[#17]ガラスケース内にはお宝が。そこに居並ぶ顔は行く度に違う!

文・本田賢一朗/モノ・マガジン編集部

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9月24日発売された『monoスペシャル スニーカー・クラブ・マガジン』大好評発売中!です。

ヴィンテージスニーカーと最新製品を織り交ぜた趣きにするにあたり多くの知恵と商品協力をいただいたのが、下北沢のショップ「SOMA」さん。

今や、質量ともにヴィンテージが一同に揃うお店を東京で、となると結構少なく、というかほぼ皆無なので、まず何か欲しいと思った際には必ずチェックすべきヴィンテージスニーカー・パワースポットだ。

店長徳永さんのブログにも入荷状況などは随時アップされているし、ブログには上がらない貴重品も店頭にあって、フリークにも信頼が厚い。。

取材撮影が本格始動する前に企画のことを話すと「取材の頃までには、珍しいモノ揃えておきます」と、後日訪れてみれば、ナイキのショット&ディスカスはあるわ、ジョーダンの赤黒はあるわ、スタンスミスの白黒はあるわ、B.F.グッドリッチはあるわ……の有言実行力。いつ行っても陳列棚に驚かされる。紙幅の都合上、撮影したものの掲載できてないレア・モノが多く、ホントごめんなさい!

その一部を番外編的に。

ナイキ「バミューダ」は’80年代以降のランニングシューズのひな形ともいえるモデル。メッシュ、ナイロン、スエードの素材を組み合わせたアッパーは’80年代を目前とするスポーツシューズには未踏の領域だったし、ヴァリアブル・ワイズ・システム(Variable Wise System)というシューホールをジグザグに配置することでヒモの縛り方を多様にしたことは、機能性はもとよりスニーカーのはき方を楽しむのにも大きく影響を与えたとされている。

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写真・左はアメリカ製で、右が台湾製とのことだが、生産国違いが平然と揃うのも、すごいわけで……。『スニーカー~』のインタビューを受けて頂いた方々も口を揃えて言っていたが、’70年代後半初めて目にしたナイキの衝撃は、来たる明るい未来をギラギラと予感させたのだろう。ナイキに限らず、時代を変えうる使命を帯びて登場したスニーカー達は生涯現役というわけだ。

img001左・ナイキ『ショット&ディスカス』/ナイキ初の円盤投げなど投てき種目向けシューズ。この時期でスウッシュもスエードというのも貴重。1974年。日本製のみしか存在しない。右・ナイキ『レザーコルテッツ』/定番のコルテッツだが、こちらはブラジル製。ブラジル生産というのはコルテッツでしか見られないのだとか。

img003ニューバランスさんも驚いていたNBのアウトドアシューズの元祖「H710」は、ムック掲載、発売後間もなく即売とのこと。お借りしていた資料を返却しにお店に伺った時には、すでにサイズ違いが入荷。購入希望者は待ち状態で、早速下見予約が入っているとか。

imgシレっと凄いモノを出してくる店長・徳永勝文さん。カナダで庭師をやっていたこともあるという面白い経歴。

【問】SOMA
東京都世田谷区代田2-12-2ミナナミコーポ102
℡03-5430-0307
営業時間14時~20時

SM_H1.indd『スニーカー・クラブ・マガジン』。ニューモデルを中心に、その原型となったヴィンテージスニーカーなど500足超。泣く泣く落としたブツもあり、正直、もっとページ数が欲しかった……。