[#121] 不揃いの電池たち

文/上岡篤 (モノ・マガジン編集部)

121_01明けましておめでとうございます。

創刊31年目を迎える2013年、本年もモノ・マガジンは話題になりそうな商品、そして独自の視点で集めた商品情報を皆様にお届けしていきます。このmoWEBともども、よろしくお願い致します。

さて、新年第1回目。

年末の大掃除などで、「何となく余ってしまっている乾電池」って見つけませんでしたか? リモコン、壁掛け時計など、電池の必要本数は“偶数”のモノが多いのですが、ときどき3本必要だったりするものがあります。で、売っている乾電池は4本パックとかが多い。すると、交換時に使わなかった電池は自然と余ってしまうわけです。「この電池、いつ買ったやつだっけ?」と思慮してしまうこともあるのではないでしょうか。実際、わが家でも箱の中に余ってしまった「不揃いの電池たち」が眠っていました。

そんな、不幸にも余ってしまった乾電池を有効活用できる懐中電灯が、1月25日に発売されます。その名も、「電池がどれでもライト」。パナソニックの製品です。

ネーミングから想像できるとおり、いま一般的に流通している単1形乾電池から単4形乾電池まで、すべてのサイズの乾電池が使用できるこのライト。余ってしまった乾電池を入れておくのには最適な製品です。

聞けば、以前にも多彩な電池サイズを利用できる懐中電灯はあったとのことですが、そのときはクリプトン球を光源に使っていたため、単4形電池が使用できなかったとのこと。今回の「電池がどれでもライト」はLEDを採用しているために、当然省電力。ゆえに、単4形電池も使えるようになったのです。

ライト部を外してみると、単1形から単4形まで、それぞれのサイズの電池が入るスペースが用意されています。全サイズを入れておくのもOK。家には単3形しかないからと、1本だけ入れておいてもきちんと点灯します。点灯/消灯はライト部を回転させるのですが、入っている電池サイズのところに合わせれば点灯します。

メカ的にはとくに驚くべき点はないのですが、その発想が素晴らしいと思いません? こういう「隙間」を突いた製品って、個人的には大好きなのですが……。

いざというときには、テレビのリモコンから電池を取り出して、この「電池がどれでもライト」に入れれば懐中電灯として役立てることができます。また、シェードの工夫で、立てればランタンとしても使えるのも便利なところ。日常用としても、非常時のライトとしても便利なこの懐中電灯。家にひとつあれば、余った乾電池も少なくなっていくことでしょう。

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いま使っている「電池がどれでもライト」には、単1形、単2形、単3形の乾電池を入れています。ひとつは単1形のスペーサーを入れています。「同じ形を揃えなくてもいい」という気楽さがあります。

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単1形から単4形まで、それぞれのサイズのマーキングがあります。ライト部を回転させて、入っている電池サイズと本体の印を合わせれば点灯する仕組み。「OFF」の印も多いので、グルッと1回転近くさせなくても消灯できます。

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単1形電池のほうが容量は大きいので、当然使用可能時間も多くなります。でも、単4型電池を使ったからといって暗いというわけではありません。LED光源を採用するメリットは、こんなところにもあるのです。乾電池だけでなく、充電池も使用可能です。

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余談。年明け出社初日、編集部の徳ちゃんが帰省の際に買ってきてくれた「明石もなか めで鯛もなか」をいただきました。新年早々明るい気分になります。はみ出すほど詰まったこしあんが、なめらかかつ程好い甘さですごい美味。明石の老舗銘菓店「藤江屋分大」の名物だとか。2ヶ入り367円~。

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パナソニック
「電池がどれでもライト」BF-BM10
2013年1月25日発売
レッド/ホワイトの2カラー
大きさ:高さ12.5×幅13.5×奥行8cm
質量:約230g(乾電池EVOLTA単3形1本を入れた場合の質量)
使用電池:単1形~単4形電池いずれか1本
オープン価格(想定価格2000円前後)
http://panasonic.jp/battery/flashlight/