[#202] きれいな水で部屋中を潤す、静かなるダイソン

文/和田史子(モノ・マガジン編集部)

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言わずと知れたサイクロン式掃除機のパイオニア、ダイソン。
先日、約16年もの開発期間をかけ完成させた 「ダイソン 360 Eye ロボット掃除機」を、満を持して発表したことは記憶に新しい。そこへ10月20日、再びイノベーティブな家電を、ここ日本で先行発表した。
水に潜むバクテリアを99.9%除菌した衛生的な水で、部屋を均一に潤す 「ダイソン ハイジェニック ミスト 加湿器 AM10」である。


最大のポイントは、衛生的な水を放出するということ。ここでは、ダイソン独自の“ウルトラバイオレットクレンズ”という技術が活躍している。これが他社の加湿器と大きく異なる点なのだが、ダイソンでは、加湿するために使う水をまず、本体内で除菌してから、部屋中に送り出すのだ。そもそも多くの加湿器が内部に装備するスポンジやフィルター、タンク内の水は、バクテリアの温床になりやすい。まめに掃除をせず、そのまま使い続ければ、空気中にそのバクテリアが放出されてしまう。 そこでダイソンは、スポンジやフィルターを廃し、本体内でタンクの水にUV-Cライトを2度直接照射。部屋へ放出する前に、99.9%のバクテリアを除菌する仕組みである。

除菌された衛生的な水は、超音波によって微細なミストとなり、最大で毎時300mlで部屋中に拡散、空間を均一に潤すのだ。

ちなみに、この製品は英国の騒音防止団体から“Quiet Mark”を付与されている。実際、プレゼン中の発表会場という静かな空間でも、動作音はほとんど気にならなかった。夜間の使用にも問題はない。

今回、加湿器という製品分野には初参入となるが、本体のデザインを見てお分かりの通り、すでにダイソン製品にラインアップしていた“羽根のない扇風機”、「エアマルチプライアー」の技術を応用している。ミストを部屋中に届けるのはもちろんだが、夏になれば加湿機能を止め、扇風機として使うこともできるというわけだ。


“ウルトラバイオレットクレンズテクノロジー”を搭載する本体内。水は細い溝へと流れ、強力なUV-Cライトが直接照射されることで、3分間で99.9%のバクテリアが除菌される。その後、圧電変換室内のセラミック製振動板が、超音波で水を微細なミストへ分解する仕組み。202_img5
室温と湿度を感知する“インテリジェントサーモスタット”機能を搭載。室温が上がるほどに湿度を低くするといった、快適な室内環境を保つ。


「ダイソン ハイジェニック ミスト 加湿器 AM10」
価格:オープン(店頭参考価格63504円)
11月6日発売予定
本体サイズ:W240×H579×D222mm
本体重量:3.4kg
加湿能力:300ml/h
適用床面積:5〜8畳
本体カラー:ホワイト/シルバー、アイアン/サテンブルーリモコンを使って、10段階の風量調節、湿度設定、スリープタイマーを操作できる。スリープタイマーは、最短15分から最長9時間までの間で設定可能だ。

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