#270 コンビニの力[番外編] セブン-イレブンだけでしか買えない”monoすごい限定品”

文/小川太市(モノマガジン編集部)
 
 本誌「コンビニの力」をご覧になっている読者ならご存知だが、とにかくコンビニの商品開発力は圧倒的である。その形態上、食品がメインになるが、味から流通に至るまで、ここまで突き詰めていくモノなんだと感心させられる事ばかり。今では、特定のコンビニでしか買えない限定アイテムも投入されている。

 そんなコンビ二限定アイテムの中でも、注目して欲しいアイテムが12月6日からセブン-イレブンで発売される『セブンプレミアムIPPUDO NY クラムチャウダーヌードル』と11月15日から発売される『セブンプレミアム 幻の名店 すずめ』という二つのカップ。

 前者は一風堂のニューヨーク店の限定メニューとして好評を博した「クラムチャウダーラーメン」を再現したモノで、アサリのエキスがたっぷり溶け込んだホワイトソース仕立てのスープに、トリュフソースで香りを聞かせた濃厚な味が特長。具材にはじゃがいもと玉ねぎ、ベーコンが入っており、ペッパーと赤唐辛子がアクセントとして甘めの味わいを引き締めている。もっちり中太麺と濃厚なスープが絡み合う絶妙の味わいだ。この商品は”海外で独自進化したラーメン店のオリジナルメニューを日本に”という逆輸入カップ麺の第一弾となるそうで、NY派生ラーメンのイメージさせるスタイリッシュなデザインにも注目したい。

セブンプレミアムIPPUDO NY クラムチャウダーヌードル
価格213円

 後者は昨年度に惜しまれつつ閉店した広島の名店「すずめ」の味を再現したもの。広島ラーメンといえば尾道ラーメンと小鳥系ラーメンが有名だが、「すずめ」は小鳥系と呼ばれる豚骨醤油ラーメンの代表格的な存在。昭和32年の創業以来、親子で味を守り続けてきたが、昨年度に惜しまれつつも暖簾を下すこととなった。コクがあるのにあっさりとしたスープが特長で、やや硬めのストレート細麺との相性も抜群。広島に来たら、このラーメンを味わうことを楽しみにしていたファンも多かった幻となった味がカップ麺として蘇ることになる。こちらは“幻となった名店の味わいを再現する”がテーマとなっており、その第一弾となる。

 豚骨と鶏ガラベースに野菜の甘味が溶け込んだスープは滋味溢れる味わい。具材はすずめとおなじく、もやしとねぎをトッピング、肉厚のチャーシューを添えた。麺は中細の三層麺となりこのアイテムのために製造したというオリジナルアイテムとなる。

 開発担当の日清食品・マーケティング部第三グループ・ブランドマネージャーの三宅氏は「現存店の場合は味のベンチマークができますが、今回は閉店してしまっているため再現するための基準点が分からなかったので、当初はかなり手探りでした」と語る。今回はすずめの元店主が全面協力し、記憶を辿りながら味を整えていったそうだ。

セブンプレミアム 幻の名店 すずめ
価格257円

「是非、幻の味をお楽しみください!」と三宅氏。

数量限定や季節限定アイテムはあるが、既に存在しない味を再現する幻を再現した”限定ラーメン”。これを味わえるのはセブンだけとなる。日本のラーメン文化を継承、復活させるカップ麺という文化がそこにはある。


「資生堂と共同企画・開発した新感覚のスタイリングにも注目」


コンビニ限定品は今や食品だけではなく、生活雑貨にも及ぶ。これから発売されるアイテムで注目したいのがメンズスタイリング剤「ウーノ・ダブルペースト」だ。これは資生堂とセブン&アイ・ホールディングスが共同企画・開発したアイテム。

 その名の通り、1本に二つのペーストが充填されており、伸縮可能だが強靭な「ワックス(アレンジペースト)」と固定力は高いが柔軟な「ジェル(セットペースト)」が同時に使える。手のひらで混ぜ合わせるとこの二つの成分が反応し、素早く思い通りのヘアセットが作れるようになっているのが特長だ。長時間キープしてくれる上に、約40度のお湯でさっと溶けて髪に残らないといった点も嬉しい。自然な艶がでる”ナチュラル”と”マット”の二種類で展開予定なので、好みに応じて選びたい。“マット”“ナチュラル”ともに各価格90g698円 /20g270円

#269 集中力を高める小屋!?

