#329 花粉の飛ぶ日は、アレ、してます。

写真・文/サクライダー

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通称「赤ランタン」と呼ばれるコールマンのビンテージランタン。

ホーローやエナメル塗装。マイナスネジに極めてシンプルな構造。それでも古いモノ、アナログなモノほど多くのコトを教えてくれる。通称「赤ランタン」と呼ばれるコールマンのビンテージランタン。基本的にはいま売っているモデルと構造的に大きな違いがない、というのがスゴイことのだけれど、60年代、70年代のパーツがフツーに今でも新品で手に入ることが驚きであり、コールマンランタンが「傑作品」であり続ける理由なのでしょう。たかだか5年前のパーツが手に入らなくなってしまうデジタル系ツールにまったく愛情が湧かないのは当然、とか愚痴っぽいことをつい口走る今年50歳。

花粉症を30年もやってると、この時季の家での過ごし方が年々上手くなってくるもの。これが良いのか悪いのかは別として、今回はそんなボクの休日日記。

ここ数年、ハマっているのが機械モノの分解と清掃。つまり、工具を使ったオーバーホールとかメンテナンス、ってやつです。対象となるのは、置き時計、ラジオ、フィルムカメラにバイク&クルマのキャブレター。要は、手の平サイズの「おたガラクタ」。作業する際のスペースは、テーブルの上で広げても、また「全バラ」にしても、嫁さんの「ご飯にしますよ!」 のひと声で即効で片せる内容としておくことが唯一のコツといえばコツ。

先週のネタは、2年ほど前に近所のお寺で行なわれていた骨董市で手に入れたコールマンの70年代モノランタンの全バラ。念願のガルウイング式ランタンケースから、厳かに引き出し4時間かけて分解→清掃→組み立て。いちどバラバラに分解されたランタンのパーツをひとつひとつ眺めて、磨いて。また、使われている素材の使い分けや加工具合、塗装ムラを目の当たりにする面白さ。それらが再び元のカタチに戻り、元気な音を立てて点灯した瞬間、まるで「このランタン作ったのはオレ!」 と思えるくらい興奮する不思議。あっという間の4時間です。

世の中にはゴルフに釣り、最近じゃ男子でもカフェ巡りで休日を過ごすヒトも多いようですが。コストパフォーマンスと花粉対策で機械イジリに勝るホビーなし、だね。4月半ばではありますが、まだまだ鼻がムズムズ。来週末は、会社の近くにあるカメラ屋さんで買った、ジャンクな8㎜カメラと戯れる予定。

ランタンの説明書

今回のモデルとは別に保管してあるランタン30年選手のランタンで交換したい消耗品パーツがいくつかあった。ちょうどいいや、と日本のコールマンサイトにアクセスしてみると、ほぼ完ぺき。品番「200B」といわれるクラシックタイプのランタンパーツは、細かくほとんどのパーツが現在でも入手可能だった。みなさん、キャンプで使いっぱなしのランタンも、物置でほこりをかぶっているコールマンのランタンがあったら、たいていは修理できます(時間のない方や腕に自信のない方は、コールマンジャパンで修理受付窓口もあり)それまた、生き返りますよ!

 
 
●写真:コールマンジャパン
コールマンのHPはこちら → http://partscatalog.special-coleman.com/catalog/detail/874

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