[#89]全部録れると、何が変わる!?

文・宮崎晋之介/モノ・マガジン編集部

moweb

main

便利だな、というアイテムは毎月のように紹介しているけど、「自分の中の何かが変わる」ようなアイテムは、なかなかお目にかかれない。今回紹介する“ゼン録”レコーダー『DVR-Z8』は、自分の中の「何か」を変えてしまう、まさにそんなアイテムだ。

“ゼン録”の名が示す通り、これは「地上波すべてのチャンネル(最大8チャンネル)の番組を、最大1週間自動的に「全部」録ってくれるレコーダーだ。
 
「全チャンネル録ったって、そんなに観られないし…」と思ったアナタ、そんなアナタのためにこそ(なんだか偉そう?)このゼン録があるのです。テレビがいわゆる「地上波」だけでなく、BS、CS、DVD,BD、ゲームにオンデマンド…と色々なものを映し出すようになって、“(地上波の)テレビを観なくなった”という話を聞きます。

本当に観たいものは録画するけど、結局どんな番組がやっているかも知らないし…、と日ごろ忙しい人のテレビとのかかわり方って、そんな感じになっていたのではないでしょうか。かくいう編集ミヤザキもそうでした。

ところが、「ゼン録」を使ってみると、“観なくなった”地上波が別のものになってくるのです。わかりやすくえば、過去1週間の番組表にあるもの、すべてが今すぐ観られる番組になるのです。

そうなると、今まで放送していることの気付かなかった番組が、思いのほか数多くやっていることに気付きます。思いがけない番組が面白かったり、新たな発見があること請け合いです。またネットなどで話題となった発言なども、すぐに観られます。

また、“わざわざ録画しない”報道やバラエティー系もおススメ。昼間テレビを観ない(観られない)人は、その日の出来事をウェブのニュースか夜のテレビ、翌朝の新聞などで知る、ことがほとんどでしょう。ところが、まさにそのことが起きている時“今入ってきた情報です!”的なニュースはひと味違う。

この「ゼン録」、録画番組を観ているときにチャンネルボタンを押すと、同じ時間の他チャンネルの番組を観られるのです。まさにタイムスリップして、放送中の番組を直接観ている感覚。情報がチャンネルによって錯綜しているところなんかも、臨場感あり。

しっかり保存して観たいものは専用領域で録画して、外付けHDDなどで保存できます。またゼン録で録った番組を専用領域に移して、保存しておくことも可能。保存版は高画質、「ゼン録」は低画質か標準画質モードで、というのが正しい使い方ではないでしょうか。

このゼン録を使い続けていると、自分の中のテレビに対する感覚が変わってきます。本当の意味での「タイムシフト」というか、テレビの後ろにすでに大量の映像ライブラリーが入っている感覚というか…。ある意味これなしではいれらなくなってしまいそうな“キケン”なアイテムです。

img001同時についてくる「miniB-CAS」カードは9枚。8枚はメイン写真のよう前面にさして「ゼン録」用。1枚は専用領域への予約録画用だ。

img002いわば番組表がそのまま録画番組一覧だ。ここからセレクトしてすぐに観始められる。ジャンル別リストなどからも番組選択可能。低画質モードでは最大8チャンネルの番組を8日間観られる。何も操作しなくても古い番組から順番に消えていくので手間いらず。

img003設定方法も簡単で、すぐ使い始められる。(miniB-CASカードを9枚さすのは、なんとも不思議な感じだが…)。価格9万9800 円(バッファローダイレクト価格)。
【問】バッファロー℡050-3163-1825
http://buffalo.jp/