文/関谷和久(モノ・マガジン編集部)

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ラーニングコックピットS-POD
●価格89万6400円 +5万4000円(コンテンツ利用月額費用)
●サイズ:高さ1800×幅2000×奥行2000mm
●デザイナー:長岡勉+田中正洋/POINT
【問】デジタル ナレッジ https://www.digital-knowledge.co.jp/


ただいま絶賛発売中のモノ・マガジン11月16日号は、小屋特集の第2弾。今回は、グランピングのテントやキャビン、インディアンのティピーまで小屋のイメージを広げて96ページの大ボリュームでお届けしていますので、ぜひ手に取ってくださいませ!

さて、特集で紹介した小屋の中で今、注目されているのが「家の中の小屋」。狭小住宅やマンション住まいが多い都心部では小屋を建てるなんて、夢のまた夢。でも、自分の空間を持ちたい! という人に手っ取り早く、小屋が手に入るというもので最近、ニーズが高まっているそうだ。

「家の中の小屋」とは家具と建築物をミックスしたような小屋型のユニットで、その発想はまさに目からウロコ。

中でも一目ぼれしてしまったのが、この『ラーニングコックピット S-POD(エスポッド)』。八角形の格子状の棚で囲まれたSFチックな外観はまるでタイムマシン!?

実はこれ、eラーニングのソリューション提供のパイオニアであるデジタル・ナレッジと「家の中の小屋」を提案するSuMiKaとのコラボで生まれた学習空間で、なんと集中力が高まるという。

仕事や勉強をするときには、静まり返った場所よりも、リビングやカフェなど適度な喧騒がある場所の方が集中できるってことがありますよね? そんな体験を「家の中の小屋」に落とし込んだというから驚き。

実際に座ってみると、けっこう快適。360度、グルッとデスクや棚がレイアウトされているので、資料や本、パソコンを広げたままでもOKだし、これは仕事がはかどりそうだ。外界との境も本やスピーカーなどを置いて調整できるというのもいい。

さらにeラーニング専用のタブレットが設置されており、100以上の講座が受け放題。

価格は89万6400円+5万4000円(eラーニングのコンテンツ利用月額費用)。リフォームに100万円以上かかるなら、安い!?

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球体の内部にぐるりと板がレイアウトされている。棚に置くものを工夫することで、外界とのつながりや距離を自由にデザインできる。

#268 ふせんの第四形態とは。

文/和田史子(モノ・マガジン編集部)

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ちょっと前まで、裏に糊がついた紙片ならなんでも“ポスト・イット”と呼ばれていました。いや、今でもなにげなくそう呼んでいる人はいるかもしれません。でも実際は、3M固有のブランド名にすぎません。ただ、そう呼ばれるのももっともで。なぜなら、裏に糊がついた紙片=付箋(ふせん)をこの世に生み出したのは、3Mだからです。

ふせんの萌芽は、1968年にアメリカで発生しました。きっかけは開発の失敗だったというから、世の中何が幸いするか分かりませんね。米国・3M社の研究者、スペンサー・シルバーが接着力のより強い接着剤を開発しようとしたところ、できた試作品はなんとその逆。“よく付くが、簡単に剥がれてしまう”という代物でした。そこでシルバー氏が諦めのよい人物だったら、文具の歴史は変わっていたかもしれません。でも彼はそれを捨てられず保管。6年のちに、別の使い道=ふせんとしての生きる道が見つかったわけです。 これが晴れて世界初のふせん(3Mは“粘着メモ”と分類している)「ポスト・イット」として日の目を見たのは、1980年のことでした。

それが輸入された1981年以降、ふせんは日本で独自の進化を遂げることになります。日本人元来の、すでにあるモノを改良して進化させる素晴らしい癖が、ここでも発揮されるわけです。3Mの「ポスト・イット」はクリーム色でしたが、日本のユーザーの意見を取り入れ、白地に先端を赤く着色したバージョンが考案されます。ただの“粘着メモ”以上に、ある場所を目立たせて“インデックス”としての機能を追加させたわけです。

こうして日本のふせんは、インデックスであり、メッセージツールであり、情報カードであり、メモ帳である、とマルチツールに変貌していくのです。進化の過程で目立った存在は、カンミ堂とハイモジモジではないでしょうか。カンミ堂は、紙のふせんが主流の中、フィルムふせんに着目。柄を配した上に、小さく薄いケースを作ってノートなどに貼り付けられるようにしたことで、“ふせんを持ち歩く”という、より身近な存在にしました。ハイモジモジは「Deng On(デングオン)」というキーボードにはさめるメモで、ふせんにコミュニケーションの機能を追加するという、以降の流れを生み出したといえます。

