[#67]ニッポン文学の心に響く物語をニッポンの暮らしの中で!「文學堂」デビュー

文・松崎薫子/モノ・マガジン編集部

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『坊ちゃん』の夏目漱石、『羅生門』の芥川龍之介、『人間失格』の太宰治、『銀河鉄道の夜』の宮澤賢治、『白痴』の坂口安吾。学生時代に夢中で読んだ、なんて人も多いのでは? 言わずとしれた、時代を超えて愛される日本を代表する文豪たちである。そんな文豪達の書き綴った物語をステーショナリーなどの暮らしアイテムとして商品化したのが、今秋デビューの文學堂(ぶんがくどう)だ。

作ったのは、私が携わっているインテリアムック『LORO』(ろろ)のデザイン&アートディレクションをつとめるスリーミン・グラフィック・アソシエイツだ。雑誌もブックデザインで印象が大きく変わるが、センス抜群なので本当にいつも助けられている。読者目線の読みやすさは考慮しながらも、そのレイアウトは秀逸。その仕事っぷりは、もちろんこの文學堂にも見て取れる。

物語の登場人物や印象的な場面を、心象風景などを、ときに刺激的に、ときに大胆に、ときに繊細に、ときにポップに、ときにモダンな世界観でデザインしたという。

そんな文學堂、第一回目は昭和を代表する文豪、太宰治だ。『人間失格』のモチーフはなんとも言えないお地蔵さまのような表情のお顔、『走れメロス』はすんごい勢いで走っている人、『ヴィヨンの妻』は無数の下駄……という具合。これらが和綴じノートや筒型ペンケース、鉛筆、消しゴム、足袋ソックス、缶バッジなどに!

んん、さすがスリーミン! 知的好奇心もくすぐるのがポイントだ。あ~、どれにしようかな。すんごい走ってるメロス、やっぱり気になるなあ。ぜひみなさんもマイフェイバリットを探してみて!

そうそう、インテリアムックの『LORO』(ろろ)、11月30日発売なので、合わせてよろしくお願いしま~す(笑)

img001和綴じノート
単行本サイズ135×195㎜/200ページ 893円~945円
文庫本サイズ105×151㎜/160ページ 683円~735円

img002筒型ペンケース 各630円

img003文庫本型ケースに入った足袋ソックス(ぶんがくつした) 各1260円

【問】スリーミン・グラフィック・アソシエイツ 
℡075-744-0230
http://www.bungakudo.com