウンドに対応するスキーとのこと。どんなレベルの人でも、楽しく“遊び尽くす”事ができるように開発されたので、私のようなリターンスキーヤーやレジャーとして雪を楽しく滑りたいという人にとっては最適なモデルといえそうだ。今回は久々ということもあって、ラインナップ中でもっともエントリー向けのスキーを割り振られた。

スキーの指導者としてお付き合いくださったのは俳優の田村幸士さん。田村さんは高校・大学とスキー部に所属し、特に大学時代は全日本学生スキー選手権で2度入賞したほどの実力の持ち主。最近では東野圭吾の原作をドラマ化した『カッコウの卵は誰のもの』への出演のみならず、そのスキーアドバイザーを務めるなど活躍中。そんな人に指導していただけるのだから光栄至極なこと。

まずは、緩斜面で田村さんの滑ったコースをトレースしながら後に付いて滑り、慣れてきたところでゴンドラで頂上直下まで。「XDRはどんな雪面に対しても80点の優等生。グルーミングされたバーンだけでなく、コース脇のパウダーも楽しんで」と田村さん。なるほど、実際に圧雪されたコースから未圧雪ゾーンに滑り込んでも、足が取られることなくスムースにターンができる! オレってこんなに滑れたっけ?? なんて錯覚したほど。もちろん圧雪コースでは思うままにコントロールでき、余分な箇所に力を入れる必もなく、当然疲労感もほとんどなし。 

その後も短時間ながら、田村さんとともにスキーを堪能。もう少し滑りたかったけれども、怪我しないうちに切り上げてスキー場を後にした。今回はゲレンデのコンディションが整っていたことも大きかったけれど、辛さなどは微塵も感じず、楽しさだけが味わえた時間だった。正直、この板でならまた何度でも滑りたい。そう、感じさせてくれるスキーのパフォーマンスだった。

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国際色豊かな野沢温泉街
国際色豊かな野沢温泉街。最近はヨーロッパからのスキーヤーが増えているとのこと。

田村幸士さん愛用のヘルメット
田村幸士さん愛用のヘルメット。おや!? どこかで見たようなブランドロゴが…。

詳細は→http://sallot-ski.com/

#318 息子が毎日着たがるウール肌着

写真/青木健格 文/松崎薫子(モノ・マガジン編集部)

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息子が毎日着たがるウール肌着

ここに紹介するのは、メリノウールとオーガニックコットンを
使用したデンマーク発のニットブランド「Joha(ヨハ)」です。
1963年の創業当時はコットン中心に展開するニット会社で、
1980年代後半にウールの取り扱いをスタート。
その後、ある顧客からの要望でウールのキッズ向け肌着を作り
取引先のショップのオーナーへ向け展開しました。
それが評判となり、本格的にキッズアイテムをリリース。
現在では、ウールの肌着業界でヨーロッパ最大の規模を誇るほどに。
2013年の秋から日本をはじめ、アジアへも進出し話題になっています。

「ウールは触り心地が良く、体温調整もできる優れものよ。
このヨハの製品はとても品質がいいの。そのためスカンジナビアでは、
誰もが一度は袖を通すといわれるほどになり、とてもうれしいわ」
と話すのは3代目のクリスチーネ ヨハンセンさん。

取材に応じてくれたヨハンセンさん
昨年の秋に来日した、 ヨハ 3代目デザイナーの クリスチーネ ヨハンセンさん。「子どもには風通しも抜群のウールシルク素材もおすすめよ」と教えてくれました。

 
環境にやさしいことにも重きを置き、EUの環境検査合格証で
厳格な環境検査を通過した商品のみに許可される「EUフラワーエコラベル」を
使用するなどクオリティに妥協を許さない。
そのため着心地の良さはお墨付きです。
とても細い繊維で作られているので、ウール独特なチクチク感はなく、
肌へのストレスは一切なし。

3歳になる息子もその違いがわかるようで、
いつもきまってヨハの肌着を好んで着ています。しかも冬だけでなく、
意外とオールシーズン使えることにもびっくりしています。
そう、夏は涼しく、抗菌・消臭等に優れた特長もあるのです。
デザインも華美な要素はいっさいなく、色にいたっても
エコ基準の観点からチョイスされるこだわりようもポイントです。

今日紹介するのはキッズアイテムだが大人用もありのでぜひ試してください。
ウールは身体を守ってくれるほか、火が燃え移ることもないので
バイカーの人などには特におすすめしたいです。
一度着たらほかの肌着を着られなくなる……。
子どもは本当に正直だわ。笑。