さて、前出の呼称のはなし。最近はポスト・イットではなく、一般名称である“ふせん”としてすっかり世間に浸透しています。これはひとえに、引き出しの中やモニターの周りにいつでもある空気のような存在だったのが、付加価値を得たことでしっかりと認識されるようになったからじゃないでしょうか。

ちなみに、今年出色の出来だった新作は、カンミ堂から登場した「スット」でしょう。まさしく“すっと”立ち上がったその姿は、“ふせん大王”(“手帳王子”として、「マツコの知らない世界」に出演歴もある)がいう「裏面の糊のおかげで、一枚ごとのオモテ面に書かれた情報を二次元的に編集・配置できることで万能ツールとなった」ふせんの、2016年の新たな進化です。机に這いつくばるだけだったふせんの、いよいよ“第四形態”なのです。


■INFORMATION
文具のヒストリーとウンチクと新商品を取り上げる「ブングの標本」は、特集号(毎月16日発売)にて連載中


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2写真は輸入開始当時のラインナップ。ポスト・イットは誕生から40年を経て、現在400種類超を数える。

日本ユーザーの要望により生まれたのが、白地に先端部が赤く着色されたポスト・イット。わずかにサイズを変え現在も販売されている。

4ハイモジモジの「デングオン」。厳密にいうとメモであり、裏面にのりは付いていないが、ふせんにコミュニケーション機能を追加する流れに大きく貢献。もらった人の心をなごませたり、言いにくい気持ちをそっと伝えたり、会話のきっかけになったり、という役割を与えた。

カンミ堂の新商品「スット」。下部に収納したロールふせんを引き出して使う。例えばTODOを書き込み、完遂したら切り取ってノートに移し一覧化するなど。スタンドを畳めばメモパッドにも。

ユルリクの「グリーンマーカー」。貼れば貼るほど、密集した草原が出来上がるインデックス特化型のふせん。例えば小説『砂漠』を読んでいて、心を打った箇所を示しながら「砂漠に草が生えてきた!」なんてジョークも楽しめる。
ノートを拡張するどころか、これ自体をノートとして使えそうな、幅203×高さ150mmの特大ふせん。カウネット「大判ミーティングふせん」

体調や趣味に関することを記し手帳などに貼れる、キングジムの「暮らしのキロク」

#267 時計とアートは仲良しだ。

写真/鳥居洋介 文/本田賢一朗(モノ・マガジン編集部)

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DIESEL ALRITE BY ROSTARR LIMITED EDITION
ケース素材はSS、ストラップはレザー&ファブリック。ケースサイズ/幅51×縦61mm 5気圧防水 価格15万3360円 主要ディーゼルストアにて発売中。
【問】フォッシルジャパンTEL03-5992-4611

『DIESEL(ディーゼル)』のウオッチライン<ディーゼル タイムフレームス>がNYのアーティストROSTARR(ロスター)とコラボした腕時計「DIESL ALRITE BY ROSTARR LIMITED EDITION」を世界限定555本で発売。そのローンチイベントに行ってきました。

以前、モノマガ本誌でも取り上げましたが「グランドセイコー」に写真家の森山大道や荒木経惟の作品を取り入れたアートピース作品など、今年は個人的にアートを取り込んだ時計になんだかワクワクさせられる年だなぁと。

これはロスターが150㎡のキャンバスに描いたアート作品を切り出して、フェイスからベルトにかけてレザーの上にファブリックを手作業で包んでいるので、絵柄が一本一本違うというライブ感、手仕事感にグッときます。

「オブジェにもなり得るが、経験でもあるのが“アート”。その作品がふさわしいのはストリートか? それともギャラリーか?」とこのプロジェクトで問いかけています。 

時計とアート、その答えは風に吹かれているのかな?

