#375 50歳、たぶん、生涯、バイク乗り。

文/サクライダー(モノ・マガジン編集部)

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#375 50歳、たぶん、生涯、バイク乗り。

ここ4年ほどでいえば、皆勤賞の「東京モーターサイクルショー」。

乗りモノ担当として、バイク業界の最新動向とネタ集め、というのがメインの目的ではあるのですが、それ以上に楽しみにしているのが来場者ウオッチング。

今回も午前中のプレス向け取材時間終了とともにカメラと名刺をバッグにしまい、会場をブラブラ。耳ダンボにして一般来場者の反応を見聞。買う、買わないは別として「お客目線」のご意見はヘタなプレスカンファレンスより面白いわけで。

来場者のメインは、バイク購入層と同じく40代~50代。
そしてそのお父さんにそそのかされて連れてこられた子連れ姿も多い。

東京モーターサイクルショー

東京モーターサイクルショー

●とあるメーカーブースのオフロードモデル前にて

「これでニーゴーかよ、デカいなぁ(父)」
「オヤジじゃ足とどかないし(息子)」
「デカいバイクに乗らないとウマくなんないぞ。お前跨ってみろ(父)」
「いいよ。それよかさっきの○△125のほうがカッコいいし、保険安いし(息子)」
「大型(免許)持ってんだからデカイの乗りたいさ! 保険なんか気にすんな(父)」
「カッコばっか気にして、誰にモテたいんだよ(息子)」
「……(父)」

●スズキのカタナ前にて

「やっぱ、カタナいいねぇ。アニバーサリー買っておけばよかったなぁ(旧型モデルを前に腕組みする父」
「リトラの方が好きだなオレは。新型も白、金フレームのリトラにしてほしかったな(息子)」

たぶん高校生くらいの息子さん。かなりマニアックな親子の会話にしばし聞き入ってしまった。

●ヤマハ NIKEN GT前にて

「これで200万しない(車両本体価格178万2000円)んだから安いよ。がんばってるなヤマハ(父)」
「けっこう大きいね。車庫に入れるのが大変そう(身長170㎝くらい美人の娘さん)」

などなど。

メーカーさんに聞かせてあげたいご意見や製品企画へのヒントとともに、
バイクを前に会話の弾む親子っていいよな、としみじみ。

46回目となる今回の「東京モーターサイクルショー」
ちなみに3月22日、23日、24日を通しての入場者数は14万9524人で前回より102%増、というまずますのデータ。

こんな時代感をふまえつつ、5月16日売りのバイク特集を現在取材中。

乞うご期待。

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