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ボディショートスリーブ
ボディショートスリーブ
価格2592円

ブラウス
ブラウス
価格2376円

ジャンプスーツ
ジャンプスーツ
価格6588円

アンダーシャツ
アンダーシャツ
価格3888円

ショーツ
ショーツ
価格2592円

お問い合わせ先
UNIT
電話03-6804-3242
http://www.unit-ew.com

#317 キミは生賴範義を知っているか 上野の森美術館 生賴範義展レポート

写真・文/島田雄右(モノ・マガジン編集部)

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生賴範義は、1962年より書籍の装画や挿絵、新聞広告の仕事を始め、SF映画史上最大のエポックメイキングな作品「スターウォーズ 帝国の逆襲」の国際版のポスター(1980年)を手がけたことでその名を知られるようになる。「ゴジラ」シリーズのポスターやコーエー(現コーエーテクモゲームス)の歴史シュミレーションゲーム「信長の野望」のジャケットといえばピンとくるという方も多いのではないだろうか。筆者は、父親の本棚の中から小松左京の『復活の日』の表紙を見て、その“オトナ”な世界にクラクラしたことを思い出す。生賴範義の描いた歴史、SF小説の表紙をみて思わず手に取り、ジャケ買いした諸兄も多いのではないか。

展覧会の入り口には、装画を手がけた書籍がタワー状に展示され、いきなり圧倒される。描いた書籍は生涯で1500冊以上! 多い時には年間130冊以上の装画を手がけていたというから、2日から3日に1枚描きあげていた計算になる。小説の中身を読まなければ描けないので、通読して表紙を描いていたというから驚きだ。

確かな写実力と、観るものを納得させる構成力。意外だったのは作品が厚塗りではないこと、必要最小限のタッチで的確に描きあげられた作品は、遠くで見てよし、また近くで見ても息を飲む。修正の跡がほぼ無いことも特筆すべき点だろう。構図さえ決まれば、あとは色を置いてゆくだけの作業というから、度肝を抜かれる。迷いや無駄のない線やタッチで描かれた作品はオーダーによってさまざまな技法で描かれ、映画、小説作品の世界観をイメージとして具現化した。生賴範義が手がけた多くのSF作品は現実ではなくフィクションの世界。漆黒の闇として描かれることが多い宇宙空間を、生命感あふれるグリーン系で表現した「生賴グリーン」と呼ばれる宇宙空間。発光する光や大海原をかき分けて進む船の水しぶきのエフェクト効果。後世に与えた影響は計り知れない。それが毎月のように出版、発売されていた80年、90年代は何と濃厚な時代だったことか。

残念ながら2015年に永眠した生賴範義。アシスタントもつけず、宮崎県のアトリエで黙々と創作に没頭し、数多くの作品を残した。イラストレーターという分野を切り開いたパイオニアでもあると同時に、その枠の中だけではくくれない繊細でいてダイナミックなアーティストでもある。

展覧会を企画した石田さん曰く「生涯作品3,000点以上、今回展示されているのは248点。この規模の展覧会なら、あと10回は開催できます」とは恐れ入りました。質と量の両立を完全に満たした生賴ワールドを体験していない者は上野に急げ! 会期は2月4日(日)まで。

■展覧会詳細情報コチラ
 上野の森美術館
 http://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=227

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会場に到着。興奮を抑えられません。
会場に到着。興奮を抑えられません。


展覧会の入り口に登場する生賴タワー。圧巻!

展覧会図録は、糸かがり綴じという懲りよう。
展覧会図録は、糸かがり綴じという懲りよう。なるべく細部まで見て欲しいという展覧会を企画した方たちの情熱が伝わってくる。

グッズコーナーも充実しているので軍資金は余裕をもってお出かけ下さい。
ずっと欲しかった「ゴジラ対キングギドラ」のポスターを購入。グッズコーナーも充実しているので軍資金は余裕をもってお出かけ下さい。
TM & © TOHO CO.,LTD.