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ロスター本人(左)も来場。ディーゼル ライセンシング クリエイティブディレクターのアンドレア・ロッソ(右)。
しかも、お友達だというDJボビート(元々プロバスケの選手で、世界的スニーカー・コレクションとスニーカーに関するコラムニストとしても有名。ヒップホップ界ではNasとかJay-Zが今日あるのもこの人のおかげ)も引き連れてなので、パーティはお宝模様でした。

会場では、今回ロスターが手がけたグラフィックをシルクスクリーンにプリントするアートワークショップも開催。

#266 AUTUMN NIGHT

写真・文/小久保直樹(モノ・マガジン編集部/新雑誌開発部)
 
秋です、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

秋の夜長、
自分はアメリカの人気ドラマ『マッドメン』をひたすら観ています。

先日、
最終シリーズとなる“シーズン7”がリリースされ、
遂に物語が完結してしまいました。

劇中に出てくるような
ヴィンテージの住居や家具などを
一心不乱に探し始めたり、

改めて
スーツのカッコ良さを認識し、
「オトコはスーツを着るべきだ」
と思いはじめ、
休日にもスーツを着て過ごす始末です。

少なくとも自分は
この作品から多くの影響を受けました、微笑。

『マッドメン』、
皆さんにもおすすめいたします。

そして
是非ともこの秋に、
訪れてみていただきたい場所があります。

軽井沢にある万平ホテルです。

明治27年創業の
日本を代表するクラシックホテルの
草分け的存在なのですが、

この冬より
そのシンボルともなっている
メインの“アルプス館”が改修工事に入るのです。
(それに伴いH23年11月28日~H29年3月31日まで全館休館)

ちょっと待った!

とばかりに
もし、もしも、
まだ万平ホテルへ行ったことがない、という方がいたら
速攻で軽井沢まで。

弊誌読者の方なら
ごくり、
と思わず唾を呑むほどの
調度品も必見です。

「実は10月がベストシーズンなんですよ」

と総支配人の山田さんが
こっそり教えてくださった事もあり、
この秋の予定は軽井沢の一択で間違いありません。

PS
バンカーズランプの希少なフロアライトを入手しました。
家の中には9つの緑の発行体が浮遊しており、
なんとも言えない時間と空間を毎晩、楽しんでいます。

Autumn
How’s it going everybody? Recently, I have been watching the American drama- Madmen. This year, the final season was released in Japan. Finally the story has finished. I am now searching for a vintage residence and furniture. Also, suits are super cool, I have realized that again. I think men have to wear only suits. I even wear suits on my vacations. This drama has really inspired me. I recommend to watch Madmen this autumn. I also recommend going to the Mampei Hotel in Karuizawa. Established in 1894, it is one of the most famous classic hotels in Japan. The symbolic main building named Alpus is being renovated this winter Therefore from November 28th to March 31st the Mampei Hotel will be closed. If you haven’t been there yet, you have to go immediately. Readers of Mono magazine will appreciate the unique furniture and cool atmosphere. Don’t miss it! The manager of the Mampei secretly told me that the best time to visit Karuizawa is in October, therefore this autumn’s choice for a vacation spot is clearly Karuizawa. P.S. I bought a rare floor banker lamp. Now there are nine green lights floating in my house. I can spend my time in a creative space every night.

Editor Naoki,Kokubo

#265 気軽に快適に街乗りが楽しめる注目のバイクカテゴリー、原付2種!

文/小野正章(モノ・マガジン編集部)

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ツーリングの途中で気になる店を発見したら、そのまま気軽に店頭に……。車体は比較的コンパクトなので、狭い路上でも駐車しやすいのだ。


このところ新聞やネットで“原付2種”の話題をチラホラ見かけるようになってきた。原付2種の正式名は第2種原動機付自転車と言い、総排気量が51~125ccのバイクのこと。ちなみに50cc以下のバイクは原付1種(以下、原付)、126cc~250ccは軽2輪自動車と呼ばれる。

そんな中でも原付2種が話題となっているのは、ひょっとしたら規制が緩和され、普通自動車免許があれば乘ることができるようになるかも知れないからだ。つまり、今までだと原付2種を運転するには、適性試験や学科試験などに合格しなければならなかったが、普通免許があればその必要がなくなるのである(※もしくは免許取得の時間が短縮される?)。

現時点では推測の域を出ない話と言えるが、以前からバイク業界が省庁に規制緩和を働きかけてきたというから、まったく根拠がない訳ではないのである。

それはさておき、いま発売中の10月16日号「大人の素敵なバイクスタイル」は読んでいただけたでしょうか。「免許をもっていないから読んでいない」って!? じつは今回の特集には、そんな読者の方にこそ注目していただきたい企画がある。原付2種を紹介した「原付2種を選ぶワケ」と「大人の都内博物館ツーリング」の4ページ。都内ロケを通して、原付2種の魅力を伝えてみようと意図した企画なのだ。

