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#280 その航行歴、60年超

 文/上岡篤(モノ・マガジン編集部)

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 写真/吉田雅彦(M-focus)

2月16日発売のモノ・マガジン特集は、トヨタのランドクルーザー。何と58ページの大特集です。
あ、決してバイヤーズガイドではありません。
現行モデルのランドクルーザー200とランドクルーザー プラドの紹介は6ページしか割いていませんから。

これまで、
 4駆でデカいクルマ
 アウトドア好きな人が好んで乗るクルマ
ぐらいにしか思っていなかったクルマ。でも、こうしてランクルに触れてみると、実に頼もしいクルマということがわかりました。思いたくもありませんが、クルマに乗って死ぬって、どういったときを思い浮かべますか? 日本では、交通事故がほとんどだと思いますが、世界には、日本では想像できないような過酷な環境があります。

 見渡す限り砂漠が広がる中東
 辺り一面何もない極寒のシベリア大陸
 ちょっとの雨でもすぐにぬかるんだ路面、
 あるいは川のようになってしまう南米大陸

こうした地域では、いったんクルマが故障してしまうと誰も助けに来てくれない場合があります。
今回、チーフエンジニアの小鑓貞嘉さんに話を聞きましたが、ランクルに求められる使命は、「目的地にたどり着いて、無事に帰って来られるクルマ」だそうです。世界の至る所で絶大な信頼を得ているのも、当然なのです。

前身となる「トヨタ ジープBJ型」が誕生したのが1951年。1954年に「陸の巡洋艦=ランドクルーザー」と改名されてから60年超。累計で800万台以上が世界の「道なき道」を走り抜けるために生産されてきました。そしてこれからも、陸の巡洋艦は世界各地で航行し続けることでしょう。

「開発陣はランクルが走る国に行って、必ず実際に乗っている人に話を聞く。使い勝手、不満を聞いて、その国や地域に適したランクルを開発する。それが、現地現物という開発テーマのひとつです」(小鑓さん)

特集ではランクルの歴史、モノ・マガジンが選んだ「ランクル的傑作品」、中古ランクルを選ぶ際のポイント、ランクルのホビー(これまた多い!)など、ランクルってスゲェ! と感じることができる内容盛りだくさんです。
ぜひ、ご購入を!

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1955年に登場した「ランドクルーザー20系」。1954年にジープBJ型からランドクルーザーに改名されて、初めて世に送り出されたモデルだ。
写真提供/トヨタ博物館


インタビューに応じてくれたチーフエンジニアの小鑓貞嘉さん。この後、南米コロンビアなどに出かけ、現地の販売店スタッフやユーザーに会ってランクル談義を交わしたとか。ランクルのように大きな人かと思いきや、意外に小柄な方。
写真/清水友渉


オーストラリアで活躍するランドクルーザー。このように川を渡る場合もある。その理由は「川を渡らないと目的地にたどり着けないから」。


「はたらくランクル」企画で、首都高速道路のパトロールカーを取材。使われているのはもちろんランドクルーザー。その理由は「タフだから」。ごもっとも!
写真/熊谷義久

#279 街を歩けば….。

文/小野正章(モノ・マガジン編集部)

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皆さん、現在発売中のモノ・マガジン2-16号で「散歩にGO!」という、ゆるい企画があることに気づかれましたか? 巻末に近い142ページから始まる小特集のため、ひょっとして読み飛ばされてしまってないか、ちょっと心配。もし読んでいない方は、散歩の効用など為になる内容なので、ぜひぜひご一読ください。

この特集の担当者としてもっとも力が入ったのは、150~151ページの「東京ナントカ散歩のススメ」。散歩するにもモチベーションが必要だろうということで、散歩の目的を設定して、気軽にできる散歩から、目的達成にはやや苦労する散歩、ちょっと体力が必要な散歩、そして散歩のあとのお楽しみまで、5つのテーマを紹介した。テーマの設定がやや安易? いえいえ、無理なく続るためにはハードルを上げ過ぎてはいけない。

実際、この5つに落ち着くまでにさまざまな目的を想定して街を歩いた。だが、これがなかなかうまくいかない。たとえば猫や鳥や亀など、街の野生動物(?)を探すというテーマで歩いても、実際にはほとんど出会うことがなかった。まぁの寒い時期に出歩く猫は少ないだろうし、亀だって冬眠中だろう。そこでヘンな看板やオブジェを探してみたものの、いくら歩いてもかつてのサブカル誌『ビックリハウス』にあったようなインパクトのある看板は見られない。当初から坂道や暗渠や痕跡探しなどは、テレビ番組の二番煎じのようで除外していたこともあり、なかなか“これだ”というテーマが見つからなかった。