今回、案内して頂いた企画者の石田達也さんと。
今回、案内して頂いた企画者の石田達也さんと。生賴範義さんとは? の問いに「職人として芸術家として一流! まさに現代の北斎でした」

#316 東京オートサロン備忘録

写真・文/桜井靖人(モノ・マガジン編集部)

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東京オートサロン2018

昨年開催された東京モーターショーの入場者数は10日間で約77万人。かたや、今年1月12日から14日まで3日間のスケジュールで行なわれた東京オートサロンは約32万人。1日あたりの入場者で見れば、もはや東京モーターショーをしのぐ、日本屈指のクルマ関連イベントになった「東京オートサロン」。

83年のスタート当初は「東京エキサイティングカーショー」というネーミングだったことを覚えている人もずいぶん少なくなってしまったけれど、ぼくがはじめてこのショーを観たときの衝撃は今でも忘れられません。幼稚園時代に近所の国道で車種当てウオッチング、小学生でスーパーカー撮影会と週末ディーラーでのカタログ収集、中学生で東京モーターショーデビューと、順調にエンスージアストの階段を登っていたぼくは、エキサイティングカーショーがふつうの自動車ショーなのかと思って遠く千葉の町から遠征。しかし、そこで待っていたのは、当時全盛となっていたシルエットといわれるレーシングカーたち。たとえばスカイラインシルエット、シルビア、ブルーバードの日産ターボ三兄弟。トヨタはセリカ、ポルシェのWECモデルなどなど。フェンダーが大きく箱型に飛び出し、フロントとリアには衣装棚のようなスポイラーがつけられたド派手なカスタムカーに一瞬でヤラれてしまったのです。しかも会場に展示されたクルマはすべてレースを走ったホンモノ。オイルの汚れも塗装のハゲもすべてが歴史の生き証人。24枚どりのフィルムは会場入りしてすぐに撮り終えてしまい、あとはただひたすら眼球に焼き付けようと必死でした。スマホ片手に回った、今回のオートサロンで、35年前のそんなことを思い出しました。それと、この東京エキサイティングカーショー。当時のことを調べてみると、主催者は「オートスポーツを楽しむ会」であり、大藪春彦氏がその名誉会長でありました。


 
こちらは「2018年の東京オートサロン」の様子。
いまの様子からは想像もつきませんが、東京エキサイティングカーショー時代はレーシングカーと、全国のカスタムチューナーが新作パーツや最新チューニング技術をお披露目するガチなイベント。華やかなコンパニオンさんどころか、女性来場者もまったくと言っていいほどいなかったと思う。もちろんソレ目当てのカメラ小僧も。
軽トラのアドベンチャー系カスタムがあったかと思えばベントレーのレースマシンがあったり。この振り幅の大きさこそがいまの東京オートサロンの魅力。

●東京オートサロン2018の出展詳細は

www.tokyoautosalon.jp

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#315 すべての予想を裏切る衝撃の「スター・ウォーズ」 「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」

文/大谷暁(モノ・マガジン編集部)

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スター・ウォーズ/最後のジェダイ
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

 新年あけましておめでとうございます。本年もモノ・マガジンをよろしくお願いします。さて2018年の初ネタは、絶賛公開中の映画を超えた史上空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(17)であります。本作は前作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(15)のその後を描いたシリーズ8作目。

今回の主役は前作ではほとんど出番がなかった伝説のジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーと、フォースが覚醒したレイ。そしてダース・ベイダーを受け継ごうとするカイロ・レンの3人。またストームトルーパーの脱走兵フィン、レジスタンスのヒーロー、ポー・ダメロンも活躍しちゃいます。新たな登場人物としては、ベニチオ・デル・トロ演じるDJにも注目して欲しい。またユニークでキュートな新キャラ「ポーグ」、カッコ良さならクリスタルフォックスも見逃せない(ポケモンみたい)! しかし何と言ってもレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーの遺作ということでファンとしては忘れられない作品ともなった。

さて肝心のストーリーは一体どんな展開になるのだろうか? 考えられることはいくつもある。まず、前作で死んだはずのハン・ソロが実は生きていたという展開! もし生きていたら、それはもうターミネーターだろって話! またはハン・ソロが実はジェダイだったとか……最強ですね。ふたつ目はダークサイドに落ちるのはレンと見せかけて本当はレイだったとか! もしくはふたりともダークサイドに落ちちゃうのも面白い! またベタですがルークが殺される展開もアリだ! そして前作からその立ち位置が気になっているのがフィン! 絶対に主役級の存在だと思っている筆者としては最後のどんでん返しがあることに期待したい。元々ランド・カルリジアンかメイス・ウィンドゥのどちらかと縁がある重要人物であると断言したいところだが、果たして真相は……。というように観る前に妄想を抱けるのも「スター・ウォーズ」ならではの愉しみ方のひとつなのだ! 

