#314 大迫と走れるNRCって!

文/本田賢一朗(モノ・マガジン編集部)

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800m、400m×2本、200m×8本、400m×2本、800mを、それぞれペースを替えて取り組むインターバル走。


 私も、プライベートで最近よく参加しているNike+Running Club(NRC)。先週日曜日、12月17日にはランナーにとっては贅沢なセッションが開催された。2週間前の福岡国際マラソンで3位になった大迫傑選手を招いての「OSAKO STYLE RUN NRC Breaking3.5」だ。フルマラソン3時間半切りを目指している参加者たちがインターバルトレーニングを大迫選手と一緒に行うというもの。1月16日発売『モノ・マガジン2-2号』でのランニング企画の取材と称して、ただ見たかっただけです。

 数十倍の抽選で当選した20名ほどの参加者たちも、現役日本人マラソンランナー最速選手だけに、大迫選手が登場したときにはなんだか息を飲んでる感じ。正直、トップアスリートが来るといってもトラック1~2周をジョグして、あとはトラック脇で「ナイスラン~」とかけ声かけるくらいなものなのだろうとナナメに構えてましたが、もうガチ。キロ3分20秒から設定ペース毎に4グループにわかれ、200~800mのインターバル走をこなしていく。このメニュー全てに、各グループを順番に大迫選手が混じって入り走ってくれる。市民ランナーとして十分アッパークラスの参加者の皆さんだけに、実に多くを肌で感じ取ったことでしょう。

 約1時間半程度のセッションを終えてからは、ナイキ原宿に移動してトークセッション。福岡国際の感想に始まり、トレーニング方法や生活面で心がけていること、スピードを出すコツなどに話が及ぶ。例えば大迫選手が福岡国際の前日、レース前には我慢しようと思ってたラーメンを「やっぱり博多はラーメンが有名だし……」とつい食べちゃったなんて話も。ただ、普通「トップランナーもラーメン食べるんですね、意外!」そして笑い、チャンチャンで終わるのだけど、それを受けてNRCコーチ陣が食事とメンタルの関係などコメントを添える。こんな具合に大迫選手が明かすトップランナーの技術やノウハウを、市民ランナーがどう活かせるのかをNRCコーチが噛み砕いて補助線を引いてくれる。シューズの話に及べば、参加者全員が試走に使った『ナイキ ズーム フライ』などズームシリーズの開発経緯からシューズの構造までの説明をするなど、エンタメのようできっちりと走りの勉強会。走力だけで終わらず、メンタルそしてシューズに強くなれる内容。

 最後に大迫選手と参加者ひとりひとりと記念撮影をするのも至れり尽くせりだなぁ、なんて眺めているうちに、大迫選手が退出。これで終わりだろうと思いきや、その後はセッションで分かれたグループごとに座談会。参加者同士、練習法の疑問点や悩みを共有し意見交換。それにNRCコーチ、ペーサーが解決の糸口を示してくれ、各グループとも結構深いテーマへと掘り下げていた。

 トップランナーと市民ランナーの「ヒト」、フルマラソンに限らず走る「コト」そして、それぞれの目標に到達するためのシューズである「モノ」をつなげるNRC。
 単に有名アスリートとの記念撮影じゃない、ランナーみんなの青写真を描く、ホントのコミュニティがある。マラソンで3時間半切りを目指すNRCのBreaking3.5。プログラムはまだまだ続いているのでチェックしてみては。NIKE.COM/NRC

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直近の陸上競技専門誌でも「大迫時代が来た」なんて見出しが並ぶけど、NRCにその大迫選手が来た。このクラスの選手が来る練習会は、そうはない。

長く厳しいマラソンの練習をやり抜くコツを参加者から質問され、「モチベーションは日常のあちこちに転がっていて、その中から拾い上げて、できることを続けていく」と言う。

福岡国際マラソンでは1位から4位までが<ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%>を着用していた。このモデルを頂点としたズームシリーズの説明がナイキ担当者から行われた。このスーパーシューズ<ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4% >をはじめとするズーム シリーズには、1月16日発売『モノ・マガジン2-2号』のランニング企画でも触れる。

トークセッションが終わると、参加者ひとりひとりと記念撮影。各参加者にはメールで送られた。