とはいっても、細部に注意しながら街を歩けば、普段気づかなかった発見が随所にあったことを記しておきたい。なぜここにこんなオブジェが? この落書きになんの意図が?(落書きに意味を求めるのもなんだが…)この大木はいつからここに? といったように、普段は当たり前に見ていたものでも、ちょっと疑問をもって観察すれば、なかなか想像が膨らんで楽しくなってくる。

というわけで、皆さんも春の陽気に誘われてぜひ散歩に出かけて、新しい何かを発見をしてほしい。

では最後に、今回の特集ではテーマとして成立しなかったものの、なかなか見ごたえのある(?)街の風景が撮れたのでここに公開しておきます。

不気味にエイジングされたライオンとパンダの像。これでも昔は子供たちのアイドルだった?

電柱によく見かける落書きアートの一形態。さまざまなパターンがあるが、いったい誰が書いてるの?

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吉祥寺・井の頭池に浮かぶスワンボート。一艘だけ怒った顔のスワンがいること、知ってた?

目白に残る銭湯。年季が入っているものの瓦の彫刻や漆喰画がとても味わい深い。

天ぷら・総菜屋さんで発見した猫の彫刻。天ぷらを狙う猫とは、なかなか秀逸なアイデア。

家が先に建ったのか、木が先に生えていたのか(多分、木が先)。遠慮がちに建つ家が印象的。

民家の納屋になぜか鐘。どんな目的で鳴らすのだろうか?

#278 誰も知らないマッサマンカレーは、名翻訳で。

文/本田賢一朗(モノ・マガジン編集部)

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開発担当の方が目をカレー皿のようにして、国内外を回っている。無印良品のレトルトはさながらカレー曼荼羅。写真提供/無印良品


現在発売されている無印良品特集。そのレトルトカレーに関して、カレー業界から見てどのようなポジションにいるのかを知りたくて、カレー総合研究所の井上岳久さんにお話を伺った。

井上さんに取材をお願いするのは今回で2回目だがカレーを通してのお話しは、モノ・コトへの視界を良好にしてくれる。

無印良品が本場の味に近づけようとする努力を怠らないことに関して話をふった際の、マッサマンカレーを例にしたお話。

パームシュガーを使った「マッサマンカレー」は、かの本国タイでは、とても甘くて、井上さん曰く「日本人からすると、とても食べられたものじゃない」という。ファミレスはじめ、ホテルなどのカレーブッフェなど日本に登場して久しいマッサマンカレーだが、もちろん食べられないような甘いカレーではない。つまり「結局、日本では本物のマッサマンカレーがどんな味か、どんなカレーなのか誰も知らないまま食べている」(井上さん)状況だというのだ。

ただし、これは何も悪いことではないとも。

カレーは、インドではスパイスを味わう料理であり、日本は米を味わうための料理であるのでアプローチがそもそも違う。インドへのカレー留学なども手がけるなどカレーのスペシャリストを育成する立場でもある井上さんをしても日本人が「だし」のようにスパイスを味覚できるようになるのは、正直想像がつかないのだという。それらを考え合わせても「本場、本物の味そのものを追求することが、正しいというわけでもない」(井上さん)

文化交流には意訳が必要なのだな、と記事で無印良品のレトルトカレーに「名翻訳」という言葉を使ったのは、こんなお話を聞いたからでもあります。

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井上さんによるとレトルトカレーをち寄るカレーパーティも流行っているとか。この「マッサマン」や「ジンジャーパネン」といった、タイカレーの甘酸っぱ辛ウマさはパーティのアクセントにうってつけ。価格350円

#277 フリスクマスク?!

