#449 こんな箸、見たことない! らせんの竹箸

文/関谷和久(モノ・マガジン編集部)

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449 こんな箸、見たことない! らせんの竹箸
『きずな箸』
長さ:23cm/21cm/18cm。色:ピンク、ライトブルー、イエロー、ライトグリーン、ネイビー、パープル、ホワイト。21cmは小学校高学年のお子様や、手の小さな女性におすすめ。価格各990円(23cm/21cm)、価格各880円(18cm)。
■お問合せ:ヤマチクオンライン https://yamachiku.stores.jp/

丸、三角、四角、五角、六角、八角……箸の形状や材質にはいろいろありますが、こんな箸はいかがでしょうか?

熊本県にある日本最大の竹箸メーカー「ヤマチク」がつくりあげた『きずな箸』。

摩訶不思議な“らせん状”の形状が特長で、思わず触れてみたくなってしまう。

丸い箸だと転がりやすく、四角い箸は角が指に当たってしまうというウィークポイントを“らせん状”に削ることで解決したという。竹の軽さとらせんの感覚が指にフィットして、実に使い心地がよい。デザイン的にもおもしろく、まさに一石二鳥といったところか。

1本ずつ形は違っても、2本並べればぴったりと重なる……そんな形が「家族の関係のようだね」と名付けられたそうだ。

箸のあたまは7色で塗り分けられており、家族で使っても自分の色の箸がすぐにわかるようになっている。

実はこの『きずな箸』は、26名のヤマチク社員による社内デザインコンテストで大賞に選ばれた作品。現場社員がデザインすることで、より生活者の目線でのものづくりが可能となった。

『きずな箸』をデザインしたのは右田真里さんと渡辺望さん。『きずな箸』をデザインしたのは右田真里さんと渡辺望さん。普段はお箸の形状加工を担当している。

 
今回のコンテストでは30の応募があり、『きずな箸』を含めて15の企画が商品化されたので、いくつか紹介したい。

『オーロラ箸』は、光沢のある粉を塗料に混ぜて、メタリックなカラーリングを実現したもの。スタイリッシュな形状で箸先が細く使いやすい。若いユーザーにおすすめとのこと。

デザインしたのは、箸の形状加工を担当する川上涼子さん『オーロラ箸』
デザインしたのは、箸の形状加工を担当する川上涼子さん。長さ:23cm、色: ピンク、ライトブルー、イエロー、ネイビー、パープル、ホワイト。価格各880円

 
もうひとつは子ども向けのお箸『キッズライン』。上履きのような白いラインには、わずかな凹凸がつけられており、子どもが思わず手に取りたくなるようなカラーリングとデザインに仕上がっている。

『キッズライン』/デザインは箸の検品とパッケージ、オンラインショップの発送業務を担当する田上裕美さん。"『キッズライン』
デザインは箸の検品とパッケージ、オンラインショップの発送業務を担当する田上裕美さん。長さ:18cm/16cm。色:ピンク、ライトブルー、イエロー、オレンジ、パープル。価格各770円。

 
たまには料理やシーンによって箸を変えてみてはいかがだろうか。きっといつもの食事の雰囲気や料理の味までも変わってくるはず。

『ヤマチクは熊本県南関町にある竹の箸のメーカー。ヤマチクは熊本県南関町にある竹の箸のメーカー。1963年の創業から半世紀以上、「竹の、箸だけ」にこだわり、作り続けている。材料の竹は地域の山々から1本ずつ切り出して使用している。