#451 イタリア恐怖映画界の至宝の名作たち! 「没後40年 マリオ・バーヴァ大回顧 第Ⅲ期」

文/大谷暁(モノ・マガジン編集部)

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451 イタリア恐怖映画界の至宝の名作たち! 「没後40年 マリオ・バーヴァ大回顧 第Ⅲ期」 写真は「白い肌に狂う鞭」(63)
「白い肌に狂う鞭」(63)

つい先日まで土曜深夜に放送されていた「恐怖新聞」。話題にも何にもなりませんでしたがなかなかのツワモノでした。TV放送ギリギリでしたね。オカルト好きの筆者にとってなんだか久々にわくわくしてしまいました。

それはさておきマリオ・バーヴァって知ってますか? ゲームのキャラクターとは程遠いこちらのマリオはイタリアの映画監督であり、イタリアンホラーの礎を築いたお方と言っても過言ではございません。

リドリー・スコットをはじめ、ティム・バートン、マーティン・スコセッシ、デヴィッド・リンチ、クエンティン・タランティーノ、ギレルモ・デル・トロ、ダリオ・アルジェント、大林信彦など数多くの映画監督に多大な影響を与えてきた名匠。オカルト好き&ホラー好きの間では正に神様のような存在。

残念ながら1980年に心筋梗塞により65歳という若さでこの世を去って早くも40年の今年「没後40年 マリオ・バーヴァ大回顧」と銘打ったBD BOXもすでに第Ⅰ期から第Ⅱ期までが好評リリース中。

しかしマニアな筆者的には、今回紹介する12月発売の第Ⅲ期が一番オススメ。なぜならば、バーヴァの最高傑作の呼び声高いゴシックホラー「白い肌に狂う鞭」(63)と、いわゆるジャッロ映画の原型を完成させたとも言われる傑作「モデル連続殺人!」(63)がセットされているからであります。そしてカルト中のカルトな作品「クレイジー・キラー 悪魔の焼却炉」(69)も何気に同梱されてます。こちらもあなどるなかれ見応えあります。

今夏も東京をはじめ各地で行われたホラー映画祭も、新型ウイルスの影響があるにも関わらず大盛況を記録したらしい。もしかしたら長い巣ごもり生活のさなか、リビングシアターで観た旧作のクラシックホラーを大きなスクリーンでもう一度観たいという需要があったのかも知れませんね。

つい10年前ならキワモノとされていたホラー&オカルト映画も今なら旬なクラシック作品の仲間入り。世の中何が起こるか本当に分かりません。ちなみに第Ⅳ期があるならばぜひとも「黄金の眼」(68)をラインナップに加えてくださいませ。実は観たことがありませんので何卒宜しくお願いします!

『没後40年 マリオ・バーヴァ大回顧 第Ⅲ期』
 2020年12月23日(水)発売
 BD BOX(3枚組)価格1万6500円
 山崎圭司監修ブックレット封入

★単品ブルーレイ、DVDも同時発売!
 ブルーレイ各5280円 DVD各4180円
 発売・販売:キングレコード

「モデル連続殺人!」(63)「モデル連続殺人!」(63)
「クレイジー・キラー 悪魔の焼却炉」(69)「クレイジー・キラー 悪魔の焼却炉」(69)