文/松崎薫子(モノ・マガジン編集部)

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インフルエンザや胃腸炎などが流行中で、マスクが手放せない季節。私も少し前に扁桃腺が腫れ、マスクで乾燥をふせいでいたところ。

最近では、濡れマスクや三層式フィルタを使用したものなど高機能なものが多数発売され、どんどん進化をしている。

そんななか目についたのがこちらのマスク。そうこれ、その名の通りオランダ生まれのミントタブレットの「フリスク」とコラボしたマスクだ。

早速使ってみることに。まず封を開けたとたん、あのフリスクの香りが充満。えっ、こんなに強烈なの? と少し驚く。そして装着。

すると、すぐに鼻を突き刺すようなミントが鼻から通っていく。次第に軽く涙目に。でもあれ、妙に心地良い。しかしこの香り、周りに迷惑じゃないかと少し不安になる。

でもその心配はすぐに払拭。30分もつけていると、香りが落ち着いてきた。それから数時間、爽快感は減少していくも爽快感は続く。子供だましかと思いきや、意外やいい商品なのに驚き。笑。目も鼻も喉もそして頭までもスッキリしていく。

しかもこれ、昨秋の東京インターナショナルギフトショーにて、新製品コンテストの大賞も受賞したとか。スッキリ爽快感が魅力の「ペパーミント」とはじけるような刺激が特長の「ブラックミント」の2種での展開だ。

見た目は本当に普通のマスク。でもこれ、朝からアタマをシャキッとさせたいときやリフレッシュに重宝しそう。

しかもなんと、花粉補集効率試験にて花粉を99パーセントもカットできるという試験結果もあるとか。

今年はスギ花粉の飛散が増えるという予測らしいので、花粉の季節にぜひとも試したい。

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エアスペース フリスクマスク ペパーミント 2枚入
マスクサイズ:縦9×横17cm 価格216円(2枚入り)


エアスペース フリスクマスク ブラックミント 2枚入
マスクサイズ:縦9㎝×横17cm 価格216円(2枚入り)

【問】スズラン お客様相談室
TEL0120-603-855

#275 手に入れることができれば相当ラッキーだよ!

文/関谷和久(モノ・マガジン編集部)

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『3D Runner』価格3万5964円。限定50足。カラーはブラックのみ。クールでスタイリッシュなデザインは、高パフォーマンスが期待できそう。


12月16日までにこのブログを読んだ人は、ある意味幸運かもしれない!?
なぜなら、東京限定50足という希少なシューズが手に入るチャンスを得たのだから。

そのシューズとは、アディダス史上初となる3Dテクノロジーを搭載したランニングシューズ『3D Runner(スリーディー ランナー』。日本時間の12月16日(金)にロンドン、ニューヨーク、東京の3都市で数量限定で発売されるというもの。

写真を見ていただければわかるが、そのデザインにまず驚いてしまう。アッパーだけじゃなく、ミッドソールもアミアミだって!?

なんと、『3D Runner』のミッドソールは、3Dウェブ構造になっているのだ。しかも衝撃が強くかかる部分には高密度、逆に力があまりかからない部分には低密度に設計されており、3Dプリンターならではの複雑な立体構造となってる。

現在、アディダスのランニングシューズで主流のミッドソール素材・ブーストフォームにも驚いたが、この3Dテクノロジーの登場はさらに上をいく。以前、発表していたコンセプトモデルがついに購入可能となったというわけだ。

アッパーは「PRIMKNIT」を採用しており、足を包み込むフィット感はバツグン。

ちなみに『3D Runner』は、8月に行われたリオ・オリンピックで、イギリスの7種競技選手ジェシカ・エニス=ヒル、アメリカの競泳選手アリソン・シュミット、コロンビアのBMX選手マリアナ・パジョンといったトップアスリートに贈呈した際に初お披露目されている。

手に入れたい人は、アディダス ジャパンのInstagram アカウント@adidastokyoにアクセスしてほしい。発売日までの期間中、随時関連情報を発信していく予定。

この革命的なシューズを手に入れることができたら相当ラッキーだよ!

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販売情報は発売直前までの期間中、アディダス ジャパンのInstagram アカウント@adidastokyoにて随時発信中!

#274 GOOD LUCK

写真・文/小久保直樹(モノ・マガジン編集部/新雑誌開発部)

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一度きりの、
二度と来ない
2016年はいかがな年だったでしょうか?

