[#112]ベーカリーで「そば」!

写真・文/上岡篤(モノ・マガジン編集部)

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美味しそうなお蕎麦


さまざまなパンが自宅で作れるホームベーカリー。パンが作れるのは当たり前の話なのだが、最近では麺の生地も作れる(こねられる)機種も登場している。

「そば生地が作れるホームベーカリー、体験してみませんか?」というお誘いを受け、やってきたのが象印のホームベーカリー記者セミナー。場所は京橋の明治屋本店7階にある「明治屋クッキングスクール」と、なかなか本格的だ。

その「そば生地」づくりに使用するのが、新発売のホームベーカリー、BB‐KW10型。

イーストなどを入れて発酵させて焼き上げるパンと違い、そば生地づくりに用意するのはそば粉、小麦粉、そして水と至ってシンプル。この3つをホームベーカリー内部のケースに入れ、そば生地を作るコースを選択してスタートボタンを押せば、15分後にそば生地が出来上がってしまうという、その作業も至ってシンプルと言える。

な~んだ、そば作りって楽勝! と思ったのが甘かった。このままでは「そばがき」であり「そば」ではない。これを麺にしていく作業、つまり、延ばして切る作業が結構大変なのだ。

「出来れば2mm幅くらいで等間隔に……」なんて言われるけど、これが至難の業。でも、同行したライター・コヤマタカヒロ氏は結構器用に切っていく。さすがはPCから白物家電まで幅広くこなすライター。そんな彼はモノ・マガジン内の連載記事「家電生活」でレポートすべく、パナソニックのホームベーカリーを自宅で試用しています(とくに関係なし)。

これまでそば生地を作るためには、そば粉と小麦粉を均一に混ぜる(二八そばの場合)難しさ、そしてお湯を入れるタイミングなど、ハードルが高い作業の連続だった。それが、この象印のホームベーカリーを使うと、単に材料を入れるだけでそば生地を作ってくれる。

その後の「延ばし」そして「切り」の作業が不要になるわけではないのだが、工程の一部分でも機械がやってくれることで、そば打ちやってみよう! という意欲も湧くのではないだろうか。

そばは「3たて」が重要と言われる。その3つとは「挽きたて」「打ちたて」そして「茹でたて」。さすがに挽きたては自分でできる作業ではないが、「打ちたて」「茹でたて」は自らの工夫で向上する作業。それにひと役買うのが、この象印のホームベーカリーなのだ。

明治屋クッキングスクール
場所は明治屋の7階にある「明治屋クッキングスクール」。あの伝統ある建物の中に、こんなスペースが広がっているとは驚き。調理の模様が生徒にわかりやすいように、ミラーが取り付けられている。すごい工夫だ。

ホームベーカリー
用意する材料。そば粉、小麦粉、水と至ってシンプル。ちなみにこのホームベーカリーでは、純そば粉(十割)そばの生地は作れない。小麦粉が“つなぎ”の役目を果たすからだ。

そば生地モード
メニュー番号16番がそば生地を作るモード。ピピッと本体のボタンを押して、最後にスタートを押せばよし。あとは15分待つだけ。

そば作り
出来上がった生地を延ばし、切る作業がそば作りにはどうしても必要。これはさすがに機械任せに出来ないので、人の手による作業になる。始めは戸惑うが、慣れてくると麺の幅も均一に切れるようになってくる。それでも不揃いなのは、ご愛嬌!

自動ホームベーカリー「パンくらぶ」BB-KW10
本格パンやアレンジパン、麺生地などさまざまなメニューが作れる「ホームメイドコース」を搭載。そのほか、手作りジャムが作れる「ジャムメニュー」、簡単にケーキが作れる「ケーキメニュー」、米粉を使用した「米粉パンメニュー」など、その多彩さが魅力。自動ホームベーカリー「パンくらぶ」BB-KW10。価格3万9800円。

【問】象印マホービン