[#191] ついに登場! 新型コペン

写真・文/上岡篤(モノ・マガジン編集部)

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右が6月19日から発売が開始された「コペン ローブ」。左が今秋発売予定の「コペン X(仮称)」。

昨年の東京モーターショーでコンセプトカーがお目見えして半年過ぎ……。 その全容がなかなか明かされなかった、ダイハツの軽オープンスポーツカー 「コペン」がついに発表された。

そもそも2シーターのオープンカーというのは運転していて楽しいものだが、 コペンのそれはまた別格。軽自動車というコンパクトなボディを意のままに操れる その走行性能は、もはや感動モノ。

かなり以前に北海道で行われた試乗・撮影会に参加した時は、小樽から美瑛までブッ飛ばした記憶がある(もちろん違法なスピードではないので、念のため)。 道央自動車道を駆け抜けるのも気分が良かったが、高速を降りてからのくねった道を走るのが、本当に楽しかった。

さて、新型コペンはスポーツカーである。

そのために、骨格構造からこだわった開発がされた。フレーム構造やモノコック構造という従来の構造にこだわらない新骨格構造「D-Frame」を採用。

フロント~サイド~リア~フロアの車両全体を切れ目なくつなぐ構造とし、さらにフロア下のトンネル部やクロスメンバーなどの補強を行うことで、ボディ上下曲げ剛性が3倍、ボディねじれ剛性は1.5倍に向上したという。 加えてサスペンションやパワートレーンの専用チューニングを行うことで、操縦安定性と快適な乗り心地を実現しているのだ。

新型コペンは、自由なクルマである。

今回登場したコペンには、「ローブ」という名称が与えられている。ローブとは、衣服・衣装・服装などを表すフランス語。このローブを着るように、自由なエクステリアデザインが楽しめるという特徴がある。

その名も「DRESS FORMATION」。

新型コペンは、左右ドアを除くその多くの外板が樹脂製。クルマ全体で13個の樹脂パーツで形成されており、自分の好みによって、カラーなどを変更することが可能になっている。 普通クルマを購入する際は、カラーを選んだらそれ以降変更することは出来ない。

新型コペンでは、この13個に分割された外板を交換することが可能だ。一部を変えてアクセントをつけるもよし。極端なことを言えば、購入時と思いっきり異なるカラーのコペンに仕立てることもできる。

まずお目見えしたのは、スポーツカーしての躍動感や流麗さを表現した「コペン ローブ」。 今年秋には、新しいジャンル感、アクティブ感を演出した「コペン Xモデル」(仮称)が登場する予定。 ダイハツでは国内月販目標台数を700台と設定しているが、これを軽くオーバーする注文が入ることは必至だろう。

あ~、早く乗ってみたい!

191_02コンパクトなスポーツカーにとって、骨格剛性は非常に重要な要素。樹脂外板を用いるために、骨格のみで高い剛性を実現することが求められた。このことにより、安定した操縦性能が実現している。191_03リアフェンダーを外して、はいポーズ。ボンネットフード、トランクフード、フロント/リアバンパー、フロント/リアフェンダー、ロッカー、フューエルリッドの11部品が交換可能となっている。また、運転席/助手席パネルやオーディオクラスターなどの内装も変更可能だ。191_04初代コペンと同様、電動で開閉するルーフを継承。アナウンスでは30秒で開閉可能と言っていたが、実際に見てみると開閉だけでは20秒ほどで完了していた。ルーフクローズ時は、1泊分の荷物を余裕で積載可能だ。191_057速スーパーアクティブシフト付CVTと5速マニュアルトランスミッションを用意。CVT車は自動車取得税が免税、マニュアル車は軽減だが、操る楽しみを満喫するなら、やっぱりマニュアルかな……。191_06ダイハツ コペン ローブ
車両本体価格179万8200円(CVT)、
181万9000円(MT)
問ダイハツお客様相談室
0800-500-0182
https://copen.jp/