[#33]「有」ることを「無」いことに

文・上岡篤/モノ・マガジン編集部

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「有ることを無いことに」なんて書くと、何となくインチキ臭く聞こえてしまうが、そうではなく、無線アクセスポイントの話。

いま発売している号(2月16日号)の「無線LAN&Wi-Fi」という特集。以前は無線LANなんてパソコンをつなぐ程度だったが、いまではゲーム機からスマートフォンまで、さまざまなモノが無線LANを利用できるようになっている。

何が便利なのか。それは、わずらわしいケーブルを用いることなく、高速でデータのやりとりができる、これに尽きる。家でも無線LAN環境を構築しているが、おかげでケーブルの本数がずいぶん減った。

特集の中ではサラッとしか取り上げなかったのだが、ロジテックから発売されている小型の無線アクセスポイント「LAN-W150N」。外形寸法は幅70mm、奥行き56mm、高さ13mm、質量はわずか35gというコンパクトさがウリだ。

ホテルに宿泊すると「高速インターネット無料」というウリ文句を見るが、その多くがLANケーブルが壁やデスクから出ていて、パソコンのLANポートに接続して使うタイプだ。ということは、LANポートがなく、無線LANしか使うことのできないゲーム機やiPad(Wi-Fiモデル)などは、すぐそこにまで高速インターネットが来ていながら何もすることができない。これでは宝の持ち腐れなのだ。

この無線アクセスポイントは、壁やデスクから出ているLANケーブルを本機の「WAN」ポートに挿すだけ。すると、「有」るものを「無」いことに、簡単に無線LAN環境ができ上がってしまうのだ。これで、ゲーム機もiPadもインターネットにアクセスすることができるようになる。めでたしめでたし。

無線アクセスポイントの電源は、ACアダプター経由でもOKなのだが、パソコンのUSB端子とケーブルをつなぐだけでもOK。これでアダプターの数もひとつ減るので、できるだけ荷物を身軽にしたいときにもうってつけなのである。

簡単、コンパクト。国内・海外問わず出張の多い人にはぜひおすすめしたい。私も出張の際には忘れずに持って行こっと!(そんなに出張があるわけじゃないんだが)

sabu01小誌とのサイズ比較。ちなみに小誌のサイズは縦28.4cm、幅21cm。これだけコンパクトなら、カバンの隙間にポイッと入れることができる。

sabu02部屋にあるLANケーブルをつなぐWAN端子のほか、LAN端子も1ポート搭載。スピード重視のパソコンには、LANケーブルでつなぐことも可能だ。

sabu03ロジテック 無線アクセスポイント LAN-W150NLIPB(ブラック)/ LAN-W150NLIPW(ホワイト)。802.11b/g/準拠。11n技術を用いているため、11n対応子機接続時は最大150Mbpsでのデータ転送が可能だ。実勢価格3580円。
【問】ロジテックネットワークサポート
℡0570-050-060