#242 軽自動車専用タイヤを試乗体験

文/小野正章(モノ・マガジン編集部)

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ブリヂストンから試乗会のお知らせが来た。もちろんクルマではない。自転車でもない。新作タイヤの試乗会だ。これは滅多にない機会!ということで、自動車に詳しいライター氏とともに参加させていただいた。

今回発表されたのは、軽自動車専用に開発された高級タイヤとのこと。軽自動車のクオリティが格段にアップしたことや税率の軽減などで、このところ軽自動車への買い替え需要がかなり高まっている。そこで、ブリヂストンは軽用の専用チューニングを施した新作を開発し、自社の高級ブランド「REGNO」から発表したのである。

リリースによれば、この新作タイヤ「GR-Reggera」は、「REGNO」で培ったサイレントテクノロジーを初めて軽自動車向けに応用し、これによって街乗りはもちろん、高速走行や荒れた道でも、さまざま速度域でのノイズ抑制に成功したという。

また、操縦安定性や摩耗の軽減と均等化(小回りやハンドルの据え切りによる偏った摩耗がかなり多いらしい)、さらには濡れた路面での滑りにくさも実現したとのことだ。

試乗会では、まず初めにブリヂストン社員の方の運転(筆者は後部座席)による体験デモが行われた。最初に通常タイヤで走行し、次に専用タイヤでの乗り心地の比較だ。試乗の場所がお台場ということもあって、さほど道路は荒れていない。だが、通常タイヤでは道路の継ぎ目継ぎ目でそれなりの振動が伝わってくる。

次に専用タイヤはというと……、正直、いまひとつ違いが判らない。※ちなみにライター氏によると専用タイヤの方が静粛性が高いとのこと。対して筆者の感想は、通常タイヤでも全然OK!

さて、次は自ら運転してそれぞれの乗り心地を確かめることになった。最初は通常タイヤ、そして専用タイヤ……。すると明確な違いがあることに気付いた。専用タイヤの方が明らかに衝撃の吸収性が高く、継ぎ目の振動が後を引かないのだ。言葉で表すと、前者が“ガッタ―ン”、後者が“ガタッ”。

何というか、まるで高級車に乗っている感覚というのだろうか。さらにレインボーブリッジのループをややオーバ―スピードで走行しても、タイヤと路面の吸い付きが良く、まるで不安を感じない。これはスゴイ!というのが実際に運転してみての感想だ。

今回の試乗では濡れた路面での走行はかなわなかったが、その実力は十分に体験できた。

最後に年齢がわかる『わたスキ』の名セリフに引っ掛けて締めてみたい。
「このタイヤでなら、行けると思う」

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ブリヂストンの独自技術により、タイヤと地面の接地圧を均等化。さらに高耐摩耗ゴム採用によりウェット性能はもちろん、低燃費性能を犠牲にすることなく、ロングライフを実現した。

非対称形状・非対称パターン・高剛性トレッドの採用によって、ふらつきを抑制し、快適な乗り心地を実現。 またパワーサイド構造を採用することで重心が高く、ふらつきやすい傾向があるトールワゴンなどのハイト系自動車にも対応した。トレッド面には初代REGNO以来というロゴタイプが刻まれている。

「165/55R15 75V」価格 1万7820円
「165/55R14 72V」価格1万6308円
「155/65R14 75H」価格1万3500円
【問】ブリヂストンお客様相談室 TEL:0120-39-2936