[#149] 懐かしのミニ四駆がロボ虫の姿で復活!?

文/徳本真弓(モノ・マガジン編集部)

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1990年代前半、当時の子どもたちがはまりにはまっていたミニ四駆。オリジナリティを競って改造を重ねたモデルには皆愛着を持っていたことだろう。そんなミニ四駆全盛期をご存知の世代ならば、きっと懐かしい「TAMIYA」の純正ミニ四駆ドレスアップステッカー。カスタマイズするための独特な色味を見れば当時の記憶が蘇ってくるんじゃないだろうか。

このドレスアップステッカーを使って日々、“ヴィジュアルサンプリング”をテーマにコラージュ作品を作るアーティストの「Funny Dress-up Lab a.k.a fxdul」さんはこのほど新しい試みに挑戦している。

「Funny Dress-up Lab a.k.a fxdul」さんは作品を制作する際、得体の知れない生き物のように平面のコラージュ作品が蠢くように感じる時があるという。その都度、作品を動かしてみたいという衝動に駆られるものの、一体どうすればいいのか? そこで、ソーシャル・ロボット「Coconatch」や、フィジカル・コンピューティング・ツールキット「konashi」などを開発する「ユカイ工学」代表の青木俊介さんに相談してみたところ、小さいロボットの上にコラージュ作品を乗せて、動くようにしてしまえばいいんじゃない? という突飛なアイデアが生まれる。平面の作品を動かすならば、アニメーション化するのが一般的だが、二次元を飛び越え、三次元作品を作ることになったのだ。

「Bug Commune Collage」は、一点一点オリジナルのコラージュが施されたボディに小さなモーターのついたデバイスがついている。そのデバイスが光や音にランダムに反応することで、虫のようにこちらの意図しない方向へ蠢きだす作品だ。

まるで、思い出のミニ四駆に新たな命が吹き込まれ、別の生物になって蘇ったような錯覚に陥るこの「Bug Commune Collage」。手に入れるためには、CAMPFIREでの支援が必要。現在、協賛者を募集中だ。

CAMPFIRE  http://camp-fire.jp/projects/view/714

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「Funny Dress-up Lab a.k.a fxdul」さんの“ヴィジュアルサンプリング”コラージュ作品「F.F.F」。

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今回のプロジェクトでは100体の「Bug Commune Collage」を制作予定。

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2万4000円以上のCAMPFIREサイト内の支援で、作品一点を標本箱に入れて送ってもらえる

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右:「Funny Dress-up Lab a.k.a fxdul」さん
http://fxdu-lab.com/
左:「ユカイ工学」青木俊介さん
http://www.ux-xu.com/