そんな「スター・ウォーズ」シリーズの第一作「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」(77)を筆者が初めて観たのは高校生の時だった。当時は同時期に製作されたスピルバーグ印の「未知との遭遇」(77)と人気を二分していた。ここだけの話、筆者は「未知との遭遇」派でした(笑)。筆者が「SW」に興味を持ったのは実はフィギュアから。80年代に、手掛けていた雑誌でUSA トイを特集。そこでコイン付きのケナー社製SWフィギュアを紹介してから興味が湧きましたねぇ~。扱っているお店がほとんどないのもコレクター心に火が付き、渋谷のファイヤー通りにあった「ザップ」とか、池ノ上にあったUSAオモチャの小さなお店で購入してましたね。それはプレミアがつくもっと以前の遥か昔の話……。

 「スター・ウォーズ」というタイトル。当初の邦題は「惑星大戦争」と予定されていたが、ジョージ・ルーカス監督の世界共通タイトルで公開という意向で「スター・ウォーズ」となった。本国アメリカでは興行収入記録を塗り替えた大ヒット作品だが、日本での公開はなんと1年以上先というとんでもスケジュール。今では考えられないが昔はよくある話でもあった。でその間の正月映画として製作されたのが「惑星大戦争」(77)という作品。そのまんまですね(笑)。

 話を戻すと、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は、稀にみる傑作と言っても過言ではない。前作で抱いた旧三部作の焼き直し感は見事に払拭され、もう一度観たくなる、そんな作品に仕上がっている。前作のJ.J.エイブラムス監督から引き継いだライアン・ジョンソン監督の手腕が見事のひと言。長編映画監督デビュー作「BRICKブリック」(05)が、2005年のサンダンス映画祭で上映され、審査員特別賞を受賞。またSF映画「LOOPER/ルーパー」(12)では、奇想天外な展開で描き映画ファンのハートを掴んだ。まさに天才の片りんをのぞかせていた。TVシリーズ「ブレイキング・バッド」でもメガホンを撮っている。このライアン・ジョンソン監督、早くも新たに描かれる「スター・ウォーズ」新3部作の監督にも内定しているというから、その期待の大きさが計り知れる。そして気になるのはエピソード9。なんと、J.J.エイブラムス監督が返り咲くとのこと。個人的にはうーんという感じですが、如何でしょうか。正直、毎回ビッグタイトルに挑みますが結果が伴わない。TVシリーズ「LOST」がピークだったのではないかと思うのは私だけ……。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

スター・ウォーズ/最後のジェダイ
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

スター・ウォーズ/最後のジェダイ
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

スター・ウォーズ/最後のジェダイ
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
 
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
 2017年アメリカ映画
 公開日:12月15日(金) 公開
 上映時間:2時間32分
 上映方式:2D・3D
 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

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#314 大迫と走れるNRCって!

文/本田賢一朗(モノ・マガジン編集部)

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800m、400m×2本、200m×8本、400m×2本、800mを、それぞれペースを替えて取り組むインターバル走。


 私も、プライベートで最近よく参加しているNike+Running Club(NRC)。先週日曜日、12月17日にはランナーにとっては贅沢なセッションが開催された。2週間前の福岡国際マラソンで3位になった大迫傑選手を招いての「OSAKO STYLE RUN NRC Breaking3.5」だ。フルマラソン3時間半切りを目指している参加者たちがインターバルトレーニングを大迫選手と一緒に行うというもの。1月16日発売『モノ・マガジン2-2号』でのランニング企画の取材と称して、ただ見たかっただけです。

 数十倍の抽選で当選した20名ほどの参加者たちも、現役日本人マラソンランナー最速選手だけに、大迫選手が登場したときにはなんだか息を飲んでる感じ。正直、トップアスリートが来るといってもトラック1~2周をジョグして、あとはトラック脇で「ナイスラン~」とかけ声かけるくらいなものなのだろうとナナメに構えてましたが、もうガチ。キロ3分20秒から設定ペース毎に4グループにわかれ、200~800mのインターバル走をこなしていく。このメニュー全てに、各グループを順番に大迫選手が混じって入り走ってくれる。市民ランナーとして十分アッパークラスの参加者の皆さんだけに、実に多くを肌で感じ取ったことでしょう。