自分は
数年前から、
10月と11月、それぞれ毎年欠かさずに通っている場所があります。

10月19/20日、
小伝馬町で開かれる「べったら市(えびす講)」と、

11月19/20日、
桐生で開かれる「えびす講」です。

いずれも
えびす様を祭ったお祭りなのですが、
それらに足を運んでから、というものの
とても強運に恵まれるようになった気がします。

プラシーボかもしれませんが
自分の中では年末にその二か所へ足を運ぶのが大切なマイルールになっています。

もしも、
来年それらに行かれる方は
是非ともそこでしか手に入らぬアートのような縁起物を手に入れて来てください。

いずれも
アマゾンやネットでは買えぬ逸品です。
モノから得られる、
パワーやインスピレーションを楽しんでみてください。

それでは
またど・こ・か、でお会いしましょう。

Only once. Never coming again. How was your 2016? For a few years now, every October and November i visit some particular places. October 19th and 20th Bettara-ichi in Kodenma-cho. / November 19th and 20th Ebisu-kou in KIryu Both places worship the god of Ebisu. When I go there my luck becomes super strong. Maybe it’s a placebo effect, but it’s a super important rule of mine to visit both places at the end of the year. If you go to these places, please get some lucky charms. They are like art and only available there. Both of these items are masterpieces that cannot be bought on the internet. Let’s enjoy the power and inspiration coming from these lucky items. See you somewhere. – Naoki kokubo

#273 遺伝子をもとに作るユニークなマイ・ハンコ

文/小野正章(モノ・マガジン編集部)

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遺伝子検査の情報をもとに印面デザインを生成した世界初の印鑑HANCODE(ハンコード)
高さ約60×直径約18㎜ 重量約19g チタン製。価格7万5384円(遺伝子検査キット、収納ケース付き)

読者の皆さんはマイ・ハンコをお持ちでしょうか? 昔ほどハンコを使う場面が少なくなっている昨今、回転式のショーケースで売られている三文判で済ましている人も多いのではないかと想像できる。でも、印鑑登録とか、クルマや家の購入といった大きな契約をする場合、実印が三文判ではちょっと恥ずかしい。オトナならば大きさはともかく、吉相体とか篆書体(てんしょたい)といったコピーの難しい書体の実印は作っておきたいもの。

そこで、弊誌読者にぴったりの、コダワリのハンコを提案しよう。遺伝子検査の情報をもとに印面デザインを生成した世界初の印鑑「HANCODE(ハンコード)」がそれ。個人の遺伝子と名前の組み合わせをベースに作られているので、世界にふたつとない自分だけ(と言い切ってしまっても問題ないはず)のオリジナルハンコなのである。

企画したのはインターネット印鑑通販サイト、ハンコヤドットコム。同社はより安全で独自性の高い“印面生成”を探し求めた結果、究極の個人情報である「遺伝子」にたどり着いたのだという。

では、注文から完成までの流れをかいつまんで説明しよう。
まず、ハンコヤドットコムに購入を申し込むと「社会性」、「慎重性、繊細性」、「勤勉性」、「協調性」、「開放性、文化性」という5つの要素から個人の性格・体質・特長などの傾向を分析する遺伝子検査キット「GenneLife Myself2.0」が専門会社(ジェネラルヘルスケア)から送られてくる。

5つの要素から印鑑のデザインが決まってくる

遺伝子検査キット「GenneLife Myself2.0」によって5つの要素を30段階で評価。各要素の数値に合わせた5つの図形をデザインし、独自開発のプログラムで2430通りの固有のデザインを生成する。

数値が低いと左側、高いと右側のデザインがプログラムに組み込ませるよう設計

各要素の数値が低いと左側、高いと右側のデザインがプログラムに組み込ませるよう設計されている。

そこに同封された性格分析テストに回答し、専用容器に唾液サンプルを入れて返送する。程なくして分析結果が同社のオンライン上に開示されるので、その結果をハンコヤドットコムに送付する。すると上記5つの要素を3段階で評価した図形を作り、さらに独自のプログラムによって2430万通りもの固有のデザインを生成。ここに注文主の名前を重ねることで、オリジナルの印面を完成させるというものだ。

ボディの製造の様子

チタンボディを製造する金属加工販売の専門会社ヤマウチマテックスば、チタン材に0.001ミリ単位の模様を施す技術をもっている。

印面デザインの面白さに加えて、もうひとつの魅力がメタリカルなチタン製ボディ。遺伝子の形状をイメージしたというチタンボディは、ユニークかつ高級感にも溢れている。このボディを製造したのは眼鏡用の金属素材の加工販売を行う福井のヤマウチマテックス。眼鏡の装飾で培われた技術によって、美しい二重らせんのフォルムを完成させた。

