#302 美しすぎるテレビ「AQUOS 8K」の映像美を体験。

文/島田雄右(モノ・マガジン編集部)

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シャープが2017年12月1日に発売する8K対応の液晶テレビ「AQUOS 8K」(LC-70X500)。その注目の画面に、気鋭のクリエイターが作成した8K/HDRの実写オリジナルショートムービー『LUNA(ルナ)』を上映するイベントが9月15日(金)に飯田橋にあるKADOKAWA第3本社ビルにて開催され、monoマガ編集部のTV担当も参加してきた。

前半はSHARPからTVシステム事業本部 国内事業部 8K推進部長の高吉秀一氏、同事業本部 栃木開発センター 第2開発部長の高倉英一氏が出席し、(LC-70X500)の魅力、これから始まる8Kコンテンツへの可能性について語った。テレビ以外の分野でも、8K対応の大画面テレビに耐えられる高解像度のデジタルカメラの開発がニュースになったばかりだ。2020年の世紀の祭典をより美しいテレビで楽しみたいという機運も高まっている。

イベント後半では、映像制作に携わった池田一真監督と諸石治之プロデューサーが加わり、8K/HDRの実写オリジナルショートムービー『LUNA(ルナ)』が上映され、8K映像の魅力と制作秘話が語られた。本作は『かぐや姫』の世界をベースにしたオリジナル作品。天体観測が好きな主人公俊介の甘酸っぱさ100%の青春もの(切なさの含有量多め)。高校生活3年間、男子校で暗黒時代を過ごした筆者には悶絶度合150%もの(うーん、でも切ない)。なんといっても白眉は光の映像表現。儚げな月明りや教室に差し込む光、夜空を覆う恐ろしいほど美しい星の瞬きなど、光のバリエーションの豊かなこと!

8Kテレビとは、超高解像度テレビのこと。フルハイビジョンの16倍の高解像度で、4K解像度では表現できなかった「臨場感」や「実物感」といった奥行や立体感を、より実物に近い高精細の映像で再現することができる。2011年に地デジ完全移行の際に買い替えたテレビのままの筆者には正に“美しすぎるテレビ”だったわけです。「テレビをこれ以上キレイな映像にしてどうする?」なんて声をたまに聞くが実際体験すると、その美しさには息を呑む。市場想定価格は100万円前後となる予定。また、2K、4Kの映像を8K映像にアップコンバートして観られるのも嬉しい。

誤解を恐れずにいうなら、単に美しいテレビではなく、臨場感や空気感を体感するテレビだということ。「目には映らない美しさ」は五感に訴えてくる。ってことはテレビは体感するメディアになっていくということ? 今後は、アニメーションやゲームコンテンツといった新たなメディアも参入するだろう。「百聞は一見に如かず」、まずはその美しさを体感して頂きたい。

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2017年12月1日にシャープが発売を予定する8K対応の液晶テレビ「AQUOS 8K」(LC-70X500)。

当日司会を担当したアスキー編集部のスピーディー末岡氏とSKE48の松村香織さん。

【問】シャープ
http://www.sharp.co.jp/aquos/sharp8k/