 約1時間半程度のセッションを終えてからは、ナイキ原宿に移動してトークセッション。福岡国際の感想に始まり、トレーニング方法や生活面で心がけていること、スピードを出すコツなどに話が及ぶ。例えば大迫選手が福岡国際の前日、レース前には我慢しようと思ってたラーメンを「やっぱり博多はラーメンが有名だし……」とつい食べちゃったなんて話も。ただ、普通「トップランナーもラーメン食べるんですね、意外!」そして笑い、チャンチャンで終わるのだけど、それを受けてNRCコーチ陣が食事とメンタルの関係などコメントを添える。こんな具合に大迫選手が明かすトップランナーの技術やノウハウを、市民ランナーがどう活かせるのかをNRCコーチが噛み砕いて補助線を引いてくれる。シューズの話に及べば、参加者全員が試走に使った『ナイキ ズーム フライ』などズームシリーズの開発経緯からシューズの構造までの説明をするなど、エンタメのようできっちりと走りの勉強会。走力だけで終わらず、メンタルそしてシューズに強くなれる内容。

 最後に大迫選手と参加者ひとりひとりと記念撮影をするのも至れり尽くせりだなぁ、なんて眺めているうちに、大迫選手が退出。これで終わりだろうと思いきや、その後はセッションで分かれたグループごとに座談会。参加者同士、練習法の疑問点や悩みを共有し意見交換。それにNRCコーチ、ペーサーが解決の糸口を示してくれ、各グループとも結構深いテーマへと掘り下げていた。

 トップランナーと市民ランナーの「ヒト」、フルマラソンに限らず走る「コト」そして、それぞれの目標に到達するためのシューズである「モノ」をつなげるNRC。
 単に有名アスリートとの記念撮影じゃない、ランナーみんなの青写真を描く、ホントのコミュニティがある。マラソンで3時間半切りを目指すNRCのBreaking3.5。プログラムはまだまだ続いているのでチェックしてみては。NIKE.COM/NRC

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直近の陸上競技専門誌でも「大迫時代が来た」なんて見出しが並ぶけど、NRCにその大迫選手が来た。このクラスの選手が来る練習会は、そうはない。

長く厳しいマラソンの練習をやり抜くコツを参加者から質問され、「モチベーションは日常のあちこちに転がっていて、その中から拾い上げて、できることを続けていく」と言う。

福岡国際マラソンでは1位から4位までが<ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%>を着用していた。このモデルを頂点としたズームシリーズの説明がナイキ担当者から行われた。このスーパーシューズ<ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4% >をはじめとするズーム シリーズには、1月16日発売『モノ・マガジン2-2号』のランニング企画でも触れる。

トークセッションが終わると、参加者ひとりひとりと記念撮影。各参加者にはメールで送られた。

#313 傑作モノを見よう!

文/新野敦子(モノ・マガジン編集部)

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©2017 Twentieth Century Fox Film Corporation/配給:20世紀フォックス映画


今月12/16に発売されるモノマガジンは35周年というアニバーサリーイヤーにちなんだ傑作品特集になっている。そこで、今回このモウェブでも傑作といえるものを紹介したいと思う。

2015年に公開され、世界中を熱狂させた『キングスマン』をご存知だろうか。その続編となる『キングスマン:ゴールデンサークル』が2018年1月5日より公開される。

キックアスを手掛けたマシュー・ヴォーン監督が持ち前のド派手なアクションとテンポの良さで、従来のスパイ映画らしさと、今っぽさをミックス。音楽やセリフ、カメラワークに至るまでセンスが光る。表の顔はロンドンの高級テイラー、しかしその実態はどの国にも属さない世界最強のスパイ機関という新たな設定と現代っ子感のギャップがおもしろい。

そして、今回の『キングスマン:ゴールデンサークル』では、アメリカを中心にストーリーが展開され、一流のエージェントに成長したエグジーとメカ担当のマーリンがキングスマン存続の危機により、アメリカの同盟機関『ステイツマン』に助けを求める。彼らは表向きはウイスキーの蒸留所を経営するコテコテのアメリカンチームで、衣装はウエスタンハットに鞭をもつカーボーイスタイルときている。

そして、敵役にはオスカー女優のジュリアン・ムーアがサイコパスな麻薬密売の女王として登場。レトロなオールドアメリカの雰囲気をポップに作りあげ、ぶっ飛んだTHEアメリカがここに! 世界中に危険な麻薬をばらまかれ、キングスマンは世界を救えるのか?! 個人的には真っ赤なミンチ肉でハンバーガーを作るところは衝撃的(笑)。かなりの見所だ。あとエルトンジョン(笑)。