ちなみに値段は7万5384円。やや高額にも感じられるが、チタンの耐久性や高級な質感を考えれば、高い買い物ではないと思う。申し込みは今月26日まで。

https://www.hancode.jp/

#272 雨ニモマケズ、風ニモマケナイ そんなライディングウエア(の似合うライダー)に私はなりたい

文/サクライダー(バイク歴32年。モノ・マガジン編集部)

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ユーロブランドの誕生20周年を記念して行なわれたパーティーにお邪魔してきた。

バイク乗りだったら、誰もがいちどは袖を通してみたいジャケット。
それがゴールドウインのライディングブランド「ユーロ(Euro)」。

いまから20年前にスタートしたユーロは、全天候型のライディングウエアとして開発。
このころ日本のライディングウエアといえば、革の上下かアウトドアウエアの流用で雨が降ればこれに合羽を重ね着するような時代。タフなコーデュラ素材にゴアテックスで雨風とムレ対策を施し、セーフティとスタイリッシュなデザインで仕立てられたユーロのライディングウエアの登場は、まさに衝撃的だった。

 先日、そんなユーロブランドの誕生20周年を記念して行なわれたパーティーにお邪魔してきた。場所は山梨県にあるサンメドウズ清里。晴れれば南アルプスが望める高ロケーションだが、ここでパーティを行なうにはもちろん意味がある。それはライダーが愛車でやってきて、実際にユーロの最新モデルを着用してもらうため。つまり、ツーリングの目的地であり、ユーロのリアルな試着体験イベント、というわけ。

会場には、すべての最新モデルのほか、歴代ユーロも展示。なんとこちらのアーカイブはゴールドウインの倉庫から引っ張り出してきた資料、ではなく私物。つまり、ユーザーからの貸し出し品だ。どれも驚くほど手入れが行き届いていて、あまりにキレイなので「マニアックな方のコレクションですか?」と聞くと、「何人かのユーザーさんにご協力いただいてお借りしたものです。作ったこちらも驚くほど大事に使っていらっしゃるので嬉しくなります。しかもすべて現役」とのこと。

ユーロが単なるライディングウエアではなく、ライダーにとっての「ブランド」とされているのは作り手と使い手のこんな関係があるからだ。なかには、毎週ツーリングに出ているけれど今週はツーリングに行かれないから、と10年選手を送ってくれたユーザーさんも。

上下で購入すれば軽く20万円オーバーとなるライディングウエア「ユーロ」。これを高いとみるか、そうではないかを判断するのは人それぞれだろう。けれど、季節にも天候にも言いわけせず10年、20年をともに過ごせるウエアがあるとしたら、これはもしかしてバイク選びよりも劇的な出会いになるかもしれない。ちょっと大げさかもしれないけれど、そんなことさえ考えさせられるブランド、それが「ユーロ」なのだ。
 
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クラシックなデザインにコーデュラ&ゴアテックス
10月28日(金)はおもにプレス関係者が参加。この日はあいにくの天候だったが、バイク雑誌のレポーターはどしゃ降りの中、愛車でのユーロ体験を楽しんでいた様子。ヘタレなサクライダーは体調不良のため、試走はパス。パーティー会場内で新作モデルを次々と試着してイメトレ。特に気になったのがクラシックなデザインにコーデュラ&ゴアテックス、それに肩、肘、膝のプロテクターを標準装備する「Euro クラシックジャケット(価格9万1800円)」。

ライディングテクニックセミナーも開催
翌日29日(土)は雨がやみ、「ユーロ」生みの親である福田斎氏と80年代を知るライダーにとってのヒーローにして元ヤマハGPライダー、平忠彦氏らのライディングテクニックセミナーも開催。ちなみに平氏も熱心なユーロユーザー。その縁もあって今回のイベントのスペシャルゲストに。平さん、サインありがとうございます!

ードマスター ジャケット 20th LIMITED EDITION
ユーロシリーズのハイグレードモデル「ロードマスター ジャケット」をベースにゴールドファスナーや刺繍をあしらい、特製ハンガーやバッグを付属した20周年記念モデル「ロードマスター ジャケット 20th LIMITED EDITION」。価格15万6600円。

ずらり並んだ歴代「ユーロ」シリーズ。すべて実際のユーザーさんの協力で貸し出されたもの。
ずらり並んだ歴代「ユーロ」シリーズ。すべて実際のユーザーさんの協力で貸し出されたもの。ユーロユーザーを対象としたファンクラブともいうべき「Euro CLUB」もあり、現在約280名の会員がいるという。ユーザー同士の交流のほか、最新モデルをいち早く体験できる展示会や試走会のほか、ライディングやツーリングに関わるトレーニングも行なわれる。
詳しくはHP → http://www.gw-euroclub.jp

