
次号12月1日発売のモノ・マガジンの三大特集のひとつ「コーヒー特集」より、本誌でも紹介したコーヒーニュースをお届け!
夏目漱石の「吾輩は猫である」や森鴎外の「舞姫」など、“小説の読後感”を再現したという、なんとも面白いコーヒー「飲める文庫」がリリース。
「飲める文庫」は、NECのAI(人工知能)技術とやなか珈琲のコラボレーションにより生まれたもの。文学作品に関する1万件以上のレビューデータをもとに、コーヒーの味覚指標に変換した学習データを作成。NECの最先端AI技術群にその学習データを投入し、分析モデルを構築する。その後文学作品を分析し、味覚指標のレーダーチャートを作成。そのチャートをレシピにして、作られたのがこのブレンドだ。
小説のイメージと一致するコーヒーの味わいとは、どんなものなのだろうか。試しに、夏目漱石の「こころ」と太宰治の「人間失格」を選び、飲んでみた。
「こころブレンド」→苦くずっしりとした味。奥深い味わいで飲みごたえがある。
「人間失格ブレンド」→苦いけれど爽やか。さっぱりとしていて飲みやすい。
ブレンドごとに物語を特長付けているかのような、味わいの違いを感じたが、なんでも人の味覚だけで6種類の味の差を表現することは容易ではないので、それぞれのコーヒーの味から文学の世界がイメージできることを目指したそうだ。まさに、一人で文学の世界を堪能して良し、友人や家族とワイワイ飲んで盛り上がって良し!のコーヒだ。
その他、大人が読んで楽しめるコーヒーにまつわる絵本や、少し変わったコーヒー、世界のコーヒーニュースなど、最新ニュース満載。読めばきっとコーヒーが飲みたくなる!? コーヒー好き満足の「コーヒー特集」。是非ご覧あれ!
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