#282 DON’T RUN, FLY 飛ぶように走れる3モデル登場!

文/関谷和久(モノ・マガジン編集部)

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FlyteFoam Fast Series(フライトフォームファストシリーズ)から3モデルが登場!
【問】アシックスジャパン お客様相談室 ☎0120-068-806 https://www.asics.com/jp/ja-jp/fast/


先日行なわれたアシックスの新ランニングシューズの発表会に行ってきました。

発表されたのはアシックス独自のスポンジ材“FlyteFoam(フライトフォーム)”をミッドソール(アッパーと靴底の中間のクッション材)に採用した「NOOSA FF(ヌーサエフエフ)」「GEL-DS TRAINER22(ゲルディーエストレーナー22)」、そして「DynaFlyte(ダイナフライト)」の計3モデル。

製品につけられた「DON’T RUN, FLY」というブルース・リー的なキャッチコピーに思わずニヤリ。

“FlyteFoam”とは従来のアシックスのミッドソール素材「E.V.A(イーブイエー)」よりもさらに55%も軽量化し、優れたクッション性を持った素材。

実は「軽量化」と「クッション性」の両立はけっこうムズカシイ。樹脂は軽くすることはできるのだが、その分柔らかくなりすぎて、つぶれやすくなってしまう。つまり、強度がなくなるということは、走った時の衝撃を緩衝できなくなってしまうということ。

そこで、アシックスは「軽量化」と「クッション性」の両立という難題をクリアすべく試作を繰り返し、なんと300種類を超えるマテリアルの配合を試したという。そして3年の月日をかけて導き出したのが、樹脂の気泡の中に繊維の芯を練り込むという方法。ミクロな話だけど、その発想力はかなりビッグ!

この新技術によって、気泡がつぶれず、軽くて衝撃にも強よく、さらに耐久性にもすぐれた素材“FlyteFoam”が誕生したというわけだ。

3モデルのうち「NOOSA FF」を履いて試走してきたので報告したい。まず驚いたのがアッパーサイドのデザイン。アシックスの象徴である4本のストライプがなく、星が大胆にあしらわれている。これは……アシックスの意気込みが伝わってくるぞ!

足を入れてみるとその軽さにびっくり。走り出しも軽やかで、まさに飛ぶような走りが体験できた。

クッション性が良すぎるランニングシューズは、反発力はあるが、フニャフニャ感があって、あまり好みではなかったのだが、「NOOSA FF」はそんなことはなく、安定した走りができた。気がつくと、いつもよりスピードアップしていたかも(笑)。

かかと部のホールド感もしっかりしていて、全体のフィット感もいいし、これは長い付き合いになりそうだ。

※本ページ掲載の写真は、クリックすると拡大してご覧いただけます。


「NOOSA FF」価格1万4580円
アッパーは通気性に優れたメッシュを使用し、靴底にはもみ殻を添加して、濡れた路面でもグリップ力が高い素材「ウェットグリップラバースポンジ」を採用している。日々のトレーニングに最適なモデル。約250g


「GEL-DS TRAINER 22」価格1万2960円
靴底前部の中央にウレタン製の突起を配して、蹴り出しのグリップ性を高め、路面をしっかりとらえる。オーバープレネーションを抑えるため、土踏まずの内側に高硬度の素材を配して安定感を高めたモデル。サブ4を狙うランナー向け。約225g


「DynaFlyte」価格1万4580円
ミッドソール全体に「FlyteFoam」を採用することで、足が自然に前に出やすくなるなど、スピードを出しやすいモデル。LSDから早いペースのトレーニングまで対応。約270g