[#125] サイケデリック運動

文/本田賢一朗 (モノ・マガジン編集部)

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CW-X 京都マラソン限定モデル
スタビライクス価格1万8900円

よくよく見るにつけ「変わった発想だよなー」と感服。太鼓橋など京都のモチーフを交えたサイケが充溢。腰と股関節を安定させ、身体のふらつきを軽減。テーピング原理でひざの着地衝撃を緩和する機能設計ともに下半身が沸々としてくる。3月末まで限定発売。

現在発売中の『モノ・マガジン2-16号』のランニング企画(P110「しあわせのランニング」)で、とある土曜日の朝、都内の公園へ撮影に行ったが、ものすごい数のランナーがいたことに驚いた。しかも、私設の給水所をあちこちに設け、おそろいのランシャツで軽快なピッチで通り過ぎるシリアスランナーばかり。

記事のなかでも触れてますが、やはり日本人は競技志向が強い。かく言う自分も昨年はトレランを中心に、初めてのフルマラソンなど積極的に参加して、タイムと他人の順位ばっかり気にしちゃったせい(でも、全然速くない)で、年末になる頃はちょっとツマらないなーと思っちゃったりして……。

スポーツに対して、変に生真面目、競技志向になるからこそ一過性の流行になりがちで日本のランナーが増えないという分析と嘆きがメーカーはじめ専門家筋にあるけど、そのまんまの図式に陥る自分自身を救済するための企画でもありました。

単純に身に着けて気分が上がるか。ファッションであり得るか。そんな初期衝動を突き動かすモノでありながら、製品発表が校了直前というタイミングで誌面に入れられなかったのが『CW-X(シー・ダブリュー・エックス)』の京都マラソン2013限定モデル。あの田名網敬一氏によるグラフィックデザインだ。

まさか、こういう機能性タイツが出てくるとはね! と2013年のランギアが楽しみになってくるのだけども、これで遅かったらみっともないな……などとやっぱり競技志向(≒狭義思考)。そんなのはNo! とまた走りたい。

125_02125_03125_041月17日~22日東京・青山のスパイラフガーデンで行なわれた展示会「Run&Roll」。アニメーション作品も展示され(田名網先生も来場されていて)、マラソン大会ひいてはスポーツに新しいインスピレーションを持ち込んでくれるものだった。125_05125_06【問】ワコール お客様センター ℡フリーダイヤル 0120-307-056 www.cw-x.jp