#442 兜町で不思議なビール体験を!

文/小野正章(モノ・マガジン編集部)

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この8月、日本橋兜町にまた新たなビアスタンドが誕生しました。スウェーデン人デザイナー、カール・グランディン氏と若き醸造家ヘノク・フェンティ氏のふたりが、2010年に本国に起ち上げたブルワリー「オムニポロ」の世界で5番目の直営店となる「オムニポロス・トウキョウ」です。

“ビールそのものの概念につねに変革を起こし続ける”をブランド理念に掲げるだけあって、「これがビール!?」と思わず唸ってしまうほどのビールを取り揃えています。とくに驚きなのが、カクテルのミモザを彷彿させるサワービール「Mimmi Mimosa」(グラス1400円/ジョッキ1900円)とイチゴやリンゴを加えたインペリアルスタウト「Magnapoll Night Cap Snack Apple Pie Strawberry Cup」(同1700円/2300円)、そしてチェリーやメープルシロップをふんだんに加えたピンク色のデザートビール「Bianca Cherry Maple Pancake Lassi Gose Soft Serve」(1800円/2400円)の3タイプ。

これらは、タップからグラスの8分目程にビールを注いだ後、ジェラートマシンで精製したフローズン状のビールの泡をソフトクリームのようにトッピングするという新感覚のビールです。見た目はビールというよりスムージーに近いけれど、実際に飲んでみるとフルーツの新鮮な酸味と甘味の中に、ビールの苦みとコクがあるという何とも不思議な感覚が体験できます。もちろん、ピルスナーやペールエール、IPAも揃ってますが、どれもプラスαの個性があるので、ぜひ全タイプを楽しんでください。

ちなみに、お店は兜町で70年間親しまれてきた鰻屋をリノベ―ションしただけに、店頭はまさに鰻屋さんの風情がそこかしこに残っています。しかし、店内に入るとイメージが一変。ブルーが基調のサイケでポップな異空間が広がります。もちろんこのデザインはカール・グランディン氏によるもの。不思議な空間で不思議なビール体験を、ぜひどうぞ!

442 兜町で不思議なビール体験を!左からオムニポロを代表するハウスIPAのひとつで、3種類のホップを利かせた「Zodiak House IPA」(グラス1100円/ジョッキ1400円)。ジャーマンピルスよりややモルティ―で甘めの「Perikles Rustic Pils」(グラス870円/ジョッキ1220円)。そしてデザートビールの「Bianca Cherry Maple Pancake Lassi Gose Soft Serve」。

70年間親しまれた鰻屋の面影を残す 店内は大胆に刷新。

店内は大胆に刷新。店頭は兜町で70年間親しまれた鰻屋の面影を残しつつ、店内は大胆に刷新。インスタ映えするサイケでポップな空間に生まれ変わった。オムニポロス・トウキョウ/東京都中央区日本橋兜町9-5 営15:00~22:00(LO:Food 20:30 / Drink 21:30)水曜定休 https://omnipollostokyo.peatix.com

ブリオレッドキャベツの入った「Japanese」(1200円)http://www.monomagazine.com/articles/moweb/wp-content/uploads/sites/2/2020/08/img06s.pngビールの相棒は見た目も鮮やかなACID DOG。味もボリュームもレクトラン並みのホットドッグです。上からブリオ、レッドキャベツの入った「Japanese」(1200円)、フムス、アボカド、ラディッシュなどの「Vege」(1100円)

http://www.monomagazine.com/articles/moweb/wp-content/uploads/sites/2/2020/08/img06s.pngジェラードマシンでフローズンビールをトッピング!

http://www.monomagazine.com/articles/moweb/wp-content/uploads/sites/2/2020/08/img06s.pngオムニポロを創業したデザイナーのカール・グランディン氏(右)と醸造家のヘノク・フェンティ氏(左)。

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