#370 みんなJAZZ GIANTS

文/本田賢一朗(モノ・マガジン編集部)

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みんなJAZZ GIANTS

うっかり「ジャズの本が作りたい」とも言えない、ジャズ・ジャイアンツが手がけています。JAZZ CITY発行 価格1080円http://jazz-kissa.jp

現在、発売されている1960年代特集。
この仕事を始めて正直ずっと、取材先としては避けていた新宿DUGに。

取材後に創業者の中平穂積さんの息子さんで、現店長である中平塁さんからはジャズ喫茶の二代目たちの集いもあることなどを伺い次世代のジャズ喫茶店主の試みも知り、新旧のジャズ喫茶巡りをしてみたい、と熱が上がってきたところにリトルプレス
『ジャズ喫茶案内 VOL.1 Gateway To Jazz Kissa』。

編集発行人が全て一人で手がけるインディーズ雑誌。
少し前に出た創刊号は東北のジャズ喫茶。

今や、コーヒーチェーン店でも気の利いた選曲でジャズはかかっているし全国各地、街おこし的にジャズフェスティバルも多い。
なのに、ジャズの聴こえ方が違うのって何なのだろう。
BGMでは悲しい。

そんな答えにたどり着かない(着こうともしてない)考えを巡らせることができるドキュメント。
一編集者として、こういう記事、本を手がけたいなと改めて思いました。

時代とともに音楽を聴くことに専心していた時代から会話を、飲食を楽しむ時代へ、ジャズの聴かせ方も変わっている。

DUGは会話も出来るし、音楽鑑賞に没頭するファンもいたり間口は広いけどもそれこそ、60年代のジャズ喫茶直系私語厳禁、大音量で聴く専門のお店が多いことも知った。

ジャズ喫茶をやる人、そこに行く人
みんな、JAZZ GIANTS。


新宿DUGの中平塁さん。
新宿DUG新宿DUGの中平塁さん。モノマガのことがずっと好きだと言ってくれた。
http://www.dug.co.jp/

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