#382 ガイ・リッチー監督が想像を超えた空前のスケールで実写映画化!「アラジン」

文/大谷暁(モノ・マガジン編集部)

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382 ガイ・リッチー監督が想像を超えた空前のスケールで実写映画化!「アラジン」

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「あらびん、どびん、はげちゃびん」という変な呪文を唱えるのは「ハクション大魔王」。そのモチーフとなっているのは「千夜一夜物語(アラビアンナイト)」に登場する「アラジンと魔法のランプ」というのは有名な話。で、今回紹介する「アラジン」は、同じく「アラジンと魔法のランプ」を元に、1992年に制作されたディズニーの長編アニメ「アラジン」の実写リメイク作品ってわけ。前回のモウェブで紹介した「ダンボ」しかり、ディズニーは近年アニメの実写リメイク版にかなり注力しており、これからもガンガン公開されそうな気配だ。

また「アラジン」と言えば青い魔人ジーニーが強烈な個性の持ち主だが、果たして誰が演じるのかと思いきや、なんとウィル・スミスさん。まさにドンピシャのキャスティングではないか。先日、電光石火の如く来日したかと思いきやアッという間にいなくなりましたが、さすがの存在感でした! ふた昔前なら間違いなくエディ・マーフィでしたね。

監督に抜擢されたのは、「ロック、ストック&トゥー、スモーキング・バレルズ」(98)や「スナッチ」(00)などの群像劇で注目を浴び、「シャーロック・ホームズ」(09)で大ヒットを記録した鬼才ガイ・リッチー。正直ビックリ人事でしたね。ディズニー映画とは無縁のような気がしておりました(笑)。失礼しました。まあ、「ダンボ」もティム・バートンだったし、そこは良しとしましょう。

またアカデミー賞歌曲賞を受賞した名曲「ホール・ニュー・ワールド」も健在。脚本は、「チャーリーとチョコレート工場」(05)や「ビッグ・フィッシュ」(03)などのティム・バートン作品を手がけたジョン・オーガストが担当しているのは何かの偶然か?オッと肝心な主人公のアラジンに扮するのは、エジプト生まれでカナダ育ちの新人俳優メナ・マスード。ほぼ無名だが今後の活躍に期待は高まる。

そしてそして、ジャスミン王女を演じるのは英国の歌手で女優のナオミ・スコットを大抜擢。彼女は今年公開予定のリブート版「チャーリーズ・エンジェル」のメインキャストにも選ばれている逸材。また悪役であるジャファーを演じるのがマーワン・ケンザリ。あまりのイケメンぶりに誰もが騒めいたというエピソードもある(笑)。彼は、トム・クルーズ主演の「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」(17)の出演で一気に注目されている。

とにもかくにもビッグネームから、無名の新人、期待の新人まで緩急の使い方が絶妙なこの実写版「アラジン」。日本での大ヒットももはや確実。ちなみに吹き替え版ではジーニーの声は山ちゃん、もとい山寺宏一さんが務めております。ファンならずともこちらも見逃せないハズ。エーイこうなったら2度見が正解。皆さま劇場に何度でも足を運んでくださいませ!

2019年/アメリカ映画/128分 6月7日(金)全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
『アラジン』日本語吹替え版予告 公式YouTube
https://youtu.be/4K7sUOy4kG8

『アラジン』 6月7日(金)全国公開

『アラジン』 6月7日(金)全国公開