では原付2種の魅力とは、何だろう。まず、真っ先に挙げられるのが、走行の快適さ。原付だと30キロの速度制限や二段階右折といった煩わいしルールがあるが、原付2種なら自動車と同様の時速制限が適用され、センター車線の走行も可能で、右折も自動車と同じ。また、鋭い加速とスピードは原付の比ではない。高速に乗れないという規制はあるものの、信号が多く、スタート&ストップが頻繁で、交通量の多い繁華街での走行は、まさに原付2種の真骨頂が発揮されるのである。それでいながら取り回しは比較的ラク。だから、女性や大型バイクが苦手とするUターンや細い路地での走行も快適だ。原付では禁止されているふたり乗りが可能なのもうれしいポイント。

一方、保険や維持費でのメリットもある。自動車の任意保険にファミリーバイク特約を付けると家族全員をカバーしてくれるし、税金などの維持費も安い。まさに気軽に街乗りがしたいという人たちに最適なカテゴリーが原付2種と言えるだろう。

当然各メーカーからも、スクータータイプからファンバイクまで、このクラスには豊富な車種が投入されている。選ぶところから楽しめて、乗って快適な原付2種。さてどのバイクを選ぼうか….、おっと、その前に免許を取得だ。そう、したり顔で講釈を垂れた筆者だけど、じつは免許をもってないのでした(涙)。

img001加速もよくスピードも出る原付2種は、都心から近郊へのツーリングには最適なクラスだ。

路地や狭い 脇道の多い下町でもストレスなくスイスイと走ることができる。

原付のような二段階右折の必要はなし。自動車と同様、流れに乗って右折することができるのだ。

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KTM 125DUKE
オーストラリア生まれのコンパクトスポーツバイク。パワフルながらも燃費は経済的だ。本体価格51 万円

ADDRESS V125スズキ ADDRESS V125S
コンパクトボディながらパワフルなエンジンによって、街中での機動力は抜群。本体価格26万8920円

ヤマハ BW’S S125
左右非対称のヘッドランプにオフロード系のコクピットを採用した個性際立つスクーター。本体価格31万8600円

ホンダ GROM
“遊べて使える”ファンバイク。ユニークなデザインとともに軽量ボディとパワフルなエンジンが魅力。本体価格34万5600円

ヤマハ NMAX
スポーティーな走りとともに燃費と環境性能を高次元で両立させたエンジンを搭載。デザインもスタイリッシュ。本体価格34万200円

crosscubホンダ CROSS CUB
軽いハンドリングとトルクフルなエンジンで、街乗りから悪路までさまざまなシチュエーションに対応する。本体価格28万6200円

#264 ハーマンミラーより、深澤直人さんデザインの「サイバチェア」発表!

写真・文/モノ・マガジン編集部 松崎薫子

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深澤直人さんデザインの「サイバチェア」

チャールズ&レイ・イームズ、ジョージ・ネルソン、アレキサンダー・ジラード、イサム・ノグチなどなど。数多くのスターデザイナーによる名作が人気のアメリカの家具メーカー、ハーマンミラー社から、深澤直人さんデザインの「サイバチェア」が発表されました。先日行われたトークイベントに出席してきました。

ハーマンミラーが日本人デザイナーを起用するのは、なんと初だといいます。

「巨大な家具メーカーであるハーマンミラー社。イームズやネルソンなど偉大なデザイナーと肩を並べるアイテムを作ろうと、オファーを光栄に思うのと同時にプレッシャーもありました。また携わるからには、クオリティもデザインも最高のものにしたいと考えました」と深澤さんは言います。

「コンタクトをいただいたのは、実は4年前。他のメーカーとの関係もあり、1年ほどじらしてしまった時期があった(笑)のですが、開発には3年をかけました。この期間は決して長いわけではありません。座り心地と美しい見た目は、数ミリ単位で変わってきますから、妥協は一切なし。キレイなラインをだすのにこだわりました。やわらかい彫刻を扱うイメージで、テーラーメイドで仕上げて完成したのがこちらになります」

7回の試作を経て生まれた商品の完成度の高さに思わず感嘆の声をあげてしまいました。美しい縫製にジッパーは見えない仕様。また、エッジの美しさからはエレガントさを感じ、なんとも言えない絶妙で素晴らしいサイズ感! 細部までこだわりぬかれた商品なのです。

