#285 佐藤可士和さん “文化交流使”として世界で講演へ!

文/小久保直樹(モノ・マガジン編集部/新雑誌開発部)

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佐藤可士和さん”文化交流使”として世界で講演へ!

今回はじめて『文化交流使』なる言葉を眼にしたが、すぐさま、これって当時で言えば「遣唐使」や「遣隋使」的なことだよな、という事が頭をよぎった。ネット社会における現代においても学術的な交流が定期的に行なわれている事は非常に意義のある事だし興味深い。
 
この度「クリエイティブディレクター」という職種において、初めて『文化交流使』に任命されたのが佐藤可士和さんである。可士和さんの関わるブランドは世界的に活動をしている国際企業ばかりゆえ、それら日本ブランドが海外ではどのように映っているのかも気になる所。これまで音楽やスポーツに国境は無い、と言われてきたが、現代において“ロゴマーク”はもはや世界共通のアイコニックな言語と言えよう。その世界において時代のトップクリエイターである可士和さんが、どのような話を繰り広げるのか?ぜひ日本でも凱旋講演を開催していただきたい!
 
2016年1月には有田焼創業400年記念事業の一環で『Dissimilar ~対比~』なる作品を制作したが、今回は源右衛門窯他、有田の7つの窯元とコラボレーションした新作を展示。作品はすべて購入が可能だ。

■ 文化交流使とは? ■
2003年より文化庁が行なっている「日本の心を世界伝えること」を目的とした国際文化交流の振興を図る事業において、文化人や芸術家を一定期間「文化交流使」として指名。着任にあたって最低1か月~最長1年帰国せずに海外にて活動することが義務付けられている。ちなみに可士和さんは一か月海外に滞在し、各都市の大使館にて大使と懇談などの予定がギッシリと入っているそう。

 

■ 佐藤可士和さん活動スケジュール ■
 
・3月22日@ニューヨーク講演

・3月27日@ロンドン講演

・4月4日~4月15日@パリ(日本文化会館)にて展覧会
講演会4月4日18時30~20時30分
期間中ギャラリーツアーも開催される。

(問)日本文化会館 www.mcjp.fr/

佐藤可士和さん

 
Kashiwa sato is going abroad as Japan Cultual Envoy to give a speech about Japanese culture. We are currently living in an internet society, but, at the same time, exchanging cultures face-to-face still occurs regularly. That’s a curious, but positive point. This year, a creative director/ art director was chosen as ambassador of culture for the first time. The brands he works with are mostly international so I am curious about foreigners’ images of Japanese brands. In the past, music and sports didn’t have any borders, and now, logo designs are also becoming iconic worldwide. In the field of design, Kashiwa Sato is the leader. I am interested in what he will say. We want him to succeed and have a triumphant return back to Japan.