そして、この映画の素晴らしい点はストーリーだけではない。スーツ姿もそのひとつ。それもそのはず、設定は英国の歴史あるサヴィルロウのテイラーをモチーフにし、実際にあるHUNTSMAN(ハンツマン)というお店がモディファイされて登場。

キングスマンが着る衣装はスーツの生地から縫製に至るまで100%英国製でつくられている。ターンブル&アッサー、ドレイクスなども使われている。

当初、主人公エグジーはアディダスやフレッドペリーを身にまとっているが、エージェントとして成長するとともに、仕立ての良い高級スーツに変わっていく姿も見どころのひとつ。スーツの他にも、キングスマンには欠かせないスパイツールに注目して欲しい。

腕時計は2015年の映画では『BREMONT』を使用していたが、今作では水中撮影や格闘シーン、スタントなど、あらゆる状況に対応できる時計を求め、よりふさわしい時計として、『TAG HEURE』を採用している。キングスマンのエージェントは『タグ・ホイヤー コネクテッド』、ステイツマン伝説の『モナコ キャリバー11』を着用。

前作でもよく出てきたエージェント同士で会議をするときに使われる眼鏡のフレームは、英国の高級眼鏡の老舗ブランドカトラー&グロス社のもの、遠隔操作で活性化できる毒の万年筆は英国の名門コンウェイ・スチュワート製品だ。

今回のミュージックもブリットポップから、カントリーまで気の利いた音楽に加え、アメリカらしいデザインのファッショナブルな衣装、大胆なアクションも大いに楽しめる作品になっている。
映画と作中の傑作品をお見逃しなく!

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世界的麻薬組織のゴールデン・サークルのボス役、ジュリアン・ムーア
高級スーツを身にまとう主人公エグジー役のタロン・エガートン

タグ・ホイヤーにインスパイされた時計がスパイツールとして使われている。

劇中でも活躍する眼鏡のフレームはカトラー&グロス社のもの。
万年筆は英国名門コンウェイ・スチュワート製品。

#312 見渡す限り、美尻、美尻、美尻……いや~、癒されますw

文/関谷和久(モノ・マガジン編集部)

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『ハイサワー美尻カレンダー2018』の「プレミアム版13枚綴り」は創業90周年を記念し、表紙がゴージャスなポスター仕様になっている。白いビキニが清楚な雰囲気を醸し出しているぞ。


♪わ・る・な・らハイサワーの博水社から年末恒例・美尻満載の『ハイサワー美尻カレンダー2018』が絶賛発売中なのだ。

2018年度版のカレンダーは月めくりでお尻が入れ替わる「プレミアム版13枚綴り」(12枚+表紙付き)と隔月でお尻が替わる「スタンダード版7枚綴り」(6枚+最終ページおまけ付き)の2種で、ともに大迫力のA2(420×594mm)サイズ。

今回のお尻選びのテーマは、博水社創業90周年にちなんで「キュッ(9)と引き締まった丸(0)い美尻」。ヒップモデルの写真25万1950枚から博水社の女性社員6名からなる「美尻グッズ部」が、約10カ月かけて厳選。レイアウトから色合いまでこだわった美尻中の美尻が勢ぞろいしている。

「美尻グッズ部」は2009年から9年間、美尻選びをしてきたいわばお尻のオーソリティ。今回はさらなる高みを目指し、カレンダーを見る人々が「このお尻の女性は今、何を想っているんだろう」「もし声をかけたら何て答えるかな」など、思わず妄想が膨らむような“ストーリー美尻”をイメージして選んだそうだ。

女性が憧れる美しさと男性好みのセクシーさを併せ持った絶妙な美尻セレクトは、営業などの男性社員の願望(笑)も聞きつつ、女性目線でお尻をチェックしているからだとか。

実は博水社は2010年からカレンダー、グラス、トランプなど美尻グッズを販売しているのだが、そのきっかけとなったのは、お尻のオープニングで有名なテレビ番組『タモリ俱楽部』だった。

2009年にハイサワーの特集(ハイサワー各商品で様々なお酒を割って試し飲みする「倉庫飲み企画」)があり、タモリさんが「泡盛のハイサワーレモン割り」を絶賛したところ、放送後に沖縄県の居酒屋や酒問屋から問い合わせがあったそうだ。

