うず巻き続けて半世紀。ミニスナックゴールド50年目のちょい大変革

渦巻き続けて半世紀。ミニスナックゴールド50年目のちょい大変革
見た目は不変だが日本人の好みの変化に対応してきた。たとえば食感は当初の「引きの強いもの」から現在は「歯切れのよいもの」に。これがロングセラーの秘訣だ。

故郷の友人のような菓子パン「おまえ、変わらないな」「お互いにな」……そんな旧友のようなヤマザキの菓子パン「ミニスナックゴールド」(以下MSG)が誕生50年を迎え【香ばしさ、歯切れの良さ】をUPさせるべくリニーュアルを実施。

美味しさに磨きがかかけられたのだが、本稿では歴史探訪といこう……MSGとは〝金メダル級大ヒット〟を祈願しての命名であり、その狙いは見事的中、現在に至る定番となったワケだが、デカいのになぜ「ミニ」なのかという難問は残る。そこでヤマザキに聞いた。

①1968年に関東で「スナックゴールド」発売

②次いで関西でサイズを落とし「MSG」発売

③1970年6月に両者を統一することとなり、その際「名前はミニだが、サイズは大」=現在の姿になったらしい。「資料が現存せず理由は不明」(ヤマザキ広報部)というが、「サイズがミニ」にならなくて良かった~。

今号「熱中狂時代」の特集を読みながらパクつきたいMSGは、菓子パン界の鉄人です。なおMSGの直近の平均出荷数は約9万個/日、2018年度の総出荷数は約3500万個で同社菓子パン売上TOP10の常連だという。

ミニスナックゴールド 成形   ミニスナックゴールド 焼成   ミニスナックゴールド アイシング

成形(写真左):ベテランスタッフが22回ねじってから3回半巻いて成型する。人のワザなのですね。
焼成(写真中央):オーブンを230℃、220℃、焼き色付けの3つのブロックに分けて丁寧に焼き上げる。
アイシング(写真右):シャワーのように降り注ぐ線状のアイシングがデザインと美味しさの仕上げ工程だ。

山崎製パン
ミニスナックゴールド
価格オープン(実勢130円前後)
1968年発売開始。現在なお、ヤマザキの菓子パンベストヒット・ベスト10に入るロングット商品。

■ お問い合わせ ■
山崎製パン
フリーダイヤル 0120-811-114

文/モノ・マガジン編集部
mono 2019年3-2号掲載