[#153] ホントにあったお昼寝部屋

文/本田賢一朗(モノマガジン編集部)

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スペイン有数のリゾート地アリカンテ。アリカンテから車で数十分のところにあるエルチェにピコリノス本社はある。

毎年夏に思うこと。「オレが会社を作ったならば、絶対シエスタ制度を導入する!」

今号『モノ・マガジン9‐16号』にて本社取材をした『ピコリノス』は、革のなめし工場も自社でかかえる、世界にも類を見ない靴メーカーだったのですが、福利厚生も実に魅力的だった!

昨今、かのイタリアでもシエスタという慣習がだいぶなくなってきたとか。「まったくラテン系ってやつは~」なんて苦笑いもできなくなってきたのは、ちょっと寂しいなと思っていたところ、このピコリノスにはシエスタルームが社内にあるっていうので嬉しくなっちゃいました。そうでなくっちゃ!

ほかにも社員食堂ではパエリアやサイドディッシュ、デザートもよりどりみどりで、飲み物は厨房の冷蔵庫から取り放題だし、なんだか子どもの頃夏休みに親戚が集まる家気分。お腹いっぱいになれば、取材クルーも体験取材とばかりにシエスタルームでZZZ.

世界60ヵ国以上に輸出する同社だけに、スタッフは世界中を飛び回っている。しょっちゅう海外出張があるのだから、旅行代理店のコーナーを社内に作ってしまおうとばかりに、旅行代理店のスタッフが出向くデスクも割り振られているのも面白かった。

勝手なイメージで、ラテン系は仕事はほどほどになんて思っていたら大間違い。ピコリノスのスタッフは朝の7時半から熱気あふれるミーティングを始めているんだから。

社員マネージメントの鍵は、食い気と眠気にこそあるのかも!?

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デザイン部の偉い人、フェネさんもお昼寝中。

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ランチにワインをぐいぐい勧められました。

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ジムも完備。会長はここで専属トレーナーをつけてピラティスをやっているとか。