[#72]登りました!

写真&文・上岡 篤/モノ・マガジン編集部

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11月27日。慣れないヘルメットを持参し向かった先は……開業に向け仕上げ作業急ピッチの東京スカイツリー!今回は、東京スカイツリーを中心とした「東京スカイツリータウン」の取材撮影会。何でも、古くからある東京の“下町”をアレンジした「新下町流」流儀の商業施設、東京ソラマチの工事進捗状況、最寄り駅の押上駅、あるいは東京スカイツリー駅(現・業平橋駅)からの、東京スカイツリーへの動線を見てもらおう、という内容です。

まずは、東京ソラマチ。内部はまだ建設中(当然か)。ただ、中を歩いてその完成を予想してみると、単に新しいという印象だけではなく、どことなく、この東京スカイツリータウンが、以前あった街の趣をうまく取り入れている気がします。

例えば、商業施設のレンガ積みの壁。東京スカイツリータウンが建設されている場所は、もともと東武鉄道の貨物ヤードだったところ。ゆえに、その面影を残すためにあえてレンガ積みの壁にしたとのこと。また、床面のところどころには、貨物ヤード時代に使われていたレールをスライスして埋め込んであります。最近開業した大型商業施設が、どちらかといえば女性向けの、キレイにまとめられた空間を演出しているのとはちょっと違う、ホッとする空間。当時の様子を思い浮かべながら歩いてみるのもいいのではないでしょうか。

その他、いろいろと見学させてもらいましたが、やはり締めはアソコですよ、あそこ。これがあるから参加したようなもので……(すみません!)。エレベーターに乗ったとたんに急加速。完成時にはわずか1分足らずで着いてしまうという、地上350mの東京スカイツリー、第1展望台。当日は結構雲も多く、しかもこの時期、陽が暮れるのが早いんです。早く、早く、と急いていた気の先に待ち受けていた景色は!

オッ、富士山が遠くに! あれ、新宿の高層ビル群? 隅田川ってこんな流れになっているんだね。海側に見えるのは、もしかして東京ディズニーランド? と、すみません文字実況。

来年5月22日の開業予定ですが、開業から1ヵ月半ほどは完全予約制になるとのこと。第1展望台(地上350m)、第2展望台(地上450m)、両方入場すると合わせて3000円の料金は、安いと考えるか、高いと考えるか?

まぁ、開業からしばらくはチョパニ(超パニック)状態でしょうから、落ち着いた頃に行くのがいいかもしれません。

img001東京ソラマチ内、商業スペースフロアの壁。貨物ヤードだったこの地に思いを馳せるべく、あえてレンガ積みにしている。ちなみに弧を描いているのは、この壁の向こうが東京スカイツリーの芯(中心部)であるため。

img0024階に広がる交流広場。ここから上を見上げると、東京スカイツリーの「そり」と「むくり」を実感できる。当日は東京スカイツリーのオフィシャルキャラクター、「ソラカラちゃん」が出迎えてくれたぞ。

img003遠景の写真を載せてしまうと、皆さんに「この目で見るんだから載せるなーッ!」と言われそうなので、真下に広がる景色を。ちなみに、下に見えるビルがオフィス棟。業平橋駅の留置線に止まっているのが、東武が誇る特急電車、スペーシア。小さい!