これを機に博水社が沖縄県に進出。現在、各所で泡盛のハイサワー割りが「島ハイサワー」として販売され、人気商品になっている。そんなご縁をつないでくれた『タモリ俱楽部』に敬意を表して、美尻グッズが誕生したのだという。さすが『タモリ倶楽部』。

さて、今年もあと1カ月を切りました。早いもんですね~。来年のカレンダーを何にするか決めかねているのであれば、ズバリこの『ハイサワー美尻カレンダー2018』をオススメするぞ! お正月から美尻を眺めつつ、冷えたハイサワーで一杯。眼福です。

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『ハイサワー美尻カレンダー2018』は「プレミアム版13枚綴り」価格2268円、「スタンダード版7枚綴り」価格1296円の2種類あり。写真は「プレミアム版13枚綴り」【問】博水社 http://www.8138.jp/

2018年版のお尻を選ぶ「美尻会議」の様子。「美尻グッズ部」の女性社員はお尻の形はもちろん、セクシーなくびれ、水着、背景まで細かくチェックしていく。

歴代の美尻カレンダー。2011年のテーマは「ボン・キュッ・ボン!」、2012年は「小悪魔系美尻」、2014年は「お尻も景気も上向き」と世相を反映しているのがおもしろい。

ハイサワーの発売は1980年。先代の二代目社長が「我輩が作ったサワー」で「輩(ハイ)サワー」と命名された。焼酎などお酒を割る割材で、愛飲されて今年で誕生37年のロングセラー商品。諸説あるが、「○○サワー」(関東)や「○○ハイ」(関西)の語源とされている。

#311 ホットなコーヒーニュース!

文/片岡静香(モノ・マガジン編集部)

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NEC・やなか珈琲/NEC・やなか珈琲/「飲める文庫」6作品飲み比べドリップバックセット 価格2340円(※なくなり次第終了)


次号12月1日発売のモノ・マガジンの三大特集のひとつ「コーヒー特集」より、本誌でも紹介したコーヒーニュースをお届け!

夏目漱石の「吾輩は猫である」や森鴎外の「舞姫」など、“小説の読後感”を再現したという、なんとも面白いコーヒー「飲める文庫」がリリース。

「飲める文庫」は、NECのAI(人工知能)技術とやなか珈琲のコラボレーションにより生まれたもの。文学作品に関する1万件以上のレビューデータをもとに、コーヒーの味覚指標に変換した学習データを作成。NECの最先端AI技術群にその学習データを投入し、分析モデルを構築する。その後文学作品を分析し、味覚指標のレーダーチャートを作成。そのチャートをレシピにして、作られたのがこのブレンドだ。

小説のイメージと一致するコーヒーの味わいとは、どんなものなのだろうか。試しに、夏目漱石の「こころ」と太宰治の「人間失格」を選び、飲んでみた。

「こころブレンド」→苦くずっしりとした味。奥深い味わいで飲みごたえがある。

「人間失格ブレンド」→苦いけれど爽やか。さっぱりとしていて飲みやすい。

ブレンドごとに物語を特長付けているかのような、味わいの違いを感じたが、なんでも人の味覚だけで6種類の味の差を表現することは容易ではないので、それぞれのコーヒーの味から文学の世界がイメージできることを目指したそうだ。まさに、一人で文学の世界を堪能して良し、友人や家族とワイワイ飲んで盛り上がって良し!のコーヒだ。

その他、大人が読んで楽しめるコーヒーにまつわる絵本や、少し変わったコーヒー、世界のコーヒーニュースなど、最新ニュース満載。読めばきっとコーヒーが飲みたくなる!? コーヒー好き満足の「コーヒー特集」。是非ご覧あれ!