●お問い合わせ
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
☎0120-307-560
http://www.goldwin.co.jp/gw/motorcycle/

#271 その時間、もったいない・・・・・・

写真と文/上岡篤(モノ・マガジン編集部)

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人によってもったいないと感じる時間はそれぞれだろうが、「モノを探す」という時間は、誰もがもったいないと思うことだろう。あ、この場合の探すというのは、欲しいモノを探すのではなく、“無くしたモノを探す”という場合なので、お間違いなく。そんなに時間をかけずに探せるという場合でも、人生のうちで何回もモノを探すことに費やしていれば、結構な時間になるはずである。

11月16日発売号「ワイヤレスしか要らない」という特集。iPhone 7からイヤホンジャックが消えたように、無線LANにしろ、Bluetoothスピーカーの普及にしろ、急速にワイヤレス化が進むこの頃。もうワイヤレスで充分でしょ! というモノやコトを紹介している。

その中でも、私自身が欲しいなぁと思うのが、「紛失防止タグ」なるモノだ。小さな本体を紛失したくないモノに取り付けておき、スマホやタブレットのアプリを使って探し出すという仕組み。各社からさまざまなアイテムが発売されているが、注目はアメリカから上陸した「TrackR」。500円玉ほどの大きさの本体に、GPSアンテナが内蔵されている。出かける寸前に「あれ、スマホどこだっけ?」とか「カギねーじゃねーか!」とイライラすることが多い私にとっては、とっても魅力的なアイテムだ。

その探す行為は、動画をアップロードしたので観て頂ければわかると思うが、TrackRアプリを立ち上げると、登録されているモノのおおよその位置が表示される。その場所から動くと、遠ざかっていれば“遠ざかっています”、近づいていれば“近づいています”という表示をしてくれる。地図はおおよその位置しか示さないので、例えば“家の中で鍵を紛失した”という場合は、アプリ画面のスピーカーアイコンをタップすれば、TrackR本体からピロロロ~という音が発信されるため、その音を頼りに近づいていけば、無事見つけられるという具合だ。逆に、アプリを入れたスマホの場所が分からなくなるということもよくある。この場合は、TrackRのボタンを押せば、スマホから音が発信されるため、その音を頼りに見つけることができるのも便利だ。

TrackRの特長のひとつが、メールアドレスとパスワードを登録してアカウントを持っておくと、クラウドGPSネットワークが利用できる点。アナタが紛失したモノの約30mの範囲内にTrackRアプリのユーザーが入れば、そのユーザーのアプリを通じて、紛失したモノの最新のGPS情報が届くという点だろう。世界中で利用者が増えているので、まさに世界中で探し物ができるのだ。

願わくば、メガネにも取りつけられるような、極小サイズの紛失防止タグが出来ればなぁ~と思う。メガネ人にとって、メガネを紛失して探さなければならないというのは、もっともストレスが溜まる探しモノなので。

 
TrackR bravo
TrackR bravo 価格3229円
+Styleで販売中
https://plusstyle.jp/shopping/item?id=33

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1登録するモノの種類をアプリで指定する。鍵やバッグ、財布は一般的。犬や猫のアイコンも! 万が一迷子になった場合でも探すことが可能だ。探したいモノに取り付けたTrackRを登録すれば、TrackRアプリを立ち上げるとおおよその地図が表示される。この地図が役立つのは、例えば電車の中で忘れた! とか、さっき寄った得意先で忘れた! という場合。家の中で紛失物を探し出すには、あまり役立たない。

近づけば「近づいています」、離れれば「遠ざかっています」という表示をしてくれる。バーの色の変化で、距離感をつかむことも可能だ。

大きなショッピングモール駐車場で、自分がどこにクルマを停めたかわからなくなる場合ってない? そんなときは、クルマの中にTrackRを入れておけば、クルマの位置を表示することもできる。

カギを紛失したと想定して、TrackRを立ち上げるとおおよその位置を表示。その後アプリのスピーカーアイコンをタップすると、TrackRから音が発信され、見事に探し出すことが出来る!

