#411 手放しで喜べるデジタル

文/本田賢一朗(モノ・マガジン編集部)

moweb

411 手放しで喜べるデジタル
Punkt.MP02
価格4万4880円
BlackBerry端末以外でBlackBerry Secure Softwareを搭載するのは初。
https://www.punkt.ch/ja/

現在、発売されているダイハツ特集。
色々な取材先さんで「マニアックだなぁ」とニヤリとされてます。

その中でダイハツ的なる傑作品と題して、
我々、庶民に寄り添った、あくまで実用重視の
今、注目の傑作品を取り上げています。

紙幅の問題で、紹介しきれないモノは掲載した以上にあったりしましたが
探し出すと、やっぱり日本メーカーのモノが多いことに改めて気づかされます。

で、今回紙幅の都合上
少数派になった海外から、興味深かったのが
今夏日本初上陸した
スイスの独立系機器メーカー「Punkt.(プンクト)」。

5G時代が到来も目前にあって、
スマホ依存症やプライバシー問題など
デジタルデトックスの問題提起をする、
いわばガラケー3.0といった体。

通話機能に特化し、必要な時だけ使えるように
備えた4GLTE、インターネットテザリングなど絞った機能数も
「1つのデバイスにあらゆる機能がついていると、
どれも使い勝手がイマイチで、唯一の長所は
気が散る原因にこと欠かない」だなんて
皮肉たっぷりなのがいい。

話をしたいなら、電話をかけたら? というのも
社内でのPCネットワーク環境が整い始めた頃の
昭和のおじさんたちの発想で好感がもてる。

とはいえ、デザインはジャスパー・モリソン、
ノルウェーのサウンドアーティストの
チェーティル・ロスト・ニルセンによる着信音デザインと、
スッとした顔だけではわからない、モダン豊かな創造性。

もう手放せないデジタルには
手放して喜べるデジタルを。

そんなことを考えさせらました。

ペター・ネビー<ペター・ネビー>
創業者のペター・ネビー。1989年に17歳でノルウェーで最初のビジネスを立ち上げ、電子通信やソフトウェア開発で成功を収め2008年に「プンクト」を創業。「人々はあまりにもテクノロジーに圧倒されている。プンクトは、より落ち着いた生活を求め、知的習慣を取り入れるため」のモノにするという。

ジャスパー・モリソン<ジャスパー・モリソン>
かのジャスパー・モリソンがアートディレクター。

※本ページ掲載の写真は、クリックすると拡大してご覧いただけます。