ハーマンミラー社から深澤さんへの依頼は、オフィスチェアでローバックだったといいます。デザインしていくなかで、ハイバックも良いのではと深澤さんによる提案で追加され、背もたれは2種に。サイズも身体の大きな欧米人から私たち日本人のような小柄な人まで、ハーマンミラー社から出すということは世界中の人へ届けられるということ。本国との打ち合わせを何度も重ね、熟考してこのサイズにいきついたそう。これ以上座面の奥行きを深くすると、心地良いパーソナルチェアになってしまいます。仕事をするときの動作から考えるとこれが適正だったと言います。

一つひとつのコメントに納得。フィットする座り心地とはこのことなんだろう。10月以降にはサイバ ラウンジチェア&オットマン、サイバゲストチェア、サイバテーブルも加わりラインナップも充実するとのことです。

このサイバチェアは、オフィスチェアとしてはもちろんのこと、ホテルなどの商業施設のラウンジや自宅のリビングなど、いろんな場所での使い方が想像できます。

スーパーノーマルの凄さを改めて実感。機能とデザインが合致した、大ヒットを予感させる一脚です。

ハーマンミラー社と深澤直人さん、この組み合わせもなんだかとても嬉しく感じてしまいます。やっぱり深澤直人さんは凄い! 2020年の東京オリンピックの頃、この椅子があらゆるところに置かれている光景を楽しみにしたい。

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サイバチェア会場の様子深沢直人さん
 
背もたれは左がハイバック、右はミドルバック。座面の高さが調整できるキャスター仕様のマルチタスクと座面が固定されたグライズ仕様のカンファレンスチェアで、それぞれ背もたれの高さをハイバックとミドルバックから選択できます。ベースはブラックまたはポリッシュドアルミニウムの2種。マルチタスクチェア ハイバック38万7720円、ミドルバック36万8280円、カンファレンスチェア ハイバック32万7240円、ミドルバック30万7800円
■お問い合わせ
 ハーマンミラージャパン
 Tel:03-3201-1830

ラウンジチェア&オットマンラウンジチェア&オットマンがまたすごく良い! かなりゆったり座れるのにイームズのラウンジより軽くて小さく、部屋のリビングに最適です。

ハーマンミラージャパン松崎勉社長と深澤直人さんハーマンミラージャパン松崎勉社長と深澤直人さん

深澤直人さん
深澤直人さん
2003年 NAOTO FUKASAWA DESIGN 設立。卓越した造形美とシンプルに徹したデザインでイタリア、アメリカ、フランス、ドイツ、スイス、北欧、アジアなど世界を代表するブランドのデザインや、国内の大手メーカーのデザインとコンサルティングを多数手がける。デザインの領域は、腕時計や携帯電話などの小型情報機器からコンピュータとその関連機器、家電、生活雑貨用品、家具、インテリアなど幅広い。人間とものとを五感によって結びつける彼の仕事は、より大きな喜びを使い手に届けるものとして高く評価されている。2010~2014年グッドデザイン賞審査委員長。多摩美術大学教授。日本民藝館館長。

#263 らっしゃい! カウントダウン mono横丁

写真・文/桜井靖人(モノ・マガジン編集部)

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ジリジリ、ジリーン!! いいねこの音。ではこれとコレもらおうか。
アメリカ製、ヴィンテージ目覚まし3つお買い上げ、ありがとうございまーす!!

まいど、フリマとヴィンテージ好きな編集部サクライです。

立体版モノ・マガジンとして、東京・千代田区「神田万世橋マーチエキュート」に登場した展示&販売イベント「mono横丁」。もう行きましたよね? 台風に翻弄されながらもおかげさまで初日から大盛況であります。残すところ、あと数日ではありますがmowebでも、会場の雰囲気をちらっとレポートです。

アンティーク・モノや新製品の販売だけでなくワークショップ、弊誌連載陣が構えるブースあり。このバラエティさがまさに立体版モノ・マガジンなのですが、じつは我々編集部員も交代で売り場に立ち、商品説明と接客にも挑戦しております。

で、私がお手伝いしたのが毎月16日発売号に連載中「イカがなmono図鑑」でおなじみのイカ画家、宮内さんのブース。販売されるのはすべて宮内さんが描いたイカグッズ。缶バッジに怪しく光るステッカー、学習ノート、塗り絵帳、それに連載で使用された原画(10月2日号に登場した、南西日本にも生息する「トラフコウイカ」)販売まで! 

売れ筋はなんといってもステッカー(1枚500円)。型ぬきタイプでキラキラ光るステッカーは特に女性ウケがよく、小さなお子さんから年配の方まで「あらま、ステキ」とご購入。食べて美味しいイカですが、キャラクター的にもオイシイことを再認識。4種の中からお気に入りのイカを品定めする姿は、見ているこちらも楽くなるもんです。

目玉だったのが、イカ作品の即興オーダー注文。世界で444種類、日本では200種いるという(宮内さんからのうけうり知識)イカの中からお好きなイカを選んで描いてもらうというもの。もちろん使用するインクはイカスミです! 