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#310  2017東京モーターショー備忘録

文/桜井靖人(モノ・マガジン編集部)

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楽しかった! というヒトもいれば、つまらんかった、というヒトも。ボクの周辺クルマ好き調査ではほぼ半々の評判でありましたね、今回の「東京モーターショー2017」。

個人的には、行って良かった! 特に面白かったのが意外や意外。会場のむかって左奥。トヨタ関連のブース。

トヨタ本体ではなんといっても新型「センチュリー」。威風堂々としたスタイリングはもはやロールス! といった存在感。国産唯一にして、世界で一番信頼のおける12気筒エンジン(あくまで個人的な思い込み)がなくなってしまったのはアレですが、ともあれレクサスには出せない神社仏閣的なオーラは海外のメディアさん的にも大ウケだったようですしね。

そして「TJクルーザー」。FJクルーザーの後継、なんて言い方をしているメディアもいますが、これはまったくの新ジャンルでしょ。角のとろけたSUVばかりで、男性ホルモン足りないな、と思っていたワタシの心の隙間にバシッと入る、いますぐにでも買いたい、と思ったメンズモデルです。

写真で見るより実物はそんなに大きくなくて、サイズはアルファードよりコンパクト(全長:4300㎜×全幅1775㎜×全幅1775㎜)。濡れモノがそのまま荷室に乗せられるようフロアは樹脂成形。できればリアのハッチは上開きでなく、観音開きにしていただけるとワーク仕様っぽくてさらにカッコよく使えそうなのですが。開発の方々どんなもんでしょう? ちなみに車名の「T」はTOOLBOX(工具箱、「J」は“喜び“)から、だそうですからやはりここは思い切って観音開きモデル。そんなバリエーションやカスタムの面白さもふくめ、市販化が待ち遠しい1台です。

トヨタ・グループということで展開していた、お隣の「ダイハツ」ブースもこれまた楽しかった。ちなみにダイハツは今年で110周年。目玉はなんといっても「DN compagno(コンパーノ)」。たしかイタリアのカロッツェリアがデザインした昭和の名車「コンパーノ ベルリーナ」のリバイバルモデル。ボクの先輩がこれのスパイダーに乗っていたので、思いもひとしおです。コペンじゃなくて、1000㏄クラスでこのまま市販すれば50代の子離れしたオサレなおじさんを一網打尽にできると思うのですが、いかがなもんでしょうか。

もう一台の注目は「DN Pro Cargo」。説明するまでもありませんが、高度成長期の日本を支えた3輪ワークホース「ミゼット」の現代版ともいえるコンセプトカー。タイヤの数こそ4輪ですが、小さなボディをとにかく大きく使ってやろう! という意気込みはまさにミゼット譲り。EVモデルに車イスを格納するスロープ付きモデルは、最近そこらじゅうにある介護施設や年配の家族と暮らすクルマ好きにはまさにぴったり。コンパクトカーではこれまでいろんな提案型商品を送り出してきたダイハツさんだけに、ワクワクする展示内容でした。

じつは今回のモーターショー、これまでにないほど滞在時間が短かったのですが、さきほどのトヨタ関連ブース以外ではタイヤやブレーキの部品メーカーさんや自動車メーカーに細かなパーツを供給しているいわゆるサプライヤーさんの展示がどこもユニークでクルマより見学時間が長かったほど。来るべきEV時代、自動運転時代に向けて、クルマメーカーだけでなく、業界全体が大きく動いているんだなと実感。

運転の自動化や燃費・環境性能競争とか「数字で勝負する系」のクルマは、スペックアップしか進化の方向がない。肝心なのは、目で見て心躍るクルマ。所有したくなるクルマの未来のほう。そんなことからも、トヨタが理屈抜きにカッコイイクルマを提案していたことが意外であり、嬉しくもある。

トヨタのブースでこんなに興奮したのは、のちの初代「MR2」となったコンセプトモデル「SV-3」が展示された1983年の東京モーターショー(当時、ボクは中学生。会場の晴海までたしか船で行ったはず)以来じゃないかな。ほんと、来てよかった。帰りのりんかい線の中でセンチュリーの資料を眺めながらニヤつく乗り物担当者でありました。

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創業者、豊田佐吉氏の生誕100年にちなんで1967年に搭乗したのが「センチュリー」。エンブレムには、伝説の鳥「鳳凰」があしらわれる。新型「センチュリー」は2018年内に発売予定。

「TJクルーザー」。独立式のいわゆる「キャプテンシート」スタイルを採用した車内はあえて4人乗車。展示車のシックなダーク系もいいけど、FJのようなポップなイエローや鮮やかなブルーも似合いそう。とにかく、市販化されたし。

こんなクルマが配達や送迎で街を走っている風景を想像するだけでうれしくなる。「DN Pro Cargo(写真上)」と「ミゼット(下)」。

「コンパーノ ベルリーナ(写真上)」と「DN compagno(下)」。現代版コンパーノは、こんな可愛らしいクーペスタイルでありながら4ドアモデルである点にも注目。