[#169] モーリス・レノマが放つ自身初のシグネチャーブランド

文/小野正章(モノ・マガジン編集部)

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©Maurice Renoma
モーリス・レノマ/1940年パリ生まれ。23歳のときにブティック「ホワイトハウス」をパリ16区にオープンし、彼の提唱したジャケットとジーンズの組み合によって一躍メジャーな存在となる。同店にはピカソ、ダリ、エルトン・ジョンなど著名人も足を運んだ。ファッションデザイナーとして活躍する一方、フォトグラファーとして現在も創作活動を続けている。上はセルフポートレート。

モーリス・レノマと聞いて、ピンと来る人はおそらく50代以上の方だろう。ファッション・ブランド「renoma」の創業者として同ブランドのデザインを手掛け、他方ではカメラマンとしても活躍。日本でもかつては、財布やバッグなどアクセサリーや小物のブランドとして一世を風靡し、とくに80年代には「フィッシュネットバッグ」の一大ブームを巻き起こしているのでご記憶の方もいるに違いない。そのモーリス・レノマがブランド創立50年目となった2013年、自身のシグネチャー・ブランド「Maurice Renoma」を起ち上げて、日本での本格始動を開始しているのだ。

新ブラントの第一弾として、海外に先駆け国内デビューしたのは初のウオッチ・コレクション。

直径48ミリという大型のラウンド・ケースにクラシックなローマ数字を配したラグジュアリー・ラインの「カンヌ」を始めとして、クラシック・ライン、モダン・ラインから構成されるコレクションは全33モデル(素材、カラー違いを含む)という多彩さだ。

どのモデルも使いやすいクオーツを採用し、針や文字盤、ケースなどの外装も丁寧に仕上げられていることがよくわかる。

ビジネス・シーンにぴったりの3針タイプから見やすい大型日付を搭載したモデル、そしてスポーティーなクロノグラフまで揃っているうえ、価格もきわめてリーズナブルに設定されているので、用途に合わせて複数のモデル揃えてみるのもいいだろう。

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ラグジュアリー・ラインから大型日付表示とクロノグラフを備えたブランドのフラッグシップモデル「カンヌ」のエレガントなローズゴールド・モデル。クオーツ。SS。3気圧防水。ケース径48㎜。価格3万6750円 169_03
同じくラグジュアリー・ラインの「グラース」。直径51㎜という精悍なブラック・ケースに2カウンターを搭載したクロノグラフ。湾曲したミネラルガラスで視認性を重視した。クオーツ。SS。3気圧防水。価格3万1290円 169_04
立体感にあふれたレイヤー構造の文字盤を採用したクラシック・ラインの「リヨン」のゴールド・モデル。曜日、日付のほか24時間表示針も搭載する。クオーツ。SS。3気圧防水。ケース径47㎜。価格1万9740円 169_05モダン・ラインの「リモージュ」はベーシックな3針に控えめな日付表示を組み合わせた。文字盤にはヘリンボーンを思わせる繊細なデザインを施した大人のモデル。クオーツ。SS。3気圧防水。ケース径44㎜。価格2万790円

【問】マニューバーライン
℡03-5245-3113