さすがに「昔から大好きだったアメリカオオアカイカをお願いできるかしら」なんて方はいませんでしたが、そのかわり電話帳ほどの分厚いイカ図鑑を開いてピンときたイカをオーダーする方、あるいは自分の名前に近いイカを探してオーダーするヒトもいたりして、なるほどねと思いました。ちなみにこちらは1枚1500円なり。時間の経過とともに黒からセピアに変化していくというイカスミの絵。この特別感たるや、かなりのモノです。

こんな感じで、モノ・マガジンで紹介したモノやヒト、匂いに音が会場には溢れてます。会期も残すところあと数日。五感と物欲を刺激する立体版モノ・マガジンをぜひ、ご体感くださいませ!


●インフォメーション
モノWEB告知
マーチエキュートふぇいすぶっく
ガジェット通信レポ

〇24(土)13~14時 15~16時:写真家魚住誠一さんのトークショーとサイン会。
〇24(土)16時30分~17時30分:A&Fカントリー赤津さんのトークショー
〇25(日)カバンのイケテイブースとバイクギアのシンイチロウ
      アラカワブースで、それぞれモデルの山下晃和さん
      多聞恵美さんが一日店長を勤めます。

詳細はこちらでも

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鹿児島県大隅半島生まれ。ボクが知る限りでは日本で唯一のイカ画家、宮内裕賀(みやうち ゆか)さん。イヤリングならぬ「イカ焼きリング」が光る耳に注目! 

鎌倉界隈で人気沸騰中のローカルバンド「のびのびラーメンズ」のゲリラライブは大盛り上がり!

お馴染み「トイズマッコイ」も出展! 岡本さんの直筆サイン入りTシャツ販売に早朝からファンが待機!

場所柄、外人さんのお客さまも。オランダからいらしたというこちらのご婦人は「ジュジュビー」でリーディンググラスを購入。あまりの似合いっぷりに編集部のメガネ担当も興奮!

内外のアンティーク時計を販売する「エルオクロック」の秋山店長。初日から40年代の目覚ましがホイホイと売れていく!

休憩で一服してると会場すぐわきのパーキングで「80Sの国産ヒーロー車「日産スカイラインRS」を発見! 驚くべきはそのナンバー。「練馬55」。程度はピカバリのオリジナル。ワンオーナーか! モノ横丁のお客さんでしたかね。

#262 50℃の壁

一部写真・文/上岡篤(モノ・マガジン編集部)

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前々回から間も空いていないが、しばしお付き合いを。
8月、9月と台風やら秋雨前線の影響で、良く雨が降る。
そうなると、困るのが洗濯物の乾燥。
まぁ乾燥させるだけなら、洗濯乾燥機を使う、あるいはコインランドリーに
行くなど方法もあるが、今回は「気になる衣類のニオイやアレルギーの
原因となる物質を除去する」洗濯機のセミナーに参加してきた。

パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機は、
洗剤液を約40℃に温めて洗う「温水泡洗浄」が“黄ばみを予防できる”と
好評。今回の新製品では、洗濯後の衣類のニオイの原因となる菌を
洗い落とす「約40℃においすっきりコース」を搭載。
皮脂が溶け出す約37℃を超え、洗剤中の酵素が活発化する約40℃の温水で
2回洗浄することで、繊維の奥までしっかりと洗浄するというものだ。
このコースで洗い、乾燥させたタオルとそうでないタオルのニオイを
比較してみたが、やはりにおいすっきりコースで洗っていないタオルは、
ビミョーにニオイが残っている。多分皆さんも嗅いだことのあるニオイだろう。

もうひとつの新機能は、「ダニバスターコース」というもの。
この実験がなかなか面白かった。
毛布やまくらカバー、シーツなどは、ダニの格好のすみか。
あるいは、ダニの死がいなどが多く付着していることが多い。
このダニなるものなかなかの強者で、洗うくらいではしっかりと繊維をつかんで、
簡単には落ちてくれない。そこでパナソニックが考案したのが、
「洗う前にダニを死滅させてしまい、洗い落とそう」という方法だ。
ダニを死滅させるには、約50℃以上の熱を30分以上当てることが効果的。
そこで、洗う前に約65℃の温風で、約90分加熱してから洗うのが
この「ダニバスターコース」の特長。確かに死がいならば、
洗えば落ちるしという目からウロコの発想だ。
実験では、IHホットプレートの上に置いたフライパンの中に、
ダニを入れ、加熱させると死滅する様子を実演(酷)!
40℃以上になると確かにダニの動きが明らかに鈍くなり、
50℃以上ではピクリともしなくなった。
ダニにとって、50℃の壁は高い。