逆にスマホがない! という場合は、TrackRにあるボタンを押すと、スマホから音が鳴ってその位置をつかむことが可能だ。マナーモードにしていても、音は鳴るのでご心配なく。

#270 コンビニの力[番外編] セブン-イレブンだけでしか買えない”monoすごい限定品”

文/小川太市(モノマガジン編集部)
 
 本誌「コンビニの力」をご覧になっている読者ならご存知だが、とにかくコンビニの商品開発力は圧倒的である。その形態上、食品がメインになるが、味から流通に至るまで、ここまで突き詰めていくモノなんだと感心させられる事ばかり。今では、特定のコンビニでしか買えない限定アイテムも投入されている。

 そんなコンビ二限定アイテムの中でも、注目して欲しいアイテムが12月6日からセブン-イレブンで発売される『セブンプレミアムIPPUDO NY クラムチャウダーヌードル』と11月15日から発売される『セブンプレミアム 幻の名店 すずめ』という二つのカップ。

 前者は一風堂のニューヨーク店の限定メニューとして好評を博した「クラムチャウダーラーメン」を再現したモノで、アサリのエキスがたっぷり溶け込んだホワイトソース仕立てのスープに、トリュフソースで香りを聞かせた濃厚な味が特長。具材にはじゃがいもと玉ねぎ、ベーコンが入っており、ペッパーと赤唐辛子がアクセントとして甘めの味わいを引き締めている。もっちり中太麺と濃厚なスープが絡み合う絶妙の味わいだ。この商品は”海外で独自進化したラーメン店のオリジナルメニューを日本に”という逆輸入カップ麺の第一弾となるそうで、NY派生ラーメンのイメージさせるスタイリッシュなデザインにも注目したい。

セブンプレミアムIPPUDO NY クラムチャウダーヌードル
価格213円

 後者は昨年度に惜しまれつつ閉店した広島の名店「すずめ」の味を再現したもの。広島ラーメンといえば尾道ラーメンと小鳥系ラーメンが有名だが、「すずめ」は小鳥系と呼ばれる豚骨醤油ラーメンの代表格的な存在。昭和32年の創業以来、親子で味を守り続けてきたが、昨年度に惜しまれつつも暖簾を下すこととなった。コクがあるのにあっさりとしたスープが特長で、やや硬めのストレート細麺との相性も抜群。広島に来たら、このラーメンを味わうことを楽しみにしていたファンも多かった幻となった味がカップ麺として蘇ることになる。こちらは“幻となった名店の味わいを再現する”がテーマとなっており、その第一弾となる。

 豚骨と鶏ガラベースに野菜の甘味が溶け込んだスープは滋味溢れる味わい。具材はすずめとおなじく、もやしとねぎをトッピング、肉厚のチャーシューを添えた。麺は中細の三層麺となりこのアイテムのために製造したというオリジナルアイテムとなる。

 開発担当の日清食品・マーケティング部第三グループ・ブランドマネージャーの三宅氏は「現存店の場合は味のベンチマークができますが、今回は閉店してしまっているため再現するための基準点が分からなかったので、当初はかなり手探りでした」と語る。今回はすずめの元店主が全面協力し、記憶を辿りながら味を整えていったそうだ。

セブンプレミアム 幻の名店 すずめ
価格257円

「是非、幻の味をお楽しみください!」と三宅氏。

数量限定や季節限定アイテムはあるが、既に存在しない味を再現する幻を再現した”限定ラーメン”。これを味わえるのはセブンだけとなる。日本のラーメン文化を継承、復活させるカップ麺という文化がそこにはある。


「資生堂と共同企画・開発した新感覚のスタイリングにも注目」


コンビニ限定品は今や食品だけではなく、生活雑貨にも及ぶ。これから発売されるアイテムで注目したいのがメンズスタイリング剤「ウーノ・ダブルペースト」だ。これは資生堂とセブン&アイ・ホールディングスが共同企画・開発したアイテム。

 その名の通り、1本に二つのペーストが充填されており、伸縮可能だが強靭な「ワックス(アレンジペースト)」と固定力は高いが柔軟な「ジェル(セットペースト)」が同時に使える。手のひらで混ぜ合わせるとこの二つの成分が反応し、素早く思い通りのヘアセットが作れるようになっているのが特長だ。長時間キープしてくれる上に、約40度のお湯でさっと溶けて髪に残らないといった点も嬉しい。自然な艶がでる”ナチュラル”と”マット”の二種類で展開予定なので、好みに応じて選びたい。“マット”“ナチュラル”ともに各価格90g698円 /20g270円