その生態をうまく利用して、洗う→熱風を当てるではなく、
熱風を当てる→洗うという逆転の発想には、感心するばかりだ。
ダニアレルギーでお悩みの方、このコースはオススメですぞ!

※本ページ掲載の写真は、クリックすると拡大してご覧いただけます。


従来の「おまかせコース」の場合(左)と「においスッキリコース」(右)の比較。ニオイの元となる菌の数の違いが一目瞭然だ。


実験では、生きたダニを入れたフライパンをIHクッキングヒーターで加熱するという荒業? を敢行。フライパン内部に見える白い粉のようなものが、ダニやらダニのエサとなる皮脂だ。

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32℃の時点ではダニはまだ元気に歩き回っているが、40℃を超えると明らかに動きが鈍ってくる。50℃を超えると完全に動かなくなっている。死滅したのだ。この状態で洗濯をすれば、確かにアレルギー物質は落とせるだろう。


余談。同時に新登場のエアコン「エオリア」のセミナーも開かれたが、会場には1957年に登場した同社初(当時はナショナル)のエアコンならぬクーラー(上)と、1988年に登場し、今回のモデルでネーミングが復活した「エオリア」(下)が展示されていた。CMのイメージソングは、徳永英明が唄う「風のエオリア」。懐かしいッ!


パナソニック NA-VX9700L
9月26日発売。
オープン価格(想定実勢価格38万8000円前後)
http://panasonic.jp/wash/

#261 ファミリーマート・秋の変革

文/小川太市(モノマガジン編集部)
 
9/1にサークルKサンクスと経営統合したファミリーマート(以下、ファミマ)。1万8000店超という、コンビ二業界第2位の店舗数を誇る巨大コンビニチェーンとなったファミマだが、店舗数だけでなく色々と変わっている点にお気付きだろうか。

 まずはロゴ。白地に緑&青で店名とフレーズを入れた見慣れたロゴだが、実はちょこっと変わっている。これまでは上下にラインが入っていたが、〓マークとなって横に鎮座する形に変更されている。ちなみに余談になるがカラーには意味があり、ブルーは都会性や知性などを、グリーンは自然やフレッシュ感などを現しているとか。両カラーで”快適環境”を体現しているとか。

さて、ここからはコンビニユーザーなら気になる話題。食についても色々と変わっているのだ。食欲の秋を先取りするかのように8月末に装いも新たに登場したのが、”おでん”&”中華まん”。

まずは中華まんだが、専門店を超える美味しさを追及したというのが2016年度のテーマ。例えばファミマプレミアム肉まんは国産素材にこだわり、中具の割合をボリュームアップするなど質・量ともにこだわった。また、ファミマ限定!という中華まんもラインナップさせ、キーマカレーまんなども展開予定だ。また、定番ラインも具材をアップするなど、ユーザーには嬉しい内容となっているのが特長だ。

2015年度に生まれ変わったと称するように刷新したおでんは、今年も全面大幅にリニューアルし”つゆも具材も刷新””おでんはファミマ!”としている。今回は素材の美味しさを引き出すために、調味料を抑えて出汁や原料の味わいを重視。具材も出汁がきいたつゆを吸って美味しくなる具材と、出汁に旨味を出してくれる具材に分けて仕込みをするなど、手間暇をかけた内容となっている。また、全国7地域にわけておでんつゆの味わいを変えることで土地ごとに馴染みのある味わいへと整えているのもポイントが高い。逆に、その地域の限定メニューを全国展開するという遊び心もあり、北陸地域メニューである”肉いなり”が全国どこでも食べられる定番メニューに追加されている。なお、ちょっとしたトリビアだが、ファミマではおでんに”さぬきうどん”も追加できるのはご存知だろうか。おでんの出汁を吸ったうどんは格別の味わいなのでお試しあれ。

これから始まる食欲の秋、「おっ変わったな」というポイントをファミマを探索しながら是非とも見つけてもらいたい。
 
 
お問い合わせ:ファミリーマート
